こちらのお宅のバルコニー、素敵じゃないですか?
良く晴れた休日のお昼間、屋外家具のキャビネットの上に置かれたBBQグリルで何かを軽く炙りながら、おもむろにスパークリングワインを開けて、なんてのも良いですね〜。
幅2.7m弱×奥行き約2m。広さわずか3畳ちょいの、この上なくコンパクトなバルコニーですけれど、これだけ良い感じに仕上がってたら、もうこれで十分ですよね。
両サイドを壁で囲われているところがまた良いんでしょうね。何にせよ方角が重要なポイントになってくると思うんですけれど、周囲からの視線を遮ることができて、且つ日照関係もしっかりと抑えておければ最高かなと。
真東向きにしておけば、真夏は朝から午前中のみ陽が差し込んで、昼から夕方にかけては涼し気な日陰になってくれるのかなと思いますけれど、太陽が低い位置を通る真冬は、左右の壁に日差しを遮られてちょっと寒々しい感じになってしまうかも。そういう意味では、この作りだと、真夏と真冬、両方の季節で良い感じにするというのはちょっと難しいのかなと思いますので、南向きか西向きにしつつ、夏場はタープかオーニングを追加して日差しを適宜遮る仕組みを作り込んでおくのが良いんでしょうかね。
このバルコニー、キッチンの隣にあるんですけれど、このレイアウトがまた良いんです。
キッチンの脇のドアを開けるとすぐにバルコニー。リビング・ダイニングから出られるというレイアウトも良いですけれど、キッチンの隣にあると、食器や食材を運んだり後片付けをしたりするときがラクチンで良いですよね〜。
窓から受け渡しもできちゃいます。
もしかすると、ここにもう少し大きめの出窓かカウンターテーブルでも作っておくと更に便利かも。
夜は夜で、これまたサイコーな雰囲気だったりして。
夜遅くに帰宅したご主人が、キッチンで明日のお弁当の準備をする奥様とお話しながらこのバルコニーでちょっと一杯。奥様の作業が終わったら、そのあと夫婦で軽くもう一杯、なんてのも素敵じゃないですか?
そろそろ良い季節になってきましたので、梅雨&真夏がやって来る前に、自宅のバルコニーで使う屋外家具関係のアイテムをぼちぼちチェックしておこうかなと思います。
( via Alvhem MAKLERI & INTERIOR )
「ダイニング」タグアーカイブ
【入り口の上に作る】ダイニングの上のコンパクトで開放的なロフト
ロフトつながりということでもう1つ。こちらのお宅のダイニングとロフトの作り、ちょっと良いなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
玄関を入ったすぐ脇に、こじんまりとしたコンパクトなダイニング・キッチン。
そして、そこから一歩下がると、唐突に梯子が登場…。
梯子の上は当然ロフト。
かなりコンパクトなロフトですけれど、大きめの窓も作ってあって、結構明るくて開放的な感じしません?
しかも こちらのロフト、逆側も開いてまして、梯子を掛ければこちらからも上がれるようになってるんです。
ロフトって(必ずそうだとはいいませんけれど)壁沿いに作られてることが多くないですか?
フロアのレイアウト的に仕方がないことなのかも知れないですけれど、こういう感じに、フロアの真ん中に、両サイドの開いているロフトを作ってしまうというの、ちょっと良くないですか?
あと、これは昨日ご紹介したお宅のロフトとも共通する点があると思うんですけれど、「入り口の上」というところも、このロフトのポイントの1つなのかなと。
昨日のお宅のロフトもこのお宅のロフトも、ロフト自体が結構低い位置に作ってあると思うんですけれど、これって入り口の上だからこそ許容される作りなのではないかと。
「部屋の奥側に低いロフトがあって、奥に行くほど圧迫感がある」というのはちょっときつい気がしますけれど、「入り口がちょっと低くなってて、でも奥に行けば普通に開けてる」という作りだと、作ってあるロフト自体は全く同じ大きさだったとしても、気持ち的な部分ではかなり違ってくると思うんですよね。
「両方サイドが開いている」という作りも「(家の中央にある)入り口の上」というレイアウトから来ているわけで、そう考えると、「入り口の上にロフト」、プランの1つとしてありなのではないかと。
ちなみにこちらのお宅、すでにお気づきの方もいらっしゃるかも知れませんが、普通の家ではなくてトレーラーハウスなんです。
こういう家を車で引きながら、1〜2ヶ月おきに色々な場所を移動して四季折々の風景を眺めながら日本中を旅したりとか、良いですね〜。
日本だと、スペースの問題とか住民票の問題とかが色々あって、現実的にはちょっと難しいのかも知れませんけれど。
よく考えたら、それ以前に仕事とか子供の学校とかがあるから無理ですね…。早くても15年後とかですか…。
( via http://tallmanstinyhouse.com/ )