こちらのお宅、ちょっとおもしろいなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
吹き抜けでつながるロフト的なフロアのあるリビング・ダイニング・キッチン。
上のフロアは、セカンドリビング兼書斎的なスペースとベッドルームになってまして、立面図でみるとこんな感じ。
そして、おもしろいなと思ったのはこちら、ベッドルームの入り口のこの部分。
スキップフロアとはちょっと違うんですが、一段低くなった、くぼみ状のスペースが作り込まれてるんです。
わずか2段の段差で作られたほんの小さなスペースですけれど、こうなっているだけで、ここにちょっと腰掛けて本を読んだりコーヒーを飲んだり、何があるわけでもないのに、単なる床とは全く違うスペースとして使えるようになっちゃうわけで、これはなかなか宜しいのではないかなと。床よりも更に低い場所で寛ぐというのは、他では得難い、何とも言えない特別な居心地の良さもがあると思いますしね。
これを和風に応用して、「リビング脇の窪地スペース+ごたつ」なんてのも、もしかするとおもしろいかも。
こういうアイディアって、実際に見れば、「おもしろいな」「いいな」と思うんですけれど、何もないところからだとそう簡単にはたどり着けないですよね。そういう意味では、ネット全盛のこの時代、Webを介してさまざまなアイディアに手軽に触れることができるというのは本当に幸せなことだなと思います。
( via airbnb )
「ロフト」タグアーカイブ
【スペースを上下で使いまわす】2つのロフトのあるリビング・ダイニング・キッチン
ある程度の天井の高さが確保できて、そこに吹き抜けやロフトのある家を建てるんだったら、こんなのも面白いかもしれませんよね。
こちらのお宅、リビング・ダイニング・キッチンの脇に梯子が掛けられてまして、
梯子を上った先は、こんな感じのロフトのワークスペースが。
ところが、この逆側にも、やはり同じような梯子が掛かってまして、
こちらにはロフトのベッドルーム。
天井の高いリビング・ダイニング・キッチンの左右両サイドに、それぞれロフトが作られちゃってるんです。
こちら、アメリカ カリフォルニア州のウッドベリー大学の大学用の施設として設計された物件でして、約360平米の広さのスペースに8個のユニット、1ユニットあたり40〜54平米程度の広さを割り当てまして、そこにリビング・ダイニング・キッチン+2ロフトという変則的なスペースを作り込んじゃったんだそうで。
ロフトとロフト下のスペースが各2つ、一部屋の中に、独特の雰囲気があって面白く使えそうなスペースが合計4つもあるなんて、ちょっといいですね〜。
こちらのお宅のように、片側をベッドルーム、片側をワークスペース、という感じで使うのも良いと思いますし、書斎や子供部屋、子どもたちが成長したあとで必要となる個室など、ライフステージにあわせて、少し手を入れつつ家族で使いまわすというのも宜しいのではないかと。
これから家を建てるご予定のある方で、広くて天井の高いリビング・ダイニングを作れるという幸せなお方がいらっしゃいましたら、こんな感じに2つのロフトのあるリビング・ダイニングというのも候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
( via dwell )