庭やテラスを自分で色々と作り込むんだったら、ベースはごくごくシンプルにしておくという手もありかも知れません。
ウッドデッキを張ったりパーゴラを作ったり、家を建てた後で庭やテラスについてもう一度じっくりと考えて、そこに比較的大掛かりな作業を入れるのって、精神的にも金銭的にも結構ハードルが高いと思うんです。
なので、そういったアイテムを入れたいのであれば、基本的には家を建てる際にセットで全部やってしまうのが良いと思うんですが、「自分でコツコツDIYする自信アリ」という方だったら、初期状態では敢えて多くを導入せず、フェンスのほかは、必要箇所にコンクリを打ってシンプルに砂利を敷いて、くらいにとどめておいて、実際にそこに住みながらイメージを膨らませつつ少しずつ少しずつアイテムを追加していくというのも、それはそれで楽しかったりするかなと。
時間帯や季節で変わっていく日の差し込み方や風の流れなんかを感じながら、壁際にベンチとクッションを置いて、裸電球をぶら下げてみたり。
テーブル代わりの木箱と、その上にはガラスジャーを使ったキャンドル。
こういうの1つとっても、実際に住んでみてからのほうが、より良い選択をできそうな気がしますよね。
砂利のスペースの上に無造作に置かれた、ペール缶を使って作った焚き火台。
こういうのが思い付きで置けてしまうのも、元がシンプルだからこそといえる気もします。下がウッドデッキだったら結構難しいですしね。
シンプルなベースの庭に、時間を掛けて少しずつ自分で手を入れていって、家全体や周囲の環境とピッタリとマッチした屋外の空間を作り込んでいく。
確かに手間は掛かりますけれど、そういうのもまた、日々の暮らしを楽しむということの1つだったりするのかなと。
これからお家を建てるご予定の方で、自宅の庭とじっくりDIYで向き合うだけの精神的/肉体的/その他もろもろ余裕がある幸せな方がいらっしゃいましたら、3カ年計画くらいでチャレンジしてみるというのはいかがでしょうか?
( via Blacbird )
【自宅の裏でリゾート気分】木漏れ日の降り注ぐ、バスタブの置かれたウッドデッキのテラス
梅雨時のぐずついたお天気の日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
梅雨が明けたら夏ですからね。今年の夏は、ご自宅のテラスや裏庭に、こんなスペースを作り込んで、自宅を心ゆくまで楽しんでしまうというのはいかがでしょう?
あつ~い真夏のお昼間、このバスタブに冷たい水を張って、タープの隙間から差し込む木漏れ日を浴びながらリゾート気分でのんびり読書なんてのも素敵ですし、熱帯夜に、このバスタブに熱めのお湯を張って、火照った体を限界まで温めてからの夕涼みなんてのも良さそうです。
まあ、真冬はさすがにちょっと無理な気がしますけれど、春先に、芽吹く木々や花の香りを感じながら、とか、秋の夜長に虫の声を聞きながら、というような感じに、自宅に居ながらにして季節の移り変わりを楽しみつつの入浴なんてのも風情があって良いですよね。
ちなみにこのテラス、どこかで見たことがある気がしていたんですが、以前にご紹介した、オーストラリア最東端の海沿いの街・バイロンベイに建つこちらのビーチハウスの裏庭なんだそうで。
それにしても、何でこのときこのテラスをご紹介しなかったんでしょう…? 不思議なこともあるものです…。
( via The Design Files )