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リビングの一角の本棚とチェア



ウチの書斎、いつかこんな感じにしちゃおうかと思ってます。ワリと真剣に。

といっても、実際のところ僕のウチの書斎は現状では6畳くらいの部屋を一部屋割り当ててますので、そこをそのままこんな雰囲気に仕上げても、そもそも家族が行き交うオープンな場所というわけじゃ無いので使い勝手も良くなさそうですし、あまり面白くないかなと。
今現在の書斎は6畳のお部屋の真ん中に結構大きめのテーブルと椅子がドカっと置いてありまして、壁際には小さな作り付けの本棚と、据え置き方の本棚が2つばかり置いてあります。
で、空きスペースにはボクの服類や道具類が置いてあったりして、「書斎兼物置」みたいなスペースになってます。
でも、この写真を見ていて思ったんですけれど、別にそんなちゃんとした書斎なんて無くてもいいのかな、と。
リビングの一画に思い切って大きめの作り付けの本棚を作って、そこに座り心地の良い椅子を1つか2つ、あと、あまり邪魔にならないくらいの、小さめながらも安定感のあるテーブルを置いておけば、それで充分「書斎」的なスペースに出来てしまうのでは無いかと。
そうすることでリビングの一部は削られてしまうことになりますが、代わりに例えば書斎にしていた6畳のお部屋が一個開くと思えば、メリットも大きいかなと。
「リビングが削れられる」と書いてしまいましたけれど、上の写真みたいな雰囲気に仕上がるんだったら、それは「削られる」というよりは「スペース改良される」という感じだと思いますし。
ちなみにですが、このリビングの雰囲気、この本棚の感じ、写真で見た感じ全くと言っていいほど違和感が無いんですけれど、実際にこういった本棚をリビングに作り込んでいるお宅というのは結構珍しいのかな、と。
ご自分のお宅やご友人のお宅などを思い出してみていただきたいんですが、リビングにこんな本棚とこんな椅子が置いてある一角のあるお宅って、ありますでしょうか?
僕の周りでは、一件だけ該当するお宅がありますけれど、そのお宅以外には無いですね。
家の広さにもよるとは思いますけれど、50坪以内位の土地で建てている「小さめ」のお宅の場合、リビングの広さにも自ずと限界が出てきますので、家を建てる段階で「こうしたい(リビングに大きな本棚を作り付けたい)」という具体的イメージを持って無いと、こんな感じの本棚の導入は実現されないものなのかもしれません。
そういった意味では、このお宅のリビングの写真、これからお家を建てたりリフォームする方がイメージを持つための参考に出来るのでは無いかと。
僕も思わず妄想してしまいましたから。
こんな感じのエリアがリビングにあったら、ちょっと本を読んだり、のんびりコーヒーを飲んだり、たまに自宅でちょっと仕事をするためのスペースとしても使えそうですし、結構使い勝手がよさそうかな、と。
本当にウチの自宅のリビングの一角をこうするんだったら、
(1)収納力が高くて見た目も良い大きな作り付け本棚
(2)座り心地の良い一人掛けのソファorチェア×2セット
(3)PCを扱えるテーブルと椅子×1セット
を時間を掛けて選んで入れたいですね。
子供部屋を作る時期(3年後位?)に併せて、構想(妄想)を練り始めてみたいと思います。
Photo ©GoodAfternoonan

隣接する空間同士のギャップ



このベッドルーム、何だかとっても良い感じじゃないですか?
黄色のお花柄の壁紙はちょっとやりすぎちゃっている気もしないでも無いですが、落ち着いたイエローとグレーがなかなか良い感じに組み合わせられているのではないかと。
色使いも良いなとは思うんですが、奥に見えるウォークインクローゼットもかなり「良い感じ」ですね。
ベッドルームとの雰囲気のギャップが、結構普通の感じのウォークインクローゼットを、何だかちょっと魅力的な「不思議な場所」に見せているような気がします。
30年以上も前、まだ「ウォークインクローゼット」という言葉が一般的で無かったころ、ウチの実家にあった納戸を思い出しますね。
古い家には何かしらそういった納戸的なスペースがあったと思うんですけれど、部屋の様で部屋でない何だか「非日常的な」感じをもつその空間を、幼心にもとても面白く感じていた記憶があります。
この写真を見ていて思ったんですけれど、ウォークインクローゼットを単なる機能的な空間「だけ」として作らずに、プラスアルファの「何か」を持たせることを考えると、色々と面白くなるのではないかな、と。
当然機能的で無いと困るのでそれは大前提なんですが、それだけでなく、「遊びココロ」を兼ね備えた空間にした方がいいと思うんですよね。
この写真で言えば、脳内お花畑みたいなイエローをふんだんに使ったベッドルームの雰囲気と、その向こうにある機能的なウォークインクローゼットとのコントラストがその面白さを現しているのではないかと思います(コレは実際にはウォークインクローゼットの面白さではなく、寝室の面白さに依存しているものなわけですが…)。
「このクローゼットに入って行ったら何があるんだろう?」と思わせるような「場所」を作ることで、隣接する別の空間も面白くなっていくのかな、と。
そういった見た目的な話だけでなく、機能的な面でも「ギャップ」や「遊びココロ」をもたせるのは面白いと思います。
例えばこのクローゼットに入って行ったら、一部が書斎になってたらちょっと面白いですかね。
基本は衣類とかカバンとかそういったものの収納空間なのに、実はテーブルと椅子とPCとかも置いてあって、ちょっと自宅で仕事がしたい時とか、一人でじっくり本を読みたい時なんかに籠もれる「小さな隠れ家的空間」になってるとか。
そういう意外性や面白さがあるおウチというのは、住んでいても楽しいと思いますし、模様替えとかレイアウト変更なんかをする際にも、色々と選択肢も広がって面白い様な気がしますね。
「何を作ったら面白いか」というのは人それぞれ違うんでしょうが、「何かプラスアルファを持つ空間を作りたい」という気持ちがあれば、そこには単なるウォークオンクローゼットでは無い「空間」を作ることができるのでは無いかと思います。
元ネタのサイトでは色々なタイプのウォークインクローゼットが紹介されていましたので、興味のある方は是非覗いてイマジネーションを膨らませてみてはいかがでしょうか。
( via skona hem )