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【つながる小空間】階段上のオープンなワークスペース



階段の上のこちらのワークスペース、ちょっと良い感じだなと思いまして。

階段の上の踊り場のワークスペース

明るくて開放的なのに、なんだかこじんまりとして妙に落ち着く雰囲気もあったりして、たまに自宅で持ち帰り仕事をしたり、一家団欒からふらっと離脱して、しばし独りの時間を過ごしたりするくらいの使い方にちょうど良さそうな感じ。

 

このワークスペースがどんな場所にあるのか知りたくて、元ネタの画像かなり一生懸命探したんですが、他の角度からの写真や、建物の作りを把握できるようなものがどうしても見つからなかったんです。

なので、ここが階段を上り切った先にあるちょっとした開けたスペースなのか、それとも、階段の途中の踊り場的な場所なのか、本当のところは残念ながら分からないんですよ。

 

左に見えている2段くらいの段差はどこにつながってるんでしょう? リビングとかの共用スペースなのか、誰かの寝室、もしかして屋上的なところに出るための掃き出し窓かも、なんて感じで色々想像してみるだけでも、結構面白いかなと。

1階は玄関とリビング・ダイニング・キッチン&クローゼット。このフロアは2階で、ベッドルームとお風呂、ルーフバルコニーがあったりして、ここは、それぞれのスペースをつなぐちょっと開けた廊下的なスペース、なんてレイアウトはどうでしょう?

土曜の夜、お風呂あがりに、冷たいビールでも飲みながらちょっとPCを覗き込んだりしつつ、ルーフバルコニーで夕涼みする奥さんと明日の予定を何となく相談、なんてのもなかなか良さそうかなとか。

( via EMMAS DESIGNBLOGG )

柔らかく光が流れ込む明るいリビングダイニング



このリビング・ダイニングの雰囲気、素敵じゃないですか?

窓付きの内壁で仕切られた明るく開放的なリビング・ダイニング

リビングエリアとダイニングエリアの間を仕切る窓付きの内壁が良いですよね。

大きめの窓から入り込んだ光が、暖かみのある白い板張りの壁と床に反射しつつ、室内の隅々まで柔らかく流れこんでくるこの感じ、最高なのでは無いかと。

 

こちら、ノルウェーのエリクセンさんというご夫妻のお宅でして、日光を最大限に有効活用して明るく開放的な空間を作り出すことを意識して自らデザインしたんだそうで、窓の作り方が結構面白かったりします。

 

例えば、上記の写真の左側のエリアは、上のフロアへとつながる階段下のスペースになってるんですが、ここにもちょっと変わった窓が。

リビングと階段室の間に高窓を作り、階段室にも窓を作ることで、階段エリアからの光がリビングに回り込んで差し込むようになってます。

高窓から光の差し込む階段下のリビング

この窓、良いですね〜。仮に「ここに窓があったら良いかもな」と思ったとしても、なかなか本当には作れないのでは無いかなと。

 

壁際のデイベッド的なエリアにも、頭の脇のあたりに、ちょっと変わった方向に窓が作ってあったりします。

脇に窓のあるベッドエリア

ここに窓を作るという案は、1番目2番目3番目くらいまでには、間違いなく出てこないですよね。

 

バスルームには、バスタブに身を沈めた際にちょうど真正面に来る位置に、大きな天窓が。

大きな天窓のある明るく開放的なバスルーム

この天窓から星空とかを眺めながらお風呂に入ったら、きっと気持ちが良いでしょうね〜。

 

これ、これまでに何度も感じたことがあることなんですけれど、北欧の方のお宅に取り入れられた、日光を余すところなく有効活用するための様々な取り組みって、本当に素晴らしいものが沢山ありますよね。

それって、気候とか冬場の日照時間の短さというような地理的条件の中で育まれてきた文化や経験的なものが多々影響しているんだと思うんですけれど、こういったものの良い部分を、日本の気候や各種条件に合わせつつ上手に取り入れて応用することができたら、日本で家を建てる際にも、色々と面白いものが作れたりするんじゃないかなと。

( via THE STYLE FILES )