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こういうお風呂をみてしまうと、前回ユニットバスがどうのこうのと言っていたのが何だったのか、という気になってしまいますが...。


このバスルーム、完全に屋外です。

お庭の緑を眺めながらこの浴槽にのんびりと浸かったら、最高に気持ちよさそうです。


ここのところお風呂ネタが多くてすいません。

この雰囲気、気になってしまったもので...。


コチラのお風呂、パッと見た時「雰囲気がバリっぽいな」と思ったんですが、調べてみたら、やはりインドネシア バリ島ウブドゥの、とあるお宅のお風呂でした。

ホテルなどではなく、一般のバリニーズの方の自宅だそうです。


その昔クタあたりをウロウロしている時に、ビールの飲み過ぎでどうしてもトイレに行きたくなってしまって近所のお宅でいきなりトイレを借りたことがあるんですが、そこにあったお風呂はこんなでは無かったですね...。

ということで、コチラのお風呂はバリ島の中でも、かなりアッパーな暮らしをされている方のお風呂なのでは無いかと思います(元の写真の説明にも、"impressive bathroom(=「印象的なお風呂」とでも訳せば良いのでしょうか)"とありましたので、特別に良い感じのお風呂であることは間違い無いと思います)。


何はともあれ、この開放感、この雰囲気、素晴らしいです。


でも、バリ島と日本ではかなり気候が違いますので、このお風呂をまんま日本に作るのはちょっと厳しいですかね。

バリ島は雨季と乾季の違いこそあれど、年間平均気温は28度にも上るほどの温暖な気候ですから。

南半球の冬、一番寒い7月、8月ですら月間の平均気温は25度もあります。


それに対して日本はといえば、福岡ですら真冬の平均最低気温は3度前後、宮崎あたりまで行けば多少は違うかもしれませんが、大差は無いでしょう。

沖縄 那覇あたりならば、1月頃でも平均最低気温が15度位はありますので、ココらへんまで行けば、多少は肌寒いながらも、こういったアウトドアなお風呂を作っても何とかなるかもしれませんけど。


もし本当に日本(沖縄などのごく温暖な一部地域以外)でこのお風呂を作るのであれば、開放感を損なわないように天井と周囲をガラス張りにして、それに加えてしっかりと空調などを備え付け、浴室の中は冬でもポカポカなコンディションをキープできる様な仕組みを持ってこないと厳しい気がします。

でも、そんな設備を作ったらランニングコストが怖いですね...。


いっそのこと、「このお風呂は露天風呂」と割りきってしまえば良いかもしれません。

温泉の露天風呂だったら、冬でも入りますもんね。

脱衣所はきちんと屋内に作って、そこは暖房ガンガンで常に暖かくしておいて、たっぷり暖まってから出るようにすれば良いわけです。

で、寒くかったり忙しかったりする日用に、別途コンパクトなシャワールームを併設しておくというのはどうでしょう。

何にせよ、大変そうではありますが...。


この日当たりの良さだけを真似して、浴室に大きめの観葉植物をいくつか置く位で我慢しておくのが丁度良いのかもしれません。

でも、この雰囲気の一部だけでも何かしら真似しようとしてみたら、ちょっと面白いお風呂ができ上がりそうな気はします。


Photo ©Kenski1970



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コチラのお風呂場、かなり良い雰囲気です。



ぱっと見、なんの変哲も無い「ちょっと良い感じ」なバスルームと思ってしまいそうですが、実際にご自分が住んでいるお家やご自分が建てたお家と比較してみていただくと、「かなり良い感じ」だと思われるのでは無いでしょうか。

限りある「スペース」という資源のなかで、お風呂場にこれだけのゆったりとしたスペースを割くことは結構厳しいと思いますし、実際のところ、「洗い場とシャワーとバスタブを押し込めただけ」のお風呂場になってしまうケースの方が圧倒的に多い、というのが現実だと思います。


ではこのお風呂が実際にどの程度の「余裕のあるスペース」を使っているのかをちょっと考えてみたいと思います。


写真だけからだと正確なことはいえないんですが、少なくとも標準的な日本のお風呂と比べると、余裕のある造りをしていることは間違い無いのでは無いかと。


日本のお風呂の「最も余裕が無い」パターンといえばユニットバスになるわけです。

ひとり暮らし用のマンションなどにあるタイプだと、内寸160cm×160cmの一坪タイプや、更にその下の内寸160cm×120cmの0.75坪タイプというのもあります。

で、ユニットバスの中でも、「そこそこ大きい」サイズで考えてみますと、1.25坪タイプが内寸160cm×200cm、もうワンサイズ上が既製品で最も大きい位のものになり、1.5坪タイプで内寸160cm×250cmというサイズになります。



1.5坪タイプまでいけば、ユニットバスとはいえ、それなりの広さと開放感がある感じになると思います。


で、こちらの写真のお風呂はというと(写真ではバスルームの全容がわかりませんのでなんとも言えないので、想像を交えて考えてみます)、仮にこの写真の左右がいきなり壁だったらこの雰囲気は台無しなわけで、バスタブの左右に、最低でも各50cm位の空きスペースは欲しいところです。

すると、バスタブの幅が大きめにみて180cm(日本のお風呂は160cm位です)として、バスルーム全体の幅は230cm。ちょっと切り上げて250cmとしてみます。

で、奥行きですが、バスタブ幅が大きめにみて100cm(日本のお風呂は80cm位)、足拭きの置いてあるあたりが余裕を見て100cm、でその手前にさらに余裕スペースで50cmから100cm位あればこんな感じなのかな、と。

すると、バスルーム全体のスペースとしては、大きめにみて2.5m×3m、7.5平方m、約2.3坪/5.5畳といったところでしょうか。

コレが内寸の値で、上記の1.5坪タイプの倍弱の広さということになりますので、外寸としては3坪弱という位になる計算です。


3坪のお風呂といえばかなりの贅沢なお風呂という感じですが、数字で比較すると、日本の一番大きなユニットバスの約倍、専有面積にして1.5坪広いということになります。

でも、この位の余裕があれば、作り様によっては脱衣所をこのスペースの中に持ってくることが十分できると思いますので、「(脱衣所の広さを含まないで1.5坪を占有する)広めのユニットバスとの差」を縮めることもできます。

また、まとまった1つの空間にすることで、浴室乾燥機などの設備と組み合わせて、他の場所に作る予定の物干しエリアなどを取り込むなど、全体としてのスペース効率化を考えることもできそうです。


1.5坪の違いをどう考えるか、という部分が住む人の価値観に関わってくるわけですが、「お風呂タイムを重要視したい」という方であれば、そこまで極端な違いでは無い様にも思えますね(全く逆の考え方をするならば、その1.5坪/3畳の部分をクローゼットにしたり、リビングを広くしたり、ということに充てるという考え方になるわけですが)。


このバスルームの雰囲気には広さ的な余裕が影響していることは間違いないとは思いますが、この雰囲気、それだけでは無いのでは無いかと。

窓がいいです。


これだけ大きな窓を作れると、開放感が断然違ってくると思います。

お風呂場の窓はプライバシーの問題などにも関わってきますので、大きな窓を作るということに躊躇してしまうかもしれませんが、バスルームを外から容易に見られない様な配置に持ってくることが出来ればそういった問題の多くは解消できますし、この写真のバスルームの様に、必要に応じてロールカーテンなどでしっかりと閉じることが出来れば、それほど気にしなくても大丈夫な気もします(でも、ロールカーテンは湿気を巻き込んでカビたりしそうな気が...)。


この位開放感がある窓があれば、もしかすると天井がちょっと低めでも、それが却って面白い雰囲気になるかもしれませんので、階段下やロフトなどの「屋根が低くなってしまう」場所を上手く使うという手もありかもしれませんしね。


Photo ©little.greene



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