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ダイニング脇のクローズドなロフトベッドルーム



子供部屋を作るためのリフォーム案をご検討中のお父様/お母様、ダイニングの脇に、お一つこんなロフトはいかがでしょう?

中二階のロフトベッドルーム

「ロフト」と書きましたけれど(原文でも”LOFT”となってますけれど)、普通の固定式の階段もありますし、天井高も1.4m以上はありそうですから、日本の建築基準法でいうところの「小屋裏収納」的なものには該当せず、「中二階」という方がぴったり来そうな空間です。

 

こんな感じのダイニングの一画を区切って、上部にもうワンフロア作って、上をベッドルーム、下を色々な使途に使える多目的スペースにしてあるわけです。

ロフトのあるダイニング

 

ダイニング側から中二階の下をくぐって、ぐるりと左に回りこむと多目的スペース。

中二階の下の多目的スペース

 

その奥には、上のフロアに上がるための階段が。

中二階のロフトに上る階段

 

階段の上の中二階フロアは、ちょっと天井低めですが、大人でも何とか普通に立って歩けそうなくらいの天井高はありそうです。

中二階のロフト

窓もあって結構明るいせいか圧迫感も無さそうですし、包まれ感があってかえって落ち着けそうな気もしますね。

 

周囲がしっかりと壁で覆われたクローズドな空間になっていますので、ゲスト用のベッドルームなどにも使えそうですし、梯子で登り降りするようなスペースだと、小さなお子さん用の子供部屋などにはちょっと使えなかったり、ものの運び入れもいちいち大変だったりと、色々制限が出てきたりするわけですけれど、こういった固定式の階段があれば、普通のフロアと何ら変わらずに使うことが出来ます。

ダイニング側に面したすりガラスの壁面に小さな窓でも作って、必要に応じて開けたり閉めたりすることで、上下のフロア間のコミュニケーションを調節できるようにしたりしてみるのも面白いかも知れませんね〜。

 

冒頭でも触れましたけれど、この作りだと、「小屋裏収納」的な扱いにはできないでしょうから、容積率不足を改善するための手段にはちょっと使えなさそうですけれど、そういった目的抜きで単純にフロアや空間の使用方法という視点で捉えると、こういう作りも面白さと実用性を兼ね備えた選択肢の1つとしてはありかなと。

うちの自宅のリフォーム案候補にも忘れずに入れておかないと…。

( via RESOLUTION: 4 ARCHITECTURE )

引き戸の向こうのコンパクトなベッドルーム



この可愛らしい色違いの3枚引き戸の向こう側、どうなってると思います?

ピンクの可愛い三連引き戸

と、なんだか思わせぶりな書き方をしてしまいましたが、ドアの向こうはこんな感じのベッドルームになってます。

引き戸の向こうの和なベッドルーム

 

このベッドルーム、ちょっと良い感じじゃ無いですか?

むき出しの合板に囲まれた独特の暖かみのようなものと、ちょっと和な感じもあったりして、結構落ち着けそうな雰囲気かなと。

広さ4畳くらいといったところでしょうか。

ベッドを入れたら、かなりせせこましい感じになってしまいそうなコンパクトなスペースですけれど、こんな感じにスキップフロア状に一段高くして、床に直接マットレスを敷いてしまうのであれば、大人が2人寝るのには十分ですよね。

 

こちらのお宅、元は75平方mのだだっ広いワンルーム的なスペースでして、そこに夫婦2人で暮らしてたんだそうです。

で、ゆくゆくは子供も欲しいので、ベッドルームを2つ、できれば安価に作りたくて、というニーズに対して、合板を使ってこんな感じに室内を区切るアイディアを思いついてリフォームしてみたのが上の写真のベッドルームなんです。

なので、実はこの部屋の奥にも、左側の扉から入って行ける子供用の部屋がもう1つあったりします。

ワンルームスペースの中に合板躯体で作ったベッドルーム1

 

部屋を区切っている壁面が収納になっているので、スペースも無駄なく有効活用できてますし、ある程度は防音/断熱的な効果も望めそうですよね。

これくらい簡単な作りだと、将来的に再度レイアウト変更をしたくなったときにも、更に手を入れたり取り壊したりするのも比較的楽に出来そうですし、単に「安価に2部屋追加」というニーズにシンプルに対応したように見えて、なかなか秀逸なアイディアなのでは無いかと。

将来的な自宅のリフォームに備えて、有力候補の1つに追加しておきたいと思います。

( via CLARE COUSINS )