こういう折れ戸の木製の鎧戸って、独特の雰囲気があって良くないですか?
鎧戸というよりはウッドシャッターとか、そういった名前で取り扱われていることが多いんでしょうか。
ブラインドも、雰囲気のある木製のフィンのものとか、素材を色々と考えてみたりすれば色々と良いものがたくさんあるとは思うんですけれど、大きななものになってくると結構な重量になってきたりして、開けたり閉めたりがちょっと面倒くさかったりもするんですよね。
その点、こんな感じの折れ戸タイプだと、光量や視線を調節したいときにはブラインドのようにフィンを動かすだけで対応できますし、全部を開け放ちたいときには、扉と同じようにサッと簡単に全開にすることもできますので便利です。
何よりもこの独特の可愛らしい雰囲気が良いですよね〜。
まあ、ブラインドはブラインドで、上部だけを閉じて、高い位置から入ってくる外部からの視線だけを遮ったりという使い方ができるというメリットがあったりもしますので、ここらへんは、好みに加えて、取り付ける場所と用途を考えて選択していけば宜しいのではないかと。
もしかすると、こういう折れ戸のウッドシャッターを、家のエントランスの最外部や駐車場のシャッターに使ってみたりするというのも、ファサードに独特の遊び心のある雰囲気を与えつつ、家をどの程度外部へ開いた感じにするかをシチュエーションに応じて微妙な感じで調節できて、結構面白いかも。
( via VONK & VLOER )
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【空間のつなげ方】木漏れ陽とタープの下のデイベッドのあるウッドデッキの屋外リビング
庭やテラス、バルコニー、屋外リビング/ダイニングに一定以上の思い入れのある方だったら、思い切ってこんな感じの屋外スペースのある家を目指してみるというの、良いと思うんですよね。
ウッドデッキのバルコニーの屋外ダイニング。頭上の木々と、その間に張られたタープの隙間から降り注ぐ柔らかな木漏れ陽の下にデイベッド。
自宅にこんなスペースがあったらサイコーですね〜。
こちら、アメリカ西海岸 ロサンゼルス北部のイーグル・ロックの街に建つミッドセンチュリースタイルのお宅なんですけれど、このバルコニーだけじゃなく、家全体がかなり良い感じの作りになってます。
上の写真のウッドデッキスペースの上には、こんな感じのバルコニーが。
これだけでも十分に屋外スペースを楽しめちゃいそうな感じ。
このフロアの内部はこんな感じ。
壁のかなりの範囲が窓になっていて、ややもすると外から丸見えになってしまいそうな気もするところを、外部からタープで覆うことで、開放感を損なわずに外からの視線を上手に遮ってます。
タープって良いですよね。必要に応じて張ったり外したりが柔軟に出来ますから、こうやって日差しや視線を手軽にコントロールすることができます。これからお家を建てる予定の方、もしも可能なら、庭やテラスの壁、家の外壁あたりへのヒートンや丸金具の取り付けを検討しておくと、庭やテラスにタープを張るときに重宝しますし、それ以外にも後々色々なことに使えて便利ですよ。
このリビング、サイドには暖炉まで用意してあったりして。
暖炉の脇には、こんな感じの包まれ感のある寛ぎのスペース。
そこから、スキップフロア状に数段の階段を介して接続された半フロア高いスペースが、ダイニング・キッチン。
外部からリビング、ダイニング、キッチンと続く一連のスペースの緩く連なった感じ、なかなか良くないですか?
しかもこのキッチンからも、こんな感じでバルコニーに出て行くことができるようになってたりして。
こういう複線化された動線が、スペース全体に更なる奥行きと拡がりを持たせてくれてますよね。
こういう空間のつなげ方の各種アイディア、色んなところに応用してみるというのも良いと思うんですよね。例えば、都市部の狭小住宅なんかに取り入れてみても、別に広々ゆったり贅沢に、みたいな作りのお宅とは一風変わった感じで、それはそれでまた面白い感じになってくれたりするのではないかと。
( via apartment therapy )