こちらのキッチン、ちょっと素敵じゃないですか?
建物1階の角、庭に面したシンクの正面には大きな窓。
その脇の壁には、これでもかというくらいの大きさの、壁面いっぱいの組子入りの窓。
これだけ大きな窓が作ってあると、半屋外的ともいえるレベルの開放感がありますね〜。独特の雰囲気のある井桁状の格子デザインとの組み合わせがスゴく良い感じです。
シンク正面の窓の向こうは、庭側からはこんな感じ。
小さな棚が作りつけてありまして、庭でちょっとしたガーデンパーティをしたりするときにも色々便利に使えそうですし、家族だけだったら、ここでそのまま朝食をとったりも出来ちゃいそうです。
庭やベランダ、テラスとキッチンが隣接したようなレイアウトのお家を建てるご予定の方は、こんな感じに、キッチンと屋外環境がシームレスにつながっていけるような作りを考えて盛り込んでみると、自宅でのお外遊びがはかどって色々と面白いのでは無いかと。
( via Lesley W Graham )
外に向かう大空間と大開口のリビング・ダイニング
自宅のリビング・ダイニング・キッチンがこんなだったら、もう最高じゃないですか?
こちら、ロサンゼルス市街中心部からすぐのハモサビーチ沿いに建つビーチハウスの中の一画なんですけれど、細長な空間を通って、向こうにポッカリと大きく口を広げた大開口部に向かっていくかのようなこの作り、ちょっとあり得ないくらいに良い感じですよね〜。
これ、抜けた向こうがビーチだから、という立地的なアドバンテージも当然あってのものだとは思うんですけれど、これだけの広さの室内に柱や壁が一切出てきてないというのが最大のポイントかなと。
むき出しになった梁も良い感じ。アメリカの住宅にしては比較的コンパクト目な部類に入るリビング・ダイニングになるのかなと思いますけれど、遮るものが何も無いという点はやはり大きいですよね。
それにしても、幅が5m前後と考えても、奥行きはどう考えても10m近くはあるわけで、木造でこれだけの大スパンを確保するのってどうやってるんですかね?
木造ラーメンか、もしかすると、一見全て木造のように見えて、実は一部鉄筋コンクリートの混構造になっているとかなのかもしれませんが。
幸運にして、立地的な素晴らしさがある場所に家を建てる機会に恵まれることができたなら、こういった形で、内から外に向かって開いていくようなプランを積極的に考えてみたいものです。
( via TOMARO DESIGN GROUP )