こちらのリビングの雰囲気、ちょっと素敵じゃないですか?
コーナーにすっぽりとはまり込んだようなこじんまりとしたスペース。正面と側面に隙間なく並べられた可愛らしいフレンチ・ウィンドウのお陰で、コンパクトながらも、明るく開放的な雰囲気に仕上がってますよね。
そして、そのサイドには、こんな感じの、勾配天井下のデイベッドエリアが作ってあったりして。
こういうの、いいですね〜。休日の昼下がり、子どもたちが騒ぐ声を遠くに聞きながら、読みかけの雑誌とお気に入りの小説を片手に、のんびりごろごろとか、考えただけでも最高ですよね。
実はこちらのリビングとデイベッド、こんな感じのロフトの下に作りこまれたスペースなんです。
ロフトといっても、ご覧の通りかなりしっかりとした作り。日本の建築基準法でいうところの小屋裏収納的なスペースというよりは普通のフロアに近いイメージかもしれませんけれど、どうせ造るんだったら、思い切ってこのくらいしっかりとしたものを作ってしまったほうが、上のフロアの使い勝手も良くりますしね。
天井高めのゆったり開放的なリビングを、しっかりとしたロフトで敢えて2分割。上部はロフトとして活用、下は壁面にはたくさんの窓を作り込んで、低い天井の下の包まれるような落ち着いた雰囲気と、横から外部に抜けていく明るく開放的な雰囲気の共存するおもしろいスペースとして心ゆくまで楽しんでしまう。こういうフロアプラン、ありだと思いませんか?
うちの自宅のリビングも、リフォームか何かで手をいれるときには、こんな感じのプランも候補の1つに入れてみたい気もしますけど、こういう大掛かりなことをすると建築確認申請とかいろいろめんどうくさそうな気がしますな…。
( via ADELA PARVU )
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【隙間から漏れ入る柔らかな光】空間を緩くつなげる千本格子の扉や壁
外壁とか扉とかに、こういう木製のルーバーや格子のようなものを使うのって、ちょっと良くないですか?
見た目の美しさや、アクセント的な面白さがあるのもさることながら、機能的にもおもしろい部分がいろいろあると思うんですよね。
例えば、寝室のベランダを格子で囲うとこんな感じ。
格子の隙間から漏れ入る柔らかい光、いいですよね。風や音は通して、光と外部からの視線は適度に遮って、かと言って開放感が失われるわけでもなく。
日本でいうところの、千本格子というのによく似てますかね。
単なる平面の壁や扉だと、夏場はそれ自体が熱せられて熱を持ってしまうことにもなりますけれど、こういった格子形状であれば、そのものがヒートシンク的に放熱の機能も果たしてくれそうです。
家の入口周辺、玄関とか駐車場周りや、袖壁的なものとかに使うというのもありだと思います。
ちなみにですが、こういう跳ね上げ扉の場合には、重量が軽くなって開け閉めが楽になるというメリットもあるらしいです。
外から多少見えてしまうかも、という部分はデメリットかもしれませんけれど、基本的には内部の方が暗いですから、近づいてきて覗きこんだりしない限りはそこまでは見えなと思いますし、逆に中からも当然外の様子がうかがえて、開放感もそれなりに得られます。自宅を建てた後で、もしかしてこういうも良かったかもなと思ってたりしたんですよね。
可動式の格子戸を二つ重ねて、それを動かしてずらすことができるようにしておけば、必要に応じて格子の間隔を変えたり、完全に閉じたりもできる格子が作れちゃうかも。
空間を緩く区切ったりつなげたりできるこういうアイテム、好きなんですよね〜。これ以外にも、アイディア次第でもっといろいろな使い方ができそうな気がします。
これから自宅を建てたりリフォームしたりするご予定のある方は、格子やルーバーの導入、検討してみてはいかがでしょう?
うちの自宅も、リフォームのときには、千本格子入れてみようかな。
( via dezeen )