ロフトのコンクリート床のリノベーション



いつか、色々な事情が許すならば、古い倉庫か何かを買って自分でリノベーションしてみたいと思ってまして…。

で、今のところそんな予定は全くないんですが、ロフトのリノベーションで、あまり見かけない様な綺麗な床に仕上げているものを見つけたので、ちょっとご紹介しておこうかと(というか、自分用のログなんですけれど)。
こちらの床、どこかのホテルのロビーにでも有りそうな、ピカピカな感じに仕上がってます。
ロフトをリノベーションした建物の床、というと、どうも「綺麗に掃除しました」という程度の、古びた床が多い気がするんですが、やる気になればここまで仕上げられるものなんですね。
手順的には、
1)弱酸性の洗浄剤で床を洗浄して、油分、水分などを取り除く。
2)コンクリートステインで床を塗っていく。
という、非常に簡単な手順の様です。
このコンクリートステインというのは、油膜を作るような塗料ではなく、コンクリートに染み込ませて化学反応によってコンクリートを染めるものなので、塗装の様に剥がれることも無く、床表面の強度的にも期待できそうです。
いつかこんな感じに、ロフトの床をツルツルに塗り上げられる日が来るといいんですが…。
Photo ©proforged

壁面に固定された作り付けの棚



こちらの壁面作り付けの棚、デザインが中々面白いと思ったのでちょっとご紹介させて頂きます。

水道の配管のようなパイプと木の棚を組み合わせて、結構大きめの作り付けの棚を作っています。
鉄のパイプと木の棚板の組み合わせの感じが中々良いです。
デザイン的にも、インテリアの一部として中々良い感じになっているのでは無いかと。
この棚、壁面に対してどのように固定しているのかが気になったんですが、そこら辺は、こちらの写真を見ていただくとよく分かると思います。
壁に対して木の板を打ち付けて、その木に対して棚のパイプを固定しています。
こういったやり方が一般的なのかどうかよくわかりませんが(というか、そもそもこんな作り付けの棚自体が一般的では無いと思いますが)、この固定方法は中々良いアイディアだな、と思いました。
木造住宅の内装によく使われる石膏ボードの場合、壁の内側に柱などの芯材になるものがある場所にしか、棚を固定することができません(またはボードアンカーなどを使えば、石膏ボードそのものに対して棚を固定することもできますが、強度的にはあまり強く無いです)。
しかし、この棚の様に、壁の中の下地のある場所に対して木材を打ち付けておいて、しっかりと固定された木材に対して棚を固定する方式にすれば、壁面のどの場所に対して棚を作りつけても、しっかりとした強度を得ることができます。
しかも、壁に対して打ち付ける木材を、自分の好みの木材、インテリアに馴染む木材を選べば、デザイン的にも面白く、いい感じに仕上げることができる、というメリットもあります。
コレは一般的な棚の固定方法としてもかなり良いアイディアだと思いますし、耐震などを目的とした棚の固定、耐震補強としても使えるアイディアだと思いますね。
僕の家も、家具の耐震固定をしたいと思っていた場所が何箇所かあるんですが、石膏ボードの下地の問題で固定ができていなかった場所があったので、このアイディアを使って耐震補強をしてみたいと思います。
Photo ©refinedbyink