良いなと思った家や内装、家具など」カテゴリーアーカイブ

【玄関にも遊び心】DIYで作ったシンプルな住居表示板



こういう住居表示、前々からちょっと良いなと思ってたんです。

DIYで作った住居表示板

 

アメリカって、住所の表示が”1234 XX-drive”とかなってるじゃないですか。これって、「xx通りの1234軒目」みたいな住所を、その「1234軒目」の部分だけで表示しているわけですけれど(詳細は適当ですが)、シンプルで、その割には、「その数字をどう表示するか」というところに各家ごとのこだわりのようなものが織り込まれてたりして、ちょっと面白いかなと。

 

ちなみにこちらの住居表示板はDIYで作ったものなんだそうで。

アメリカの住居表示板をDIY

ベースとなる板の上にニスを塗った横板を張って、その上に数字のプレートを貼り付けるだけ。簡単ですけれど、自分の好みに合わせてどんなバリエーションでも作ることができますし、掛け替えるのも楽そうですから、日曜大工で定期的に作りなおしてみたりするのも楽しそうです。

 

DIYで作った住居表示板の取り付けられた玄関ポーチの柱

ポーチの柱に住居表示板のある玄関

これをちょっと真似して、日本でも、例えば住所が「千代田区外神田2-34-5」だったら、「千代田区外神田」は表示しなくてもどうせわかるだろうから、単に”2345”と貼り付けてみたりしたらどうかな、とか思いまして。

でも、日本の場合は表示板の設置方法が「街区方式による住居表示の実施基準」というので定めらちゃってるので、勝手にこういうことすると(多分)怒られちゃうんですよね…。正規の表示板はルール通りに設置しておいて、それ以外にこれを設置するんだったら大丈夫なんでしょうかね?

※本ブログには、住居表示に関する各種のルールを破ることを推奨したり助長する意図はございません。今回のポストを参考にして住居表示板のDIYなどをされる場合にも、各種条例や法律に照らして問題が無いかをご確認の上、ご自身の判断で実施していただけますようお願いいたします。

( via 4MEN1LADY )

【ニーズに合わせて組み合わせ】可愛らしくて実用的な陶器製のストーブ ”Stack Stove”



暖炉も当然素敵ですけれど、こういうストーブも良いですよね。

陶器製のストーブ スタック オーク材の足の「スタック・ウッド」

そろそろ汗ばむほどの陽気な日も珍しくないこの時期、ちょっと(かなり?)季節外れな感は否めませんが、発見してしまったものは仕方がないということで、ご紹介させていただきたいと思います。

 

こちら、イタリア製の”StackStove”という陶器製のストーブなんですが、このなんとも可愛らしい独特のデザインが素敵かなと。

陶器製のストーブ スタック 色々なタイプ

円形と四角形の2種類の形状の本体と3種類の足、その上に乗せる放射孔のついた上部筐体を、お好みの色で選択して組み合わせることができるようになってます。

 

円形の黒いボディに普通の足の組み合わせ。

陶器製のストーブ スタック 足もセラミックの足の「スタック・スリム」

 

四角いボディにオーク材の足。

陶器製のストーブ スタック 四角いタイプcubi

 

薪などを置いておける、サイドテーブル付きの足を選択することも出来ます。

陶器製のストーブ スタック サイドテーブル付きの足

 

ぱっと見、高さ5〜60cmの、オーブントースターとか電子レンジくらいの大きさなのかと思いきや、高さ1m強×幅(直径)60cm前後とのことですので、洗濯機とかそういった大物家電の類くらいの、結構な大きさのものです。

陶器製のストーブ スタックのサイズ感 結構大きい1

 

こちらは四角いタイプの上部に鉄板を配置した「クッキングスタック」というタイプ。

陶器製のストーブ スタック 上部にクッキングプレート

ストーブの上でお料理できちゃいます。

 

暖房能力は、四角いタイプが22坪=44畳、円形の28坪=56畳とのことですから、家の作りにもよるとは思いますが、一般的なご家庭ならばリビング・ダイニング・キッチン+αくらいのスペースまで、これ1台で十分賄えるレベルの出力かなと。

上部に「ヒートエクスチェンジャー」と呼ばれる筐体をさらにもう一段追加することで、約12.5%出力を上げることもできるようになってます。

陶器製のストーブ スタックにヒートエクスチェンジャーを積み重ねる

陶器製のストーブ スタックのサイズ感 結構大きい2 ヒートエクスチェンジャーあり

これはちょっとおもしろいアイディアかも。陶器製のシンプルな筐体だからこそ、こういう自由な組み合わせに柔軟に対応することができるんでしょうね。

 

同素材の陶器製のキューブを積み重ねたものの内部にラジエターを埋め込んだ「サーモスタック」というオプションも用意されてまして、これを導入することで複数の熱源を配置することも可能です。

陶器製のストーブ スタックのラジエーター サーモスタック

こちらの「サーモスタック」は、既存のセントラルヒーティングの熱交換システムとも接続可能で、このストーブを使って家全体を温めるようにすることもできるんだそうで。

「自宅で炎を楽しむ」という暖炉的な使い方ができるのはもちろんのこととして、それに加えて、暖房器具としての性能や使い勝手という面もきちんと考えられて、いろいろなものが兼ね備えられているところが素晴らしいですよね。

 

気になるお値段ですが、もっともシンプルな作りのクッキングスタックで90万円程度、通常のタイプで120万円〜150万円程度とのこと。

決してお安くはないですけれど、でも、普通の暖炉だって本体だけで100万円くらいはするわけですし、それをビルトインしてあーだこーだして、という施工費用まで含めたら、結果的にはこちらの方が安価に導入できるかもしれないくらいかなと。

ビルトインの暖炉と違って、設置場所を移動できるという点も結構大きなメリットだと思いますしね。

 

これから暑〜い夏が来るわけですが、冬に使うものを冬に用意し始めたのでは当然間に合わないわけで、冬の記憶の残る春の終わりくらいまでにイメージを膨らませ、夏に検討を重ね、秋に導入し、冬に使う、という流れで進めてみるというのはいかがでしょうかね…?

( via StackStove )