このブログでよくご紹介するものの1つに、「空間のつなげ方/区切り方」的な話題があるんですけれど、こういうのはいかがでしょう?
リビングとキッチンの間が、スリット格子の引き戸で仕切れるようになってるんです。
これ、ちょっと良くないですか?
これが化粧合板とかだったら、引き戸をひくと「完全に閉じてます」という感じになっちゃうと思うんですけれど、これだったら閉じておいても圧迫感も無いですし、スペース同士がほど良く区切れた感じになってくれるかなと。
しかもこのスリット、ガラスも入ってるんです。なので、光と視線は遮りつつも程よく通して、音と臭いは通さないという、非常に絶妙な感じの仕事をしてくれちゃうわけで。シチュエーションに応じてこの引き戸を動かすことで、かなり色々なパターンのつなげ方/区切り方を実現できそうで、これはなかなか芸が細かいですよね。
広めのスペースを、「仕切りなく丸ごとリビング・ダイニング・キッチンに」みたいな使い方も当然良いとは思うんですけれど、そこに加えてこういうアイディアも盛り込んでおけると、さらに柔軟なスペースの使い方ができるようになって宜しいのではないかなと。
(さすがにキッチンにはちょっと合わないかも知れませんけれど)これの応用編で、障子とかを持ってきてみるのというも、もしかすると面白いかもしれませんね。
( via Home Adore )
【日常的に屋外スペースを楽しむ】開放廊下とバルコニーでつながるリビングとベッドルーム
こういう作りのバルコニーやベランダ、ちょっと素敵かなと。
家の躯体に沿って作られた屋根付きの開放廊下。
ここにちょっとしたベンチでも置いておくだけでも、十分に気持ちの良いスペースになってくれそうな気がしますが、更にその隣には…。
バルコニーに作り込まれた、中庭的な屋外リビングスペース。
そして更にその向こうにはメインのベッドルーム。
こちらのベッドルーム、普通の一軒家の中の一部屋なのに、離れのような、または、ペントハウスのような、その他のエリアから切り離されたかのような何とも言えない独特の雰囲気があって素敵じゃないですか? これもこの中庭的なバルコニーがあるお陰だと思いますし、こんな感じに、生活動線の途中に中庭的なスペースを作り込んでみるというの、ちょっと面白いですよね。
自宅にバルコニーやベランダを作るんだったら、こういう作りにしておくと、より日常的に屋外スペースを楽めて宜しいのではないかと。
まあ、夏は暑いし冬は寒いし、良いことばかりじゃないかも知れませんけれど、そういうのもまた日々の暮らしを楽しむということの1つだったりするのかなとも思いますしね。
開放廊下は一定の条件を満たせば床面積に参入しないで良いというメリットもありますし、これから家を建てたりリフォームしたりするご予定のある方で、「日常的に楽しめる屋外スペースが欲しいな」とお考えの方がいらっしゃいましたら、こんな感じのバルコニー/ベランダ+開放廊下の組み合わせというのも、候補の1つとして検討してみてはいかがでしょうか?
( via michaelscottking.com )