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【面白さと実用性の共存】遊び心を満たすこだわりの窓



家を建てるときに検討にすべきことというのは非常に多岐に渡り、当然後々の後悔の種になるものも一杯あるわけですが、後々「あぁ…」と思うコトになる最たるものは、実用面ではフロア内のレイアウトや動線関係、そしてデザインとか雰囲気とかそういった関連で言えば、「窓」絡みのモノが多いのかなと。

窓って本当に自由で色々なことができて面白くて大切で、そして後からではホントどうしようもないという…。
少々いじったからといってそれほどコストが嵩むわけでもないですし、そして、換気、断熱、冷暖房、採光、雰囲気など実生活にまつわるあらゆる面に関わってくるのも確かなわけで、これから家を建てようという方は、面白さと実用性双方を追求するためにも、窓まわりについては考えて考えて考え抜いてから決定した方が良いのでは?と思ったりもします。
前置きが長くなりましたが、というわけで、そういった方々のためにちょっと良い感じの窓のあるお宅を1件ご紹介しておきたいかなと。
コチラ、アパートのロフトハウスをリノベーションした物件なんですが、どうでしょう?
斜め天井のベッドルームに、6つ並べてはめ込まれた大きな天窓。
包まれ感と開放感の双方が共存する、かなり面白い雰囲気の寝室に仕上がっているのでは無いかと。
日中帯も相当明るくて解放感があると思いますけれど、これだけ大きなサイズの天窓をこんな風に並べてあるわけで、方角さえ良ければ、夜はベッドの上から星空や満月を楽しんだりもできそうです。
ただしこれだけのサイズですので、夏場の暑さ対策/冬場の冷気対策として、遮光/断熱/冷暖房関連の考慮は必須ですかね…。
リビング・ダイニング・キッチンの窓も面白いです。
ダイニング・キッチンとテラスの間は、全面ガラスのスライドドア。
近代的なアルミサッシで無く、格子窓風なトコロがまた良いですね。
リビング側は斜め天井になってまして、コチラはシンプルに天窓を1つだけ。
このお宅を建てた方がどのくらい窓にこだわりを持っていたのかは知りませんが、こんな感じの「面白さ」のある色々な窓を、しっかりと検討を重ねて実用性を兼ね備えた形で作り込むことが出来たら、サイコーに嬉しくて宜しいのでは無いかと。
( via HomeDSGN )

【手の届く距離】コンパクトなダイニング・キッチン



こういう雰囲気、結構好きなんですよね。

4人家族とかで暮らしていたら、流石にこんなコンパクトなテーブル1つじゃどうしようも無いとは思いますけれど、同棲とか夫婦2人とかだったらこのくらいのテーブルでも大丈夫な気も。
窓があるお陰で、コンパクトながらも開放感のある居心地の良さそうな空間に仕上がってますね。
「ゆったりとした◯◯」「広々とした△△」みたいな空間に一定の良さがあるのは当然のこととして、家というのは人という生物が日々の暮らしを営む場所なわけで、「日常生活にマッチしていること」「必要にして充分であること」の良さというのも当然あるのかなと。
何よりも、このキッチンとダイニングテーブルの距離感が良いじゃ無いですか。
料理を並べたり片づけたりするのもめちゃめちゃ手軽そうですし、家族暮らしの方でも、メインのダイニング以外にキッチンのすぐ脇にこんな感じのコンパクトなダイニングスペースを作っておくというのも意外と良いかなと。
すぐそこにパートナーが居て、例えば奥様が料理中でもちょっと何かつまみながら2人でお話したり、休日なんかは2人で料理しながらお酒を飲んだり、なんてのも楽しそうです。
僕自身、お恥ずかしながらキッチンに立つこともほとんどなければ、妻と2人でどうこうというのもあまりしない方なんですが、こういうの、自分自身で考えているよりもずっと大切なものなのかなと。
人生、長いようで短いものらしいですから、その短い時間の中で一番長く一緒にいる(であろう)人と、なるべく楽しく一緒にいられる方法を考えてみるのって大事なことだと思うんですよね。
( via homedit )