スウェーデンのお宅って、なんでいちいち素敵なんですかね?
そりゃ、素敵なお宅をピックアップしたものばかり見てるわけだから、当然といえば当然なんですが、こんなベッドルームに、
こんなバルコニーがくっついちゃってるんですよ。
もう、スウェーデンのロフトアパートメントといえば、天井高めの開放的な空間に、コレでもかというくらいに明るくて気持ちの良いバルコニーが、必ずセットでくっついてきますから。
スカンジナビア半島の青い空と太陽を楽しめるこういうバルコニー、大体2ヶ月に1度くらいのペースでガツンとやられております。
こんなバルコニーがついてるんだったら、マンション暮らしも良いよな、と思ったりもするんですけれど、こういうバルコニーってなかなか無いんですよね〜。
なんでなんですかね?
実は私、兄が2人おりまして、どちらも都心部の高層マンションに住んでて、たまに遊びに行くんですけれど、ベランダとかバルコニーとか、全然楽しそうじゃないんですよね。
布団干しちゃいけないとか、BBQやっちゃいけないとか、アレもだめ、コレもだめ、外から見える部分で何かすると景観を損ねるだの何だので、いちいちうるさくて何にも出来やしないらしく……。
このスウェーデンのお宅のバルコニーみたいにするんだったら、例えば手すり1つ取ったって、出来るだけシンプルで、「向かいのお宅とお互い丸見え」くらいの感じじゃなかったら、なかなかこういう雰囲気にはなってくれないと思うんですけれど、そんなのもダメなんでしょうね。プライバシーがどうだとか、物が落下したら危ないだとか、すぐにいろいろ言われちゃうんだろうなと(勝手な想像ですけれど)。
でも、一軒家だって、向かいのお宅が見えちゃったり、向かいのお宅から見えちゃったり、というのは後々問題の元になる可能性もあったりして、結局、とお互いにプライバシーを侵害しあわないように、細々と気を使わなきゃならないのは同じことだったりするんですよね……。
たかだかバルコニーの手摺1つとっても、全然自由になれないのは、この国の都市部に住む以上当たり前のことなんですかね。
どこかの森にでも移住するしか無いんでしょうか。
( via HomeDSGN )
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リビングとダイニングをつなげる中心の6段の階段
こちらのお宅のリビング・ダイニング、作りがちょっと面白いんですよ。
こちらがリビングで、
こちらがダイニング。
どちらも庭に面して並んだレイアウトになってるんですが、その間はといいますと…。
こんな感じの階段でつながってるんです 。
逆サイドのダイニング側からみると、こんな感じ。
といっても、別に本当にリビングとダイニングの間をつなぐためだけにこんな階段があるわけじゃなくて、この真ん中には、2階に上がっていくための階段があるんです。
何でこういった作りになったのかの詳細まではちょっと分からなかったんですけれど、恐らくは、蹴上げと踏面、家全体のレイアウトの関係からなんでしょうね。
ダイニングから隣のリビングに移動するのに、いちいち階段を6段昇り降りしなければならないというのは、もしかすると多少(かなり?)不便かも知れませんけれど、階段下を、リビング/ダイニング双方のエリアで収納スペースとして使えるのは結構大きなメリットだと思いますし、この階段が、スペース全体に独特の面白い雰囲気を与えてくれてるのも確かですよね。
朝、2階のベッドルームから1階のダイニングに降りてくるときに、家の中心から庭全体を眺めながら降りて来られるのも、想像してみるとちょっと気分が良さそうじゃないですか?
「家の中心部に階段があるのは家相が悪い」というような話も聞いたことがありますけれど、階段が中央にあると、左右どちらのエリアにも等距離でアクセスが出来て、動線的なメリットも大きいですし、家のレイアウトの自由度を上げる一手段としては、十分に検討の余地ありなやり方なのでは無いかと。
( via archilovers )