自宅にこんな素敵な屋外リビング的スペースがあったらいいですよね〜。
よく晴れた休日の午後から夕暮れあたりに、雰囲気抜群な燃料式のランタンとキャンドルをいくつか燈して、軽くシャンパンでも飲みながらのんびりリラックスタイムとか、想像しただけでも、これもうサイコーなんじゃないでしょうか。
こういうランタン、ガソリンタイプのもので少し出力大きめのものを選んでおけば、暖房としての役割も果たしてくれますしね。
コールマンの定番、ワンマントルの286Aなんかどうでしょう。
2マントルの290Aあたりもいいかも。
ちょっと話が脱線しました……。でも、こういうアウトドア系のグッズを自宅のテラスやベランダで使うの、結構アリだと思います。
こちら、スウェーデンの首都ストックホルムの南に位置するセーデルマルム島に建つマンションの最上階、メゾネット形式のお部屋の2階部分に作り込まれたバルコニーの屋外リビングでして、
上階のフロア中心付近にあるこのバルコニーは、リビングとベッドルームの両方からアクセス可能な作りになってるんです。
こういう作り、いいですよね。2箇所からアクセスできることで使い勝手が良くなるのは当然のこととして、毎日何度も通過する箇所の動線上にあることで、自然と利用頻度も上がってスペースを有効活用できます。ベッドルームに隣接していることで、夜寝る前のちょっとした時間に軽く表に出てみたり、朝起きてちょっとボーっとしながらここで歯を磨いてみたりとか、少し時間がある日なら、コーヒーを飲みながら新聞に軽く目を通したり、みたいな過ごし方もできそうですしね。
北欧って、素敵な屋外リビング・ダイニング的なスペースのあるお宅が多い気がしません? なんというか、こういう独特の雰囲気のある空間を作り込むのが上手ですよね。これってやはり、一年を通じて日照時間が短く地域によっては白夜もある北欧という土地柄、そして、そこでいかに太陽の恵みを楽しむかという、北欧の人々の思い入れと努力があってのものなのかなと。
日本は北欧に比べると一年を通じて日照時間も比較的長く、四季があったりと、いろいろと恵まれている部分があるわけですが、だからこそ、こういう北欧の屋外リビング・ダイニング・スペースを参考にして良い部分を上手に取り込むことができれば、夏を中心としたメインのシーズンのみならず、晩秋、冬場、初春の、寒さ厳しい時期を含めたすべての季節を楽しめちゃう屋外スペースだって作れちゃうと思うんです。
これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「自宅に素敵な屋外スペースが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じの北欧のお宅の屋外リビング、参考にしてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか。
( Photos#1-#3 ,#6-#10 via BO STHLM , #4-#5 via Amazon.co.jp )
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【頭上にプラス1スペース】ロフトのベッドルーム付きのコンパクトなリビング・ダイニング・キッチン
こういうキッチンも素敵ですよね。
黒基調の上品で落ち着いた感じのスペースに、白い陶磁や木製のアイテムが良く映えます。こういうのが好きかどうかは好みにもよるんでしょうけれど、引っ越しやリフォームなどで一生に何回かキッチンを選択する機会があると考えるならば、一度くらいはこういうキッチンにしてみたいかも。
こちらのお宅、いい感じなのはキッチンだけじゃないんです。
キッチンのこちら側はこんな感じのリビング・ダイニングになってるんですが、
そのリビングの片隅に、なんでだか、はしごが立てかけてありまして、
そのはしごを上りますと、その上には、こんな感じのロフトのベッドルームが。
リビング・ダイニングにロフトというのは、まあ普通にあるパターンの1つだとは思うんですけれど、キッチンの脇にロフトのベッドルームというのはちょっとおもしろいですよね。
間取り図で見ますと、こんな感じ。
ロフトの下はバスルーム。
ほぼ正方形のこのフロア、キッチンとベッドの幅からざっくり推測してみますと、6m×6m=36平米、フロア全体で11坪22畳といったところでしょうか。大して広くないといいますか、はっきりいって、ちょっと広めのワンルーム程度のスペースしかないわけですが、ベッドルームをロフトに持っていくことでスペースを余裕を持って使うことができるようになっちゃってるわけで。
このやり方、ちょっと良くないですか? 日本の都市部なんかで、狭小系の住宅を建てる際の参考にもできるアイディアなのではないかと。ロフトの下に子供部屋とか、ロフトの上下両方使って、2段重ねのウォークインクローゼット、とか、応用編もいろいろ考えられそうです。
これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「ちょっとスペースが足りなくて……」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのロフトの+1スペース、レイアウト案の候補に加えてみてはいかがでしょうか。
(※日本の場合には、建築基準法上、延床面積に参入されないロフト=小屋裏収納を、ベッドルームなどの居住空間として使用することは認められていませんので、その点ご注意下さいませ。当サイトのこのポストは、建築基準法違反を助長する意図はございません)
( via Stadshem )