昨日に続きまして、本日ももう1つ庭/テラス系のご紹介をさせていただきたいと思います。
こちらのお宅のお庭、屋外スペースを楽しむための設備が何から何まで全部揃っちゃってるんです。
ゆったり広々としたお庭。建物に隣接するエリアはウッドデッキ、それ以外は芝生です。芝生は芝生で当然良さがあると思うんですけれど、屋外家具や物を置いたりするのにはちょっと向いていなかったりしますし、雨天時やお手入れのことなんかまで考えると、この組み合わせとレイアウトがベストだったりするのかなと。
建物の正面中央が屋外リビングスペース。
大ぶりなパラソルと、その下に置かれたガッシリとした重厚なソファ。物流用の木製パレットを使って作ったローテーブルもものすごく良くマッチしてます。雨の多い地域ではキシラデコールとかを塗っておいたほうがベターでしょうか。
その右側が屋外ダイニング・キッチンエリア。
自宅にこんなスペースがあったら、季節の良いときなんかは、朝食も夕食も全部ここで食べちゃうでしょうね。
キッチンはこんな感じ。
余裕のある広い作業スペース。その下にはしっかりとした収納。ひと通りの道具類を屋外用として用意してここに収めておけば、いちいち屋内からものを運んでこなくても良いので、思い立ったときにすぐに屋外のダイニング・キッチンを使うことができます。屋外スペースだけに限った話しじゃないとは思うんですけれど、あるスペースを余すことなく使い倒すためには、手間や面相臭さをできる限り排除できるようにしておくことが、実はとっても大事なことなんだと思うんですよね。
これからお家を建てたりリフォームするご予定のある方で、広めの屋外スペースを確保できるという幸せな方がいらっしゃましたら、こんな感じの屋外リビング・ダイニング・キッチンを作り込んでみるというのはいかがでしょうか?
こういう庭、自宅にあったら本当に素敵だと思いますけれど、ここまでガッツリと作り込むのはさすがにちょっと大変かも…と躊躇しちゃいますかね。でも、最初はベースとなる部分だけにしておいて、そこに少しずつ手を入れていくというやり方もありますしね。コアとなるものとしてキッチン&キッチン下の収納を最初に用意しておいて、あとは屋外用のテーブルとベンチでもあれば、気軽に屋外に出る生活を始められそうな気がしますから、そこからDIYでコツコツと拡げていってみるというのも面白そうですよね。
( via BOLIG PLUSS )
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【アイディアの積み重ね】テラスの屋外リビング・ダイニング・キッチンを使い倒す
こういうテラスはいかがでしょう?
使い込まれたシャビーなテーブルとチェアのセット。屋内となんら変わらずに使えそうなこんな屋外スペースが自宅にあったらいいですよね。
ダイニングエリアの隣には、テラス用のキッチンとシンク。
できればちょっと大きめのシンクを入れて、油ギトギトのBBQグリルとか激しい汚れ物とかを、ガシガシと遠慮なく洗えてしまうような感じにしておきたいですね。
で、洗ったものはそのまま外で乾燥させて、翌日の朝に定位置へと収納、という感じに、屋外でのもろもろの作業を全てこのエリアだけ完結できるようになってたりすると、なおサイコーかなと。
壁には、屋外で使うクッションなどを引っ掛けておけるフックが用意されてたりして。
屋外で使うクッションのたぐいって、どこかにしまっておいて、使う際に出して、という使い方をするのが一般的だと思うんですけれど、実際のところはそれだとちょっと面倒で、ややもすると、その面倒さのせいで、いつの間にか使わなくなっちゃったりもしそうじゃないですか。かといって、いかに屋外用としての加工がされたものであっても、使った状態そのままで屋外に常に置きっぱなしにしておくと傷みも早そうですし、雨の多い時期には水が溜まった裏側にカビや苔が生えてきたりもしそうで、出しっぱなしにしておくのはちょっと抵抗があったりもしますよね。
その点、いつでも使えるような状態でこうやって片付けておけると、出したりしまったりの億劫さもなくて、思い立ったときにすぐにテラスに出て寛ぐことができて宜しいのではないかと。
ほんのちょっとしたアイディアですけれど、こういうのの積み重ねが、実生活の中での各スペースの使いやすさのキモになってきたりするんだと思います。
家を建てるときに、寝室やリビング、ダイニング、キッチン、どんな場所でも、「その場所をどんな風に使うか」を考えて、それに必要なものが何かを考えるじゃないですか。
庭やテラス、バルコニーなんかの屋外空間も、それと全く同じで、そうやってしっかりと考えて、いろいろなものを作り込んでいけると使い勝手が格段に良くなってくれますし、使い勝手が良いからこそ、その場所をより楽しんで使っていけるのかなと。
せっかく素敵な屋外スペースを作るんだったら、やっぱりそこを日々とことん使い倒していけるようにしたいですもんね。
( via Adam Robinson Design )