家を建てる前の段階ではあまり気にしたこともなかったんですけれど、収納スペースも、見た目とか雰囲気が意外と大切だったりするかなと。
収納力があるとか、単にものが効率よく片付けられるとか、そういった基本的機能としての部分が重要なのは当然として、暇さえあればものを片付けたくなるような、常に整理整頓しておきたくなるような、そんな風に、「人の気持ち」に訴えてくるような収納スペースを手に入れることができたら、それはものすごく幸せなだと思うんです。
それがどんなものかと聞かれたら、具体的な形にはいろいろあるとは思いますけれど、例えばこんな収納スペースとか。
サブウェイタイルの貼られた壁面にアルミの棚板を設置しただけのシンプルな収納スペースに、整然と並べられた道具類。この素朴で潔い感じ、ちょっと良くないですか?
収納って、ある意味で、常に増え続け、油断すればすぐに溢れ出そうとしてくる「もの」との戦いだと思うんですけれど、「箱」としてこういう収納スペースを手に入れることができて、そこをいつも気持よく整えながら暮らすことができたら、いつまででも無理せずに淡々と戦い続けられるんじゃないかなと。
( via trendenser )
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【道具と雑貨を柔軟に】有孔ボードとカウンターワゴンを組み合わせたキッチン脇の収納スペース
キッチンまわりで使う各種の道具類や調理家電って、1つ1つ形が違って大きさもまちまち、それなりのサイズのものもあったりして、収納場所に意外と苦労したりするんですよね。
キッチン脇にパントリー的な収納エリアが作れる恵まれたご家庭では、そういったところに収めておけばいいんでしょうけれど、パントリーを作るような手頃なスペースがどうしても確保できないというケースも別に珍しくはないと思うんです。
そういう場合、こういうのはいかがでしょう?
ホームセンター買ってきた有孔ボードを手頃な大きさにカットして壁に取り付け、その下にワゴンを置くだけ。
アメリカンな感じの無骨なスチール製のワゴンもいいですし、北欧風のシンプルで落ち着いた雰囲気のとかもいいですね。シャビーな雰囲気の、木の素材感そのままの古い木製ワゴンなんかを入れてみてるのもおもしろいかも。
以前にご紹介したビンテージのギャレーカートとか、車内販売用のワゴンとか、そういう業務系モノを流用してみたりするのもありかも知れません。
ものが増えたり、道具の入れ替えなんかで収納スペースを見直したいときにも、有孔ボードに差し込んであるフックを動かせば簡単に収納スペースの組み換えもできますし、手の込んだ料理をするのに広いスペースで作業をしたい場合とか、来客時なんかには、このワゴンごとガラガラと移動することでいろいろと柔軟に対応できちゃいます。
ワゴン側にどのくらいこだわるかにもよるとは思いますけれど、有孔ボードが数千円台の前半+ワゴンが1〜2万円程度として、3万円あれば十分おつりが来るくらいでDIYにチャレンジできてしまうのではないかと。
この夏、うちのキッチン周りの収納も少し見直ししてみようかな。
( photo #1 via Better Homes and Gardens , #2 ©Telstar Logistics)