こちらのダイニング・キッチン、明るくて開放的な雰囲気が素敵じゃないですか?
キッチンはL字型。
作業スペースに余裕のあるL字型のキッチン、良いですね〜。
ダイニングと一体になったゆったりとしたスペースだからこそ、このL字型のカウンタースペースも生きてくるのかなと。
こういう完全にオープンなキッチンって、作業スペースが全部丸見えになってしまうのでキッチンを常に片付けておかなければいけないというデメリットもあるわけですけれど、逆に考えれば、否が応でも常に整理整頓を心がけさせられてしまうわけで、それはそれでメリットといえないこともないですし。
作業スペースを常にすっきりと片付けておくために大切なポイントは、やはり「収納をいかにしっかりと用意しておくか」という点だと思うんですけれど、そういった面でも、このキッチンくらいに、2面の壁面全体がほぼすべて収納スペースとして確保できていれば大丈夫そうですしね。収まるべき場所さえちゃんと用意しておいてあげれば、ものって結構自ら片付いていってくれるのかなと。
さり気なくワイン専用のラックまでビルトインされてるのも良いですね〜。
お酒のボトル類って、そのままだと重ねたりもできないので意外と場所を取って置き場に困ったりすることもあるわけですけれど、お酒をある程度召し上がるご夫婦だったら、何らかの形でこういうラックを用意しておくと、収納の省スペースにもつながって宜しいのでないかと。
こんなラックが自宅にあったら、コストコに行ったときに安くてそこそこ美味しいワインを何本かまとめ買いしておいて、毎週末といわずに、気が向いたらいつでも気軽にワインで乾杯、なんてのも素敵じゃないですか?
こちらのお宅、素敵なのはダイニング・キッチンだけじゃないんです。
キッチンの逆側にはL字型のバルコニーが隣接してまして、3m×1.4m程度の大きさの長方形に1.4m四方程度の正方形がくっついた、広さわずか4畳程度のコンパクトなバルコニーなんですけれど、こちらがまたなかなか良い感じ。
開放的でこの上なく気持ちの良い青空の下のスペースに、屋外家具のテーブルと椅子。
そして、正方形の出っ張り部にピッタリと収まるように設置された、立派なBBQグリル。
ジリジリと照りつける太陽の下、グリルから立ち上る熱気と香ばしい煙を浴びながら、キンキンに冷えたビールで一杯。サイコーじゃないですか?
家族でのんびり楽しむなら、別に広々としたバルコニーやテラスなんかなくても、このくらいのちょっとしたスペースがあればそれで十分なんですよね。
季節も良くなって来ましたし、今週末は自宅のバルコニーで家族だけでのんびりお家BBQしようかな。
( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )
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【大空間の1LDK】納屋をリノベーションしたロフトハウス
こちらのお宅、とっても素敵なんですけど。
このお宅、チェコのとある郊外に建つ納屋をリノベーションした物件なんですが、元が納屋だけあってそれほど大きな建物でもないんですが(とはいえ、日本の住宅事情で考えれば、ごくごく普通か、もしかすると、昨今の狭小住宅と比較すればかなりゆったり目の作りとさえいえるかも知れませんが)、自然の中に静かに佇むこの落ち着いた雰囲気の外観以上に、内部がまた良い感じなんです。
1階のメインスペースは仕切りの無いリビング・ダイニング・キッチン。
ダイニングエリアの壁には大きな窓。その向こうには、眼下に広がる遠くの山々と街並み。屋内に居ながらにしてこの景色を望めるというのはちょっとないですよね。
夜になったら照明を落し気味にして、遠くの街並みにポツポツと明かりの灯る夜景を見ながら家族みんなでのんびりとディナー、なんてのも素敵そうじゃないですか?
キッチンエリアは半分が壁で仕切られた半クローズドな作りになってます。
リビング・ダイニングエリアとの間の仕切りの壁には、調味料や小物類、各種道具類を収納しておくための収納スペース。
鍋や大物調理器具の類も全部まとめて引っ掛けておけるこの収納スペース、良いですね〜。
こういった嵩張る調理器具の類って、思った以上に収納するためのスペースを必要としますし、かといって、いくつも重ねて戸棚の中にしまってしまうと、使うときに取り出すのも使い終わってからしまうのもいちいち面倒くさくって、いつの間にか使わなくなっちゃったりするんですよね。
その点、こうやってキッチンの壁に引っ掛けておけるようになっていると、どこに何があるかも一目瞭然ですし、使うときにもサッと取り出せて作業もし易いのではないかと。
リビング・ダイニング・キッチンの上には、元々は干し草を保管するためのロフトだったスペースが。
リビングの端に作られたこの階段で上がります。
上階は周囲を囲うようなコの字型のフロアになっており、その中央に渡り廊下的な通路が渡された作りになってます。
リビング・ダイニングスペースの真上の一番大きなスペースがベッドルーム。
サイドには趣味のためのスペース。
この広さの一軒家にして1LDK。というか、ほぼ仕切りの無いワンルーム的な空間の使い方。程よい大きさの躯体の中に必要にして十分なものだけを詰め込んだようなこの作り、なかなか面白いですよね〜。
さすがにこの作りじゃ、夫婦2人か、せいぜい小さなお子さん1〜2人までの家族でしか使えないでしょうから、普通のお宅の一軒家プランに応用するというのはちょっと現実的じゃないかも知れませんけれど、ロフトスペースを上手に仕切るアイディアなんかと組み合わせみたら意外と面白いプランにつなげることができそうな気もします。
ただし、冷暖房の効率はものすごく悪そうですから、何にせよそのあたりのことを一番最初に考える必要はありそうですけれどね…。
( via homedit )