【ゆとりのためのサブ空間】2つめのコンパクトなシンク



こんな小さなシンクじゃ、実際には使いづらいんでしょうけどね…。

戸棚の色使いや水栓金物周りが随分と可愛らしくて良い感じだなとは思うんですが、一人暮らしならいざ知らず、家族で暮らしている家庭にこのサイズのシンクじゃ、いくらなんでもちょっと小さすぎますよね…。
でも、このくらいのサイズの「サブのシンク」があると、いろんな作業が随分とやり易くなるとは思います。
この写真を見てて思い出したんですが、そういえばウチの実家にもこんな感じのサブのシンクがあったんですよね。
料理って、下ごしらえや血抜き/塩抜きとかで、長い間水に晒しておく必要があるモノとかがあるじゃ無いですか。
メインのシンクでそういう作業をしてしまうと、そういう作業って長時間スペースを専有するわけで、仮にメインのシンクがそれなりにゆったりとした作りをしていたとしても、他の具材を調理したり洗い物をしたりするのにはかなり邪魔な存在になってしまうわけです。
その点、こんな感じのサブのシンクがあると、コチラのスペースにそういった作業を全部割り当てるコトができるので、かなり効率的に作業を進めることができるようになるんですよね。
お酒好きだった亡父のために、母がしょっちゅうカラスミを作ったりしていたのを思い出しました(というか、今でもたまにおすそわけをもらって、夫婦で晩酌とかしてますが…)。
家で作ったカラスミ、塩分とかも自分好みに調節出来ますし、何よりも出来立てでねっとりとしていて美味しいんですよね。
圧力鍋とか中華鍋とかの大物を洗うときにも、とりあえずの退避場所として活躍してくれますし、コレからお家を建てる方でスペース的な余裕がある方は、こんな感じのサブのシンクの設置を検討してみてはいかがでしょうか。
あ〜、出来立てのカラスミ食べたい。

【耽溺の空間】木漏れ日の差し込むデイベッドエリア



2つのベッドが置かれたこのスペース、何とも言えない柔らかい雰囲気が素晴らしいなと。
横長のハイサイドライトから差し込む浅い角度の木漏れ日のような光と、数段の階段を上った先にある3方を壁で囲まれたスペースの組み合わせが最高に良い感じです。
こんな場所にゴロリと横になりながら、のんびりと音楽を聴いたり、時間を気にせずに1日中長編小説を読み耽ったりしてみたいモノです。
自宅に落ち着ける書斎があるとか、良い感じのテラスがあるとかというのも当然幸せなことだとは思うんですけれど、こういうのを見てしまうと、究極の幸せは、時間が止まったかのように過ごせるデイベッドのあるスペースがあることだったりするのかなとか思っちゃいますね。
もしも自宅にこんな空間が作れたら本当に幸せだと思うんですけれど、正直言って僕にはちょっと早いですかね…。