こちらのお宅、リビングに隣接するこのベランダがとても素敵だなと思ったので、ご紹介させていただきます。
全開口のスライドドアでベランダとつながる、明るく開放的なリビング・ダイニング・キッチン。
開け放ったスライドドアの向こうは、半屋外のダイニングスペース。
そして、そのサイドには、これまた素敵な屋外リビング的なスペースも。
これ以上ないというくらいに低い作りのソファがいい感じですね〜。
ここまで低いと、ほぼ床といっても過言ではないレベルだと思います。ベランダの開放感と、この低い感じの組み合わせの中でゴロゴロしたり寛いだりするの、他ではちょっと得られないような独特な感覚の気持ちよさがあるのではないかと。
しかもこのベランダ、リビングからだけじゃなくて、隣のベッドルームからもでられるようになっちゃってるんです。
こういう、ぐるりと回れる回遊的な動線が確保できてるのっていいですよね。夜、リビングで寛いでから、一度ベランダに出てそのままベッドルームへ、とか、朝、ベッドルームからベランダへ出て、ちょっとボーッとしながら歯磨きでもしてからリビング・ダイニングへ、みたいな感じで、毎日の暮らしに、流れるような自然なリズムが生まれてくれそうです。
こちらのベランダ、ここまでご紹介しただけでも、あれやこれやと十分すぎるほど魅力的なわけですが、実はそれだけじゃないんです。
先ほどのソファの置かれていたスペースのちょうどの逆サイドには、何やらちょっと和な雰囲気もあるような、千本格子的な木製の3枚の引き戸がはめ込まれてまして、
その引き戸を開けますと、そこにはランドリースペースが隠されてたりして。
リビング・ダイニング・キッチン&ベッドルームのすぐ脇というレイアウト。洗濯が終わったらそのままベランダで干せて、屋根もあるので天気も気にせず大丈夫。作業動線的には、もうこれ以上ないというくらいに便利だと思います。
寛ぎの屋外スペースとして楽しめちゃうだけじゃなく、家事や動線という、日々の暮らしに関する実用的な面でもこれ以上なく便利に使えてしまう、一粒で二度も三度も美味しいこの感じ、最高なんじゃないでしょうか。
このベランダ、小さく見積もっても14〜15畳はあろうかという広さだと思いますから、贅沢な部類に入るスペースなのは間違いないですけれど、自宅にこんなスペースがあったら、これさえあれば他にはもうなにもいらない、というくらいの一番のお気に入りの場所になってくれるのは間違いないかなと。
こちらのポストをご覧になっている方の中に、これからお家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方がいらっしゃいましたら、こんなベランダ、お宅にもおひとついかがでしょうか?
( via DESIGN MILK )
「内装や雰囲気」カテゴリーアーカイブ
【上部はテラスの空中庭園】植栽と岩組で装飾された緑あふれるガレージ
自宅のガレージを、緑の庭園風にしてしまうというのはどうでしょう?
家の入り口がこんな感じになってるの、ものすごくアリだと思います。
うちの自宅、10年ほど前に建てたんですが、土地が25坪くらいしかありませんもので、何らかの形で今どきの狭小住宅的な作りになるのはどうしても避けられなかったんですよね。で、どういう家にするかを考えているときに、「家の正面を駐車場にしちゃうと、車の脇を通り抜けて家に入る感じになっちゃって、それってちょっとアレだよね」という話がありまして、結局、駐車場はビルトインにして、玄関はその隣に別口で作る形にしたんです。でも、こういう作りだったら、「車の脇を抜けて、その向こうの玄関に」みたいな感じでも良かったかもな、と思ったりしまして。
もみじの持つ、どことなくアジアンなテイストと、周囲に配された岩組の組み合わせが素敵です。
うちの自宅にももみじがあるんですけど、緑の時期に、生命力に満ちあふれた感じで生い茂る葉はとても素晴らしいと思いますし、秋になったら紅葉も楽しめちゃいます。育てるのも比較的簡単ですし、かなりオススメの植物の1つなのではないかと。
実はこちら、世界的に有名な日本の庭園デザイナー 石原 和幸氏の手掛けた『千里千庭(Senri-sentei)/Garage garden」という作品。本年2016年に、ガーデニングショーの最高峰、イギリス王立園芸協会主催の英国チェルシーフラワーショー(RHS Chelsea Flower Show)で、最高賞である「プレジデント賞」を受賞しています。
そりゃ、素敵に決まってますな。
自宅に庭が欲しいけど、正直、土地にあまり余裕がなくて…とお悩みのご主人&奥様がいらっしゃいましたら、こんな感じの駐車場兼お庭、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか?
( via The Royal Horticultural Society )