この照明、どんな作りになってるか分かりますでしょうか?
一見すると壁に取り付けられたフラットなスタンドライト型のオブジェのようでもありますが、その割にはしっかりとデスクの上を照らせてしまっているという……。
こちら、Giles Godwin-Brownというイギリスの照明デザイナーがデザインした照明でして、実はこうなってるんです。
フレームはバーチ合板で、その中にLED照明が埋め込まれているという。
各フレームの間はステンレスのパーツで接合されてまして、本物のスタンドライトのように動かして角度を調節したりも出来るようになってます。
でも、壁に貼り付いたままじゃ、使い勝手は結局のところあまり良くないのでは?とか思ったんですが……。
ご心配無く。
こんな風に壁から飛び出してきちゃったりして。
これ、最初に見たときはデザイン的な面白さの印象が強くて、そちらばかりに目が行ってしまったんですけれど、よくよく考えてみると、限りなく省スペースでしかも倒れたりする心配も無いわけで、ものすごく合理的な作りになってますよね。
確かに普通のスタンドライトのように位置を動かしたりは出来ないですけれど、書斎のデスクのように、照らしたいエリアが予め限定できている場所だったら、これだけの可動範囲があれば十分かなと。
現在、市販品としての販売を担当してくれるメーカーを募集中とのことで、これは是非とも製品化までつなげて日本でも販売して欲しいですね〜。
ホントに日本でも買えるようになったら、自宅のダイニングのカウンターデスクの壁あたりに取り付けたいな。
( via design milk )
丁寧に作り込まれたベランダの屋外リビング
このベランダの雰囲気、良いですね〜。
屋外空間だからといって適当にやっつけず、ライムグリーンをベースにきっちりとトータルコーディネイトされてるところが素敵です。
色々な家具が置かれていて制約も多い屋内の10畳のリビングを色々頑張ってコーディネイトするのって結構大変な作業なわけですけれど、家具も用途も限定的な4畳のベランダをコーディネイトするのは、自由度も高くてやれることも沢山ありますし、少ない手間で完成度も満足度も高いスペースが作れるのでは無いかと。
それほど広々としたベランダじゃないですけれど、そこに敢えてソファを2つ入れてあるところがまた素晴らしいですよね。
これがソファ1つじゃ、そもそもメンバーが3人4人になっちゃったらベランダが使えませんし、例えば夏の夕暮れに、訪ねてきた友人と2人でベランダでちょっと一杯やろうかなんてときにも、コンパクトなソファに男同士で並んで、なんてのもちょっと気持ち悪いですしね。
その点、小さくてもソファを2つ入れておけば、例えば友人夫妻が訪ねてきたりしたときにも、ゲストには大きなソファに掛けてもらって、コチラは小さい方のソファ+椅子でも1つ持ってくれば、みんなでベランダで過ごすことができるわけで、ベランダというスペース自体の使い勝手が一気に上がってくれちゃうわけです。
大小2つで組み合わせたソファを対角線に配置してあるのもポイント高いですね〜。
こうすることでスペースに広がりが出て、一気に開放的で過ごしやすい雰囲気になってくれてますよね。
適当にやっても何とかなってしまいそうなちょっとしたスペースだからこそ、しっかりと考えて丁寧に色々と盛り込んでいくことで、気の利いたポイントがギュッと詰め込まれた最高に素敵なコンパクトスペースに仕上がってくれるのでは無いかなと。
( via Ion Decoration )