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【夏の仕込みは春先から】真夏の夕暮れのテラス



1月下旬とは思えないような春めいた陽気が急に訪れたりして、今年の冬は何だかちょっとおかしな感じがするなと思ったりしてますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

暦の上ではまもなく立春。ポカポカと暖かい春も、激しい日差しで茹だるような日々の続く夏も、いかに楽しむかはそれまでにいかに仕込みをしておけるかにかかっていると言っても過言ではありません。

今のうちからご自宅のテラスをこんな風に改造していく計画を立てて、少しづつ少しづつ実行してみてはいかがでしょうか。

タープとウッドデッキのテラスの真夏の夜

うちも今年はウッドデッキで使う用の座布団でも買って、タープも2枚張りにして日差しのコントロールにアクセントを付けてみようかな。

( via house to home )

【ローカルな街の風景】木漏れ日の差す石畳の小道



こんな街に住んでみたくないですか?

暖かみのあるギリシアのローカルな小道の風景

こちら、エーゲ海北東部に浮かぶギリシア領レスボス島北部の街・モリボスの小道の風景なんですが、この歴史を感じさせられる街並みと人々のローカルな感じの組み合わせ、良いですよね〜。

 

この写真を見ていて、なんでだか、数十年前の自分が生まれ育った街の周辺の風景がふと頭に浮かんだんですよ。

僕は東京23区の東部と西部の逆目あたりにある某下町周辺の生まれでして、昭和40年台のそのあたりって、結構な大通り沿いに大きなビルと古くからの一戸建てが混在して建っているような、今の街並みとはちょっと異なる不思議な感じのエリアだったんですよね。

一本裏の細い道に入って行くと庭の無い小さな戸建てが隙間なく建ち並んでいて、このレスボス島の街並みとは当然全然違う街並みなんですけれど、何処かものすごく共通したものを感じさせられる雰囲気があったような記憶があります(ちなみに、そういう街並みは、何でだか今でも小道に入って行くと、ところどころにまだ残ってたりもするんですが)。

そういうのって実は、そこに住む人々が形成しているコミュニティなんかが街の雰囲気に現れたものを見ているという面もあると思うんですけれど、そういった部分のどこかに共通点があるからこそ、似た雰囲気を感じたのかなと。

 

懐古主義に陥っても仕方ないですし、近代文明の恩恵をコレでもかというくらい享受している身であれこれ言える立場でも無いわけですが、こういう写真を見ていると、人間はどこに街を作っても、何度建物を建て直して新しくしても、最終的にはそこにこういう「場所」を作ろうとしていかなければいけないと思うんですよ。

マンションにしても家にしても、買ったり建てたりってどうしても比較的新しいものをどうにかする方向になり勝ちですけれど、古い建物を建て直すときに、往々にしてそこにあった街やコミュニティ的なものまで壊されていってしまうというのはちょっと寂しいような気がしますよね。

地震大国の日本ですから、古い建物・古い町並みを残し続けるというのはいろいろな面で難しい話があるわけですけれど、許されるならば、そこにある街の風景を残しつつ、長くそこに住み続け、そのコミュニティを継続し続けさせられるような、そんな建物・街の作り方を考えていけたら良いかなと。

( via DESIGNERGH )