こちらのお宅、屋外スペースの作り込みがサイコーに素敵かなということで。
まずは2階。バルコニー付きのベッドルームからの眺めはいきなりこんなです。
「眼下に広がる青い海」っつーのはそれだけで完全に反則な気もしますけど、屋内の延長線上にある屋外リビング的な空間を敢えて使用せずに、その手前から、バルコニーを含めた風景を楽しみつつのこの余裕が素晴らしいかなと。
そして、1階メインエリアのリビング・ダイニングの全開口スライドドアを開放致しますと…。
そこにはウッドデッキの屋外リビング。
スキップフロア状に50cmほど上げられた一番高いスペースには、太陽の光を全身に浴びながら優雅にお昼寝をするための立派なデイベッドが。
ウッドデッキからの眺め。
建物と庭の全体像はこんな感じ。
ウッドデッキの庭自体が海沿いの地面から50cmほど高く作られていて、その中の一部が更に50cmほど高いエリアになっているわけです。
単なるフラットなウッドデッキにしていたら、ただのだだっ広いのっぺりとした空間になってしまいそうなところを、スキップフロア状に接続された立体的な屋外空間として作り込んだこのスペース、アクセントが効いててなかなか素敵じゃないですか?
実際のところ、温暖でカラリとした地中海性気候の南カリフォルニアの海沿いというこの環境がそれだけで素晴らしいという話も当然あるわけですけれど、屋内のみならず屋外にも立体的な空間作りをするというこういったアイディア、別に南カリフォルニアじゃなくても、海沿いじゃなくても、そして広々ゆったりしたお庭じゃなくても、真似してみても宜しいのでは無いかと。
( via Home Adore )
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勾配天井の下のコンパクトで包まれ感のあるダイニング
このダイニングの雰囲気、良い感じじゃないですか?
高い天井の広々ダイニングというのも当然良いですけれど、こんな感じの、包まれ感があってこじんまりとした感じのダイニングというのも素敵ですよね。
家族での団欒はもとより、コーヒーでも飲みながらのんびり新聞読んでみたり、じっくり静かに読書に耽ったり、このダイニングでだったら、何をするにも何だかとっても落ち着いて過ごせちゃいそうな気がします。
このくらいコンパクトなスペースなら、寒い冬場の朝なんかでも小さなストーブ1つですぐに暖かくなってくれそうですし、そういった意味では家計にも優しそうですし、エコとも言えるかも。
天井からは、ぎらりと光る球形のカッパーライト。
暖かみのあるあかがね色と、室内が映り込む程の輝きの組み合わせが良い感じです。
ちなみにこちら、ノルウェーのファッション/インテリア関係の”WANNABEE”というブログを友人たちと共同運営するNINAさんという方のご自宅内の写真なんですけれど、ワークスペースとかもこんなに素敵だったりして。
ベッドルームはこんな感じ。
こういう写真を見てるといつも思うことなんですけれど、勾配天井の下って、背の高い家具とかも置けませんし、使い方に色々と制約が出てきてしまうのは確かではあるんですけれど、それを単に「削られてる場所」と捉えるのではなく、この独特の雰囲気や良さをどうやって活かして使っていくかというポジティブな姿勢で考えることができれば、いくらでも面白さを生み出すことができるスペースなんですよね。
うちの自宅もも、近い将来に必ず訪れるであろうリフォームのタイミングでは、こちらのお宅を参考にさせて頂いて、是非ともこんな感じのスペースを作りこんでみたいものです。
( via WANNABEE )