オーバーヘッドシャワー」タグアーカイブ

【遊び心の発揮場所】サウナとロフトのベッドルーム付きの離れ家の多目的スペース



本日は、ノルウェーの首都、オスロ郊外に建つこちらのお宅をご紹介させていただきたいと思います。

森に面したウッドデッキのテラス

緑あふれる裏庭に面したウッドデッキのテラス。これだけでも確かに素敵すぎるほどに素敵なわけですけれど、今回のポイントはこれじゃないんです。

上の写真、森の向こうに、赤茶の切妻屋根の建物があるのがお分かりになりますでしょうか? 実はこちらのお宅、もともとは手前の一軒屋にご夫婦2人で住んでたんですが、子供ができて家族が1人増え2人増え、4人家族になって、「そろそろちょっと手狭かな」と感じたこちらのお宅のお父様、幸いにして裏庭に広大な空きスペースあったので、上の写真に写っているウッドデッキのテラスを延長して、その向こうにこんな感じの離れを建てちゃったんだそうで。

テラス付きの広々としたリビング・ダイニング

建物内のメインスペースは、いろいろな用途に使えそうな、仕切りのない広いリビング。その向こうには、森につきだしたゆったりとしたバルコニー。

 

お風呂と、

オーバーヘッドシャワーのあるガラス張りの明るいバスルーム

 

そのとなりにはサウナも。

大きな窓のある、庭に面した明るいサウナルーム

外部に広がる緑を眺めながらサウナでリラックス。

 

リビングの上には、

ロフト付きの広々としたリビング・ダイニング

 

こんな感じのロフトのベッドルームまで。

大きな天窓のある勾配天井の下のロフトのベッドルーム

天井低めのこのスペースに、ベッドじゃなくて直床というところがまたいいですよね。包まれ感のようなものがあって、心地よく深い眠りにつけそうな気がします。もしも自宅にこんな場所があったら、少し固めの寝心地のいいマットレスでも探してきて、高い位置にあるこの「低さ」の中にゴロリと体を横たえる感覚を楽しんでみたいですね〜。

 

こうやって見てみると、こちらの離れは、メインの居室というよりは、家族でいろいろなことをして楽しむための「お遊びのためのスペース」という感じなんですかね。それにしてもこの作り、はっきり言って、離れというよりも、単に普通の一軒屋をもう1つ建てちゃっただけという感じだと思うんですけれど、いくら家が手狭になったからって、こういう選択肢はアリなんでしょうか…? 羨ましいこと、この上ないんですけれど…。

離れとまでは言わずとも、納屋や屋根裏、ちょっと広めのクローゼットとかでもいいですから、いろいろ使えるこんなスペース、僕の家にもぜひ1つ欲しいものです。

( via BO BEDRE )

【楽しさと可愛らしさ】窓とニッチで至るところに遊び心満載の家



こちらのお宅、窓と、家のいたるところに作られているニッチがどれもいい感じだったので、ちょっとご紹介させていただきたいと思います。

まずは書斎。

可愛らしい飾り格子小窓のある漆喰壁のコンパクトな書斎

勾配天井の下のコンパクトなスペース。漆喰の壁と、正面に作られた飾り格子小窓の組み合わせがとっても可愛らしい雰囲気を醸してくれてます。

 

続きましてベッドルーム。こちらは大小2つの観音開きの格子窓の組み合わせ。

大小2つの観音開きの飾り格子窓のあるベッドルーム

枕元の頭上に作られた小さい方の格子窓、素敵ですよね。

 

ダイニングの壁には、深く掘られたニッチの本棚。

リビングの壁面に掘られた深く大きなニッチの本棚

 

暖炉のあるリビング。上部と両脇に掘られた3つのニッチはいろいろな使い方で楽しめそうです。

暖炉とニッチと両面に大きな格子窓のあるリビング

 

バスルームには大きな天窓とオーバヘッドシャワー。もちろんニッチの小物置きもあります。

ニッチの小物置きとオーバーヘッドシャワーと天窓のあるバスルーム

窓は当然のこととして、ニッチだって、どんな家にでも必ず作れる非常にオーソドックスなアイテムなわけですけれど、それだけでもこれだけ楽しめちゃうんですよね。

この2つのアイテム、唯一にして最大の難しいポイントは、どちらも後から簡単に追加できるものではないというところ。なので、家を建てる前の段階で、その窓がそこにあったらどうなるのか、そのニッチをどこに作ったらおもしろいのか、という具体的にイメージをどこまで固めていけるのかが大切なのかなと。

まあ、実際に住んで感じたことをベースに自分でちょいちょいDIYしてくとか、リフォームの際にまとめて手をいれるとか、そういうやり方もありますけどね。

( via Lonny )