【包まれ感と開放感】勾配天井の下の小さなベッドルーム



狭いベッドルームって、独特の包まれ感のようなものがあって、意外と良い感じだと思うんです。

こちらのベッドルーム、ダブルベッドを1つ置いたら、他にはもう何もおけないくらいのコンパクトなスペースしかないんですけれど、何だかこの上なく落ち着いて眠れそうじゃないですか?

勾配天井と天窓の下のコンパクトなベッドルーム

 

頭上には大きな天窓。

勾配天井と天窓の下のコンパクトなベッドルーム2

明るくて開放的で、包まれ感と開放感の共存する独特の雰囲気がありますよね〜。

 

ゆったり広々してて、サイドテーブルとかコンパクトなソファとかも置いてあったりして、という充実したベッドルームも当然良いとは思うんですけれど、これはこれでなかなか宜しいのでは無いかと。

クローゼットとか必要最低限のモノを置いておくためのスペースは当然必要だと思うので、ホントのホントにこれだけのスペースで、というのは現実的にはちょっと無理があるのかもしれませんけれど、家を建てるときに、例えば柱とかレイアウトの関係で、変な形の空きスペースができてしまったりする場合なんかに、こういうのも選択肢の1つとして頭の中に入れてあると、思いの外、面白いスペースが作り込めたりすることもあるかなということで。

( via BLOOC )

【パノラマの天窓】勾配天井の下の開放的なベッドルーム



これは良いかも。

ロフトの斜めになった勾配天井に天窓というのはポピュラーな組み合わせですけれど、それを縦に3つも並べてしまうというのはちょっと珍しいですよね。

天窓が縦に3つ並んだロフトのベッドルームの勾配天井

 

更にそれをもう1列。縦3つ×横2つ、これは結構な開放感なのでは無いかと。

天窓が6つ並んだ開放的なロフトの勾配天井の下のベッドルーム

下に行くほど小さくなる作りになってますので、転落防止的な面にも役立ってくれそうですし、例えば中段だけロールスクリーンで閉じたりすれば、開放感は損なわずに、外部からの視線だけ上手に遮ぎったり、という使い方なんかもできそうです。

 

しかも、実は逆側の天井も同じ作りになってまして、全部合わせて合計12個の天窓。これだけ天窓があったら、朝な夕なに、自宅のベッドルームに居ながらにしてパノラマビュー的な空の風景を楽しむことができちゃいますね〜。

沢山の天窓のあるパノラマビューのロフトのベッドルーム

 

光が欲しくないときにはロールスクリーンでピシっと閉じておくことができますので、朝方、外が明るくなってくると、まだ寝ていたくても自然と目が覚めてしまうような体質の方や、夏場の昼間、日が入りすぎて困ってしまうようなときでも大丈夫。

天窓が縦に3つ並んだロフトのベッドルームの勾配天井2

 

この作りだと、当然、日本の建築基準法でいうところの小屋裏収納的な扱いにはできないわけですが、そういったスペースの有効活用やメリット云々の話を抜きにしても、こんなに素敵なベッドルームが自宅に作れるのであれば、それだけでも十分に価値があるのではないかと。

まあ、冷静に考えてみると、この天井部分にもう1つ小屋裏収納が作れてしまうくらいに贅沢な作りだったりもするんですけどね……。

これからお家を建てる方で、最上階に勾配天井の下のベッドルームを作ってみようかなとお考えの方がいらっしゃいましたら、こちらのベッドルームを参考にしつつ、色々と検討してみてはいかがでしょうか。

( via vtwonen )