こういうキッチン、ちょっと良くないですか?
L字のキッチンカウンターのこちら側には、どこかの飲食店のようなカウンター席が4つ。その上には天井から吊り棚。キッチンとダイニングスペースの間を上下から隔てつつも、あくまでオープンな状態は保って2つのスペースが緩くつながったこの感じ、なかなか宜しいのでは無いかと。
朝、順番に起きてきた家族が、このカウンター席に並んでそれぞれの時間に合わせて朝食を取ったり、深夜にお仕事を終えて帰宅したご主人/奥様が、何かをつまみつつ軽く一杯やりながらその日のちょっとしたことを話しあったりと、忙しくて何かとすれ違いになり勝ちな平日に、家族の間のちょっとしたコミュニケーションを促すスペースになってくれそうです。
ちなみにこちら、元のサイトでは”A Japanese Inspired”,”Wabi Sabi”的な表現が使われていたんですが、最初に見たときには、正直言ってどこらへんが日本風なのか全く分かりませんで…。
どうも、この板葺きで統一された建具や家具が”Wabi Sabi”ということのようで、言われてみれば、昔の日本の家屋の内部は確かにこんな感じでしたよね。
昨年末にお餅つきで訪れた、築百ウン十年の某・純日本家屋はまさにこんな感じ。
いつのまにやらこういうのもあまり見かけなくなった気もしますけれど、こういう雰囲気、ごくごく普通のモダンなインテリアの中に上手にミックスしていけたりすると、最高に素敵だったりするかなと。
( Photo #1 via HouseBeautiful , #2 ©juutakudesign.com )
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【削って埋め込む】勾配天井の下の寛ぎ空間
こちらのワークスペース、ちょっと雰囲気が良い感じかなということで。
ベッドルームの勾配天井をかなりの大きさで削り取って窓を埋め込んで、そのスペースに机が丸ごと収められちゃってます。
しかも窓は半円窓。
窓際にテーブルを置いただけだというのに、この洒落っぷり。どうでしょう? 自宅にこんなワークスペースがあったら良いですね〜。
ベッドも勾配天井の下。
包まれ感があって、落ち着いてぐっすり眠れそうな感じ。
こちらのお宅、このベッドルームだけじゃなくて、至るところが洒落てます。
隣のもう1つのベッドルームも勾配天井の下。
で、こちらにも半円窓。
ベッドルームに隣接するリビング・ダイニングはこんな感じ。
こちらも勾配天井の下のエリアですが、ワークスペースよりも更にガッツリと大きく天井を切り取りまして、そこにソファを置いちゃってます…。
巨大なニッチ的な感じ…? このソファも、きっと絶妙な包まれ感があってサイコーに寛げちゃうでしょうね〜。
隣接するダイニングエリアも当然のことながら勾配天井の下。
窓はやはり半円窓。
このリビング・ダイニングと吹き抜けでつながるロフトスペースに上がってみますと、
こちらは丸屋根。
そして壁には巨大な半円窓。
素敵すぎるんですけど…。
「勾配天井を削って半円窓( or ニッチ的なスペース)」
せっかく家を建てたり買ったりするんだったら、妙な遠慮はしないで、思い切ってこのくらいやっちゃいたいですよね〜。こちらのお宅みたいに、家中全部をこんな感じにするというのはさすがにちょっと難しいかもしれませんけれど、ポイントを見つけてこんな感じの遊び心を盛り込んでみることができたら、それはきっととても幸せなことなのでは無いかと。
( via alvhemmakleri.se )