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【屋内の延長】母屋と離れをつなぐウッドデッキ



「ロケーションが良いから」といってしまえばそれまでなのかもしれませんが…。

こんな感じのウッドデッキのテラスにソファを出して、沈みゆく夕日を眺めながらのんびりと過ごしたりしてみたいものです。


お庭やテラスなどの屋外スペースに面したリビング・ダイニングのドアを全開口のスライディングドアにして、そこに隣接するスペースにウッドデッキを張るのって、かなり良い感じですよね。

全開口スライドドアとウッドデッキ1_[0].jpg

ウッドデッキも、定期的にキシラデコールを塗ったりしなきゃならないという面ではそれなりのメンテナンスの手間がかかるのは確かなんですが、芝生にしたって何にしたって結局は色々とお手入れが必要なわけで、そういった意味では比較的手間がかからない方なのかなと。

自宅の設備って、こういう日常的なメンテナンスが楽にできるかどうかというのが結構重要なポイントだったりします。
庭やテラスをウッドデッキにしておくと、天気の良い日にお家でのんびり過ごしてるときなんかに、「今日は屋外メインで過ごしたいな」と思ったらリビングのソファとかテーブルとかを気兼ねなくサッと持ち出せちゃいます。
土や芝だと家具の足が汚れるのが気になったり、片付けるときに拭いたりしなきゃならなかったりしますが、ウッドデッキだとそういうこともありません。


母屋と離れの間をウッドデッキでつなげておくというのも良いですね。

ウッドデッキのテラス1_[0].jpg


屋内から出るときにも、サンダルとかを履かずに裸足でペタペタ歩いていってもそんなに足の裏が汚れるようなこともなくて、離れまでを含めた全体の空間をまるで屋内の延長みたいな感覚で使えちゃうわけです。

芝には芝の良さがあるのも認めますけれど、こんな感じに、母屋と離れの周囲をウッドデッキにしておいて、その更に外側が芝生という「ウッドデッキと芝のハイブリッド」にしておくと、ウッドデッキの気軽さと芝の良さの両方を楽しめて最高かなと。


あくまで、それなりの広さの屋外空間が作れる余裕があるなら、という前提つきではあるんですけどね…。
( via MyHouseIdea )

【程よく包まれた空間】斜めの屋根を切り取ったテラス



このテラス、周囲を覆う斜めの壁が良い感じです。

切妻屋根だと家の大きさによってはちょっと奥行きが足りなくなったりする可能性もありますが、片流れの長く緩やかな屋根だったりするとちょうど良い感じになりそうですね。
こういうテラス、僕の自宅を建てるときにもアイディアとしてはあったんですよ。
僕の自宅は北側斜線の関係で3階の天井が斜めになってるんですが、どうせ天井が斜めになった部屋なんだったら、いっそのこと半分くらいテラスにしちゃって、屋上にそのまま出られるようにしたりしたら面白いかなと。
でも結局スペースの関係で取りやめにして、今ではごく普通の寝室になってるんですが、もしも作ってたらちょうどこんな感じになってたのでは無いかと思います。
壁の上部が斜めになっているトコロが良いですよね。
コレが普通の垂直/水平の四角な壁だと、「壁に囲まれている」感じになってしまってちょっと開放感が損なわれてしまうと思いますし、とは言え壁が全く無かったり、もっと低かったりすると外から丸見えなわけで、それはそれでちょっと落ち着かない感じになってしまいます。
その点、こんな感じな壁に囲われていると、開放感と包まれ感/外部からの目隠しが非常に良い感じのバランスで保てちゃうのかなと。
リビング側から見るとこんな感じになってます。
この扉をガチャリと開けると、上の写真のような屋外空間が広がっているわけです。
テラスからの眺めも良さそうですし、家の中にこういう半屋外的な空間があると毎日がちょっと楽しくなっちゃいそうですよね。
もしも本当に作るんだったら、方角もしっかりと検討して作りたいですね。
仮に北側斜線で削られる部分を使用するとすると、真北向きかどうかは建物の建っている向きにもよりますが、少なくとも北よりのいずれかの方向ということになりますよね…。
真北向きだは冬はかなり寒いですし、西日がガンガンにあたると夏の午後とかは厳しいです。
許されるならば南向きか南東向き。
それが難しければ、できるだけ東よりに向いた方面に作って、夏の西日対策まで考えておけると、1年を通じて楽しめる良い感じのテラスになってくれそうです。
( via BOLAGET )