リビングのコンセントの電源系統



この写真のリビング、一見なんの変哲も無い普通の「ちょっといい感じのリビング」ですが。

一つ、「おっ」と思わせられたところがありました。
それは、コンセントの電源系統です。
正直、写真を見ただけでは本当のところは判断できなかったので、僕の想像半分だと思って聞いていただきたいのですが・・・。
写真左手、テレビボードの手前あたりにある細長い物体、僕はコンセントの電源タップだと思いました。僕が思っただけで、本当は別の物体だとしたらお恥ずかしい限りなのですが、コレが電源タップだとすれば、かなり良いアイディアなのでは無いかと。
このタップ、何もささってません。
つまり、このタップは、常設のAV家電とは別の、「たまに必要となる家電」をつなぐための電源タップな訳です。
テレビボードの手前にあっても気にならない様な、デザイン的にもスッキリとしたちょっと良い目の奴を持って来ています。
ちょっとノートPCを使いたい。ちょっと掃除機を使いたい。そういったときに、テレビボードの裏側にあるコンセントまでケーブルを延ばすのは結構めんどくさいです。
場合によっては、奥から取り回したためにソファまでPCが届かない、なんてことにもなってしまうかもしれません。
しかし、こうしておけばそういった問題は全て防げる訳です。
コレを実行するためには、一つ注意が必要なことがあります。
それは、2つ縦に並んだタイプの壁コンセントで、そのうちの1つで常設側AV家電の全てをまかなおうとすると、消費電力的に問題が出る可能性がある、という点です。
最低3つの壁コンセントを用意できるエリアにテレビボードを置く、というのが一つの解決策です。
家を建てる段階でココまで考えるのであれば、タコ足的に5,6台のAV家電を一つの壁コンセントにつないでも大丈夫なコンセントを作っておく、AV家電を置くエリアには、3,4つの壁コンセントを作っておく、というのが良いかもしれません。
以上です。
想像の世界におつきあい頂きましてありがとうございました・・・。
Photo ©Sigalakos

ソファベッドのあるコンパクトなリビング



コンパクト、というほど狭くは無いかもしれませんが。

このリビング、開放感はありませんが、とても落ち着きそうです。
座り易そうな一人掛けソファとソファベッド、テーブルを置いてあるだけのコンパクトなスペースですが、すぐに手が届くこのエリアの中に、寛ぐための設備が凝縮されている感じです。
ソファベッドも重要なポイントだと思いますね。単なるソファではなく、寝ようと思ったらしっかり寝られる様な、奥行きのあるソファベッドを配しているからこそ、このスペースの懐が更に広くなっている様に思います。
家族でのんびりするのに開放感は要らないかなと(あくまで個人的感想です)。
Photo ©Markus Bollingmo