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【既成品を遊び心でカスタマイズ】光を通すシンプルな間仕切り壁と、ワークデスクの頭上の空中茶室



自宅のリフォームプランを検討中の身としては、こういうのも気になっちゃうんですよね。

角材とポリカ波板で作った、光を通すシンプルなスペースディバイダー兼ディスプレイ棚

角材とポリカーボネートの波板で作った間仕切り壁兼ディスプレイ収納。

角材とポリカ波板で作った、光を通すシンプルなスペースディバイダー兼ディスプレイ棚に観葉植物を飾る

細い木製フレームと、光を通す光を通すポリカーボネートの組み合わせ。この明るく軽やかな感じに、観葉植物が最高に良く合いますね〜。こういうの、先日ご紹介した、2×4材を使って柱や壁を作れる接合金具「SIMPSON金具」と組み合わせれば、DIYでいろいろなパターンの空間の仕切り方やアイディアを試せて面白そうかも。

角材とポリカ波板で作った、光を通すシンプルなスペースディバイダー兼ディスプレイ棚2

 

実はこちら、 IKEAがコペンハーゲンに作った、”Space10″というデザイナー/アーティスト向けの多目的施設なんです。内部で使用されている家具も当然IKEAのもので、それをカスタマイズ、アレンジして、新しい住居の形を模索するためのワークショップ/イノベーション・ラボとしての役割を果たすスペースとして運営しているんだそうで。

木材とポリカ版で作った「空中和室・茶室」のあるワークスペースの作業風景

スペースの中心、長机の向こう側に据えられたちょっと変わったワークデスク状のもの、なんだと思います?

これ、下部は見ての通り普通のデスクなんですけれど、その上にある箱状の物体の内部は、こんな感じのロフトの茶室的な空間になってるんです。

ワークスペースの頭上に木材とポリカ版で作った「空中和室・茶室」

こういうの、自宅に欲しくないですか?

それにしてもこの「ワークデスク兼ロフト茶室」、よく見るとどこかで見たことがあるような…。(恐らくですが)IKEAの木製の2段ベッドフレーム、”MYDAL”あたりか、

IKEAの木製2段ベッドフレームMYDAL

 

リバーシブルのベッドフレーム、”KURA”あたりを

IKEAの木製リバーシブルベッドフレームKURA2

IKEAの木製リバーシブルベッドフレームKURA1

 

流用して作ったものだと思うんですよね。

木材とポリカ版で作った「空中和室・茶室」のあるワークスペース

ワークスペースの頭上に木材とポリカ版で作った「空中和室・茶室」2

下段をワークデスクとして使うのにちょうど良いくらいの高さになるように脚を延ばして、しっかりとした天板を張って。日本でやるんだったら、地震対策として、天井か壁にしっかりと固定できる仕組みも欲しいですかね。

 

光を通すシンプルな間仕切り壁&頭上に空中和室のあるワークデスク。どちらも自宅にあったら最高に素敵ですよね〜。イノベーションとかテクノロジーがどうだという話になると、何だかちょっと難しい感じがしてしまいますが、そういうのは抜きにして、こういうアイディアは単純におもしろくて宜しいのではないかなと。

年末年始にDIYしてみちゃおうかな…。

※その後またちょっと考えてみたんですが、PILLAR BRACKETSIMPSON金具を使ってやってみようと思ってた自宅の子供部屋リフォームプランに、今回のIKEAのロフトベッド+ポリカーボネート波板のアイディアをカスタマイズして組み合わせて、下の写真みたいなイメージにもっていくと、最小限の手間でかなりいい感じのリフォームが実行できそうな気がします。子供部屋リフォームプラン、いよいよ固まってきた気が。

勾配天井の下のロフト的ベッドルーム クイーンサイズのベッドあり 12.5畳と4.5畳に区切ってみる 2段ベッドとデスク2個その2 勾配天井の下のロフト的ベッドルーム クイーンサイズのベッドあり 12.5畳と4.5畳に区切ってみる 2段ベッドとデスク2個その2 頭上から

( Photos #1,#2,#4,#5,#9 via design milk , #3,#10 via YouTube , #6-#8 via IKEA ,#11-#12 ©juutakudesign )

【動線的にも合理的】森に向かって開く開放的なベッドルームと隣接する寛ぎのバスルーム



自宅のベッドルームがこんなだったら良いですよね〜。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのベッドルーム

30畳以上はあろうかという広々とした空間の真ん中に壁を立てた、ちょっと変わった作りのスペースの中央に、キングサイズのベッドを置いて。

 

枕元の壁を隔てた逆側は、実はこんな感じのバスルームなんです。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのベッドルームとバスルームとベランダ

テラスとのあいだは全開口のガラスのスライドドア。この開放感、サイコーですね〜。

夏場とかは、水着でも着て、水に使って涼みながら読書とかしてみたいかも。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのバスルーム

敢えて熱めのお湯を張って体を温めたのち、テラスに出て夕涼みしながらビールでも飲んで、また少し冷えたら風呂に入って、お風呂の中でもまたちょっと飲んじゃったりして…みたいな感じも素敵だと思います。そこまでいっちゃうと、お風呂というよりは、完全にどこぞのリゾート施設ですな。

 

このレイアウトがまたいいですよね。寝室のすぐ脇がバスルームって、便利なんです。1日のなかで、何らかの形でタイミングが重なってくることが一般的な「入浴/シャワー」と「就寝/起床」という項目が、物理的・動線的につながってると、一連の流れが非常にスムーズになってくれますから。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウスのバスルームとベランダ

でも、この開けっぴろげっぷりは、さすがにちょっと勇気がいるかも…。

こちら、九龍半島の北側、香港最高峰の山、大帽山の麓に建つお宅でして、どんな方がお住まいの住宅なのか、そこら辺の情報まではちょっと確認できなかったんですが、香港の方というのはこういうのは全然OKな感じの文化なんでしょうかね。

と思って全体を確認してみたら、こちらのお宅、実はこんな感じの建物。

森に向かって開く4階建での開放的なリノベーションハウス

この4階建ての3階部分が丸ごと先ほどのベッドルーム&バスルームになってまして、ちゃんとカーテンもついてますから、外からも丸見えにはならないようになってるんですね〜。

これだったら大丈夫…かも…? でも、家族だけでも、あの作りはやっぱりちょっと恥ずかしかったりするような気もしないでもないような…。

まあ、これだけの豪邸だったら、他に普通のバスルームも作っておけば良いんでしょうけどね。 で、このバスルームは、水着を着て寛ぐとき用のにすれば宜しいわけで。あー羨ましい…。

( via archello )