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色の抜けた低色彩のインテリア



インテリアの色の組み合わせ方の1つとしては補色を上手く使うというやり方がありますけど、こういうのもクールな感じで中々良いかなと。

全体として色が抜けた感じで、ものすごく落ち着いた雰囲気にまとまってます。
こういうのは、色の組み合わせがどうこうというよりも、「彩度が低い色の組み合わせ」という事になるんですかね。
僕はインテリアやカラーコーディネイトの専門家じゃないので、あまり詳しい説明はできないんですが、例えばテーブルや壁、床は、ホワイト、ライトグレイ、ミディアムグレイあたりの、色彩が殆ど無い無色彩の色でまとめられています。
グラスのランプシェードも同様に無色彩ですね。
で、唯一入ってくる椅子の「色」も、ペールトーンとライトトーンの中間くらいの、かなり薄い、くすんだ古いペンキの様な低色彩系の色のみになってまして、全体としてはビビッドの真逆、「全く”ハッ”っとさせられない」色でまとめられているわけです。
こういう感じにすると、とても落ち着いた雰囲気になるわけで、暖かみのあるウォームな色使いとは違った感じの「落ち着き」が得られます。
これで本当に家の中が寒々しかったりすると冬場なんかはちょっと厳しい気もしますが、こんな感じのインテリアなのに、実際には「床暖房でほんわか暖か」みたいな感じだったりして、家族やパートナーと「温かみ」に溢れた生活を送る、というような感じだと、そのギャップが最高によろしい感じなのでは無いかと。
( via yellowtrace )

隠しひきだし付きの作り付け棚



こういう作り付けの棚、僕の家にも幾つか作ってあるんですけれど、可愛らしい小物をディスプレイしたり、ちょっとした雑貨や道具類を置いておいたりできて、インテリアで遊んだりしたいときに中々使い勝手が良いです。

でも、この棚、それだけじゃないんです。
なんと、棚の中がひきだしになってまして、色々と収納ができてしまうという…。
何だかどこにで見たことが有りそうな気がしたんですが、翌々考えてみると、実際にはこんな棚見たこと無かったですね。
「有りそうでなかった」感じなのでは無いかと。
玄関口にこの棚を作っていて、ハンコとか鍵とかそういった「油断するとごちゃごちゃになってしまいそうなもの」を収納しておいたりすると便利そうです。
しかも、「鍵付き」でして、細かい構造的な部分はよくわからないんですが、マグネットを内蔵した円柱状の木のパーツを使わないと開けられない様になっているらしいので、大切なものとかを収納しておくのにも良さそうです(あまり有名になってしまうと、泥棒さんにもすぐにバレてしまうので、防犯上の効果は薄れてしまうかもしれませんけれど…)。
鍵はこんな感じで、一見すると鍵とはわからないので、そこらへんに置いておいても大丈夫そうな気もします。
棚そのもののデザイン的には、どことなく無印の「壁に付けられる家具」シリーズの棚に似ている雰囲気もありますね。
この棚、僕は最初海外のサイトで紹介されているのを見て知ったんですが、日本のTORAFU ARCHITECTSの作品(制作:丹青社)だそうで。
単純に棚そのもののとして見てみても、非常にすっきりとしたデザインで取り付ける場所を選ばなさそうなので、家の中の色々な場所に複数取り付けて「見せるもの」と「隠すもの」をしっかりと分けることを意識してみると、インテリアの雰囲気向上に一役買ってくれそうです。