コンパクトで居心地の良いベランダの屋外リビング



日一日と秋が深まってくる今日このごろ、皆様いかがお過ごしでしょうか。

茹だるような暑さや、昼夜を問わず襲来するやぶ蚊の姿を見かけることもめっきり少なくなり、庭やテラス、ベランダなどのアウトドアスペースで過ごすひとときが楽しみな、良い感じの季節がやって来ましたね〜。

本日は、この週末を何が何でも自宅のベランダで過ごしたくなってしまうような、皆様のDIY心くすぐりまくりの写真をご紹介させて頂きたいと思います。

 

こちらのベランダ。これはbeforeの写真でございます。

何の変哲もないベランダを屋外リビングにDIYするbefore

なんの変哲も無いと言いますか、「ナニコレ通路? 物置?」的な、この上なくパッとしないスペースなんですが……。

 

ソファを置いて、ハンモックを吊れば、あっという間に素敵な屋外リビングの出来上がりなわけでございます。

ソファとハンモックで、普通のベランダを屋外リビングに1

 

天井から吊られたグラスジャーの灯籠も、遊び心満載な感じで良いですね〜。

ベランダにぶら下げられたグラスジャーの灯籠

食品保存用の密閉容器に砂か何かを入れて、その上に蝋燭を置いてあるんですかね?

こういうのは自分でDIYした経験が無いですけれど、ちょっと考えれば、色々と面白いものが作れそうな気がします。

 

当然一杯やったりもしたいわけで、サイドテーブルもきちんと用意されてます。

ベランダに置かれたラウンドサイドテーブル

ソファとハンモックと小さなラウンドサイドテーブルのあるベランダ

 

ハンモックは流石にちょっとハードルが高そうな気がしますけど、ソファとクッション、サイドテーブルと灯籠くらいだったら、IKEAの屋外家具コーナーとファブリックコーナー、マーケットホールにある雑貨類で全部事足りちゃいそう。近所にIKEAが無かったら、リサイクルショップとホームセンターを2〜3箇所回ればそれでも大丈夫かも知れません。

 

ベランダを使わなくなった家具や道具類の置き場所にしちゃっているという贅沢なお宅のお父様お母様がいらっしゃいましたら、明日にでも粗大ごみ収拾の手続きをしつつ、週末は家族みんなでベランダを素敵な屋外リビングにDIYしてみるというのはいかがでしょうか?

( via apartment therapy )

スペースの中央の壁で仕切られたダイニング・キッチン



建物の構造上の制約から、こんな感じにスペースの中央に柱や耐力壁が出てきてしまうことって珍しくないと思うんですけれど、これって決してデメリットじゃないですよね。

耐力壁でリビングと分けられたダイニング・キッチン

広々とした大空間も悪く無いですけれど、適度に小分けされた空間って、独特の雰囲気があって落ち着けますもんね。

 

壁面には、このダイニングのようにちょっとしたディスプレイ棚を掛けてみたり、絵画、オブジェなんかを飾ってみても良いですし、配線を通しておけば照明を取り付けたりコンセントを作ることもできます。

ニッチを作ってみるという手もありますかね〜。

 

壁の向こう側はこんな感じのリビング。

耐力壁の向こうのリビング1

もしもこの壁が左右どちらかに寄せてあって、中央に2m〜2.5m程度の通路が確保されたごくごく普通のレイアウトになっていたとしたら、左右どちらかの壁に沿ってダイニングテーブル、逆の壁には収納棚があって雑貨類なんかがディスプレイされて、という感じでしょうか。正直言って面白くも何とも無いですよね。

それを、こういう風に壁の左右両方を通れる通路として確保された作りにすることで、動線も循環する形にできてスペース全体が生きてくる気がします。

 

建物の構造や、柱、耐力壁のバランスなどとの兼ね合いは最も重視すべき点の1つですし、空間の中央は家具の搬出入などに必要な経路として確保しておく必要があったりもしますから、それらに対して弊害が出るようなことは絶対に避けるべきですけれど、自然な流れの中で、建物の中央にこういった壁や柱が必要になるケースがあったら、それを無理に動かしてみようとするのではなく、そのままの形で上手に使えるレイアウトを考えてみるというのも宜しいのでは無いかと。

( via onefinestay )