こういうバスルームも素敵ですよね。
真っ白な正方形のタイルが敷き詰められた、洗練された印象のバスルーム。
スミ入れされたかのような黒い目地が、タイルの存在感を際立たせてくれますね〜。
こういう縦横1:1の正方形が敷き詰められた風景って、スマートな中にも可愛らしさのようなものが感じられるような気がするのは私だけでしょうか。真面目で頭の良い、安定感のある優等生。だけど、格好良いというよりは、愛嬌のようなものをしっかりと兼ね備えていて、冷たい印象になり過ぎないバランスの良さのようなものを感じます。
このバスルーム、確かにとっても素敵ですけれど、これだけ上手にまとまった感じで作り込まれちゃうと、後から中途半端な棚とか、妙ちくりんなデザインの家電とかを持ち込むと、全てが台無しになってしまいそうな気もしますね。
当然、棚とか収納とかについては、必要にして十分なものを予め作り付けて置くのが必須になるんでしょうけれど、ここに持ち込んで使用する各種のアイテムにしたって、どんな色だったらこの中に入り込んでも許されるのかとかという話もありますし、そうすると、タオル1枚、歯ブラシ1本に至るまで、全てにおいて半端は許されないと言いましょうか何と言いましょうか…。
あ、でも、家というのは住んでナンボなものなわけで、こういうところにいきなりドラえもんのコップとかキティちゃんのヘアブラシとかが置いてあるというのは、それはそれでアリなのかも知れませんけどね…。
( via archilovers )
【内外の空間のつながりと調和】全開口のガラス折れ戸で庭とつながるリビング
こちらのお宅みたいなリビングと庭の作り、良いですね〜。
全開口型のガラスの折れ戸でつながるリビングと庭。
そして、その向こうには、屋外ダイニング的なスペースと、
屋外リビング的なスペースが。
このお宅の何が素敵って、屋外スペースの充実っぷりの素晴らしさも去ることながら、屋内と屋外がセットの空間として作り込まれた、リビングと庭のこの作りが素晴らしいですよね〜。
庭に面したリビングの縁部分は、あくまで屋内でありながら、ガラスドアを全開口にすればほぼ屋外と言ってしまっても過言ではないほどの、開放感溢れるスペースに。
庭の中ほどの塀沿いに植えられた庭木の存在感がまた素晴らしいですよね。
この木があるお陰で、庭の周囲を囲う塀は低くしてスペース全体としての開放感は保ちつつ、外部からの視線が屋内へ直接入り込んでくるのを妨いでいます。植える木に落葉樹を選択しておけば、夏は葉を生い茂らせて庭に日陰を作るとともに、屋内深くへ日光が入り込んでくることを防いでくれますし、冬は逆に、葉を落とすことで屋内深くまで日光を呼び込むことができ、季節に併せた自然の日照コントロールの機能も果たしてくれるわけです。
決して「広大な庭」というような感じではありませんが(とはいえ、10坪〜15坪はありそうな感じですので、日本の都市部の住宅事情から言えば十分に贅沢ともいえますけれど…)、必要にして十分なものを取り揃え、屋内と屋外が上手につながって全体が調和した感じの、とても素晴らしいお庭なのでは無いかと。
いつ日か、子供たちも独立して、夫婦2人で、余裕を持って土地を確保できるような場所にでも移り住むことがあったら、是非ともこんな感じの家を建ててみたいものです〜。
( via Manly )