こちら、オフィス家具やコンピュータ周辺機器の収納ラックなどの製造・販売を行っているイタリアのCodeima srlという会社が作った、”flat-bike-lift”という自転車ラックなんですが、かなり良い感じだったのでちょっとご紹介させて頂きたいと思います。
一見、通常のタワー型のラックのようにも見えるんですが、
収納時にはラックがこんな感じにリフトアップされて、天井に張り付くような形でフラットに自転車が収納できてしまうんです。
意外と場所を取る自転車の自宅駐輪スペース問題も、これなら一発で解決。
チャイルドシート付きのママチャリも問題無く搭載可能。
子供用の自転車は、縦に2台並べて。
独身のときには想像すらしなかったことですけれど、子供が出来て、幼稚園〜小学校位になると、当たり前ですけれど、ほぼ間違いなく自転車に乗るようになるんですよ。
土地に余裕があったり、都市部でも広いお庭があるような豪邸にお住まいの方には関係の無い話かも知れませんけれど、小さな小さな狭小一戸建てなんかに住んでますと、その子供の駐輪スペースの問題1つとっても、結構悩ましかったりするわけで。
しかも、2人兄弟だったら、当然自転車も2台。両親も自転車に乗るなら、家族合計で4台です。
でも、この自転車ラックがあれば、家族分全部まとめて、駐車場の上部スペースにスッキリ収納出来ちゃいますから。
ガススプリングと油圧スプリングとを組み合わせることで、少ない力でもスムーズに、しかもゆっくりと動作するように設計されていますので、女性や子供でも安全に上げ下げができます。
オプションも色々充実。
ヘルメット用のラックや、
ファットタイヤバイク用のマウントなんかも用意されてたりして。
設置に必要な天井高は240cm。
搭載作業時の床からの地上高は67cmです。
動作時の回転半径は145cm。
大人用の自転車の全長は大体180cm前後ですので、一台あたり180cm×145cm程度の面積があれば収納できる計算になります。
動作時の下部スペースについての考慮は当然必要ですけれど、車1台分の駐車スペースは5m×2.5m程度はあると思いますので、その上部空間を使えば、単純計算で大人用の自転車3台、上手く組み合わせればもしかすると4台収納出来るかも知れませんね。
ちなみに、天井収納時の高さは45cm。
これに更にハンドル幅の考慮が必要になるはずですので、マウンテンバイク等、幅のある自転車の場合にはちょっと注意が必要かもしれませんけれど、このサイズだったら、自転車を室内に入れて保管・収納したいという場合でも使えそうな気がします。
価格は1セット通常309ユーロのところ、現在セール中で249ユーロ。何と海外発送も対応してまして、送料35ユーロで日本へも発送してくれちゃうようです。
「自宅用に省スペースな自転車ラックが欲しいな」とお考え中の方がいらっしゃいましたら、検討候補の1つに加えてみてはいかがでしょうか? ※海外との直接取引になりますので、実際にご購入等される際には、詳細仕様等についてご確認の上、自己責任での対応をお願い致します。
( via flat-bike-lift )
勾配天井の下のワークスペース&スモールリビング
ロフトや、斜線制限などの関係で出来てしまった勾配天井の下のスペースを使って作った、こんな感じのコンパクトなワークスペース、良いですよね。
でも、こういうスペースの使い方の選択肢として、敢えてゴチャゴチャとモノを置かずに、ただただ落ち着いて読書に没頭できそうなシンプルなリーディングヌックにしてしまうという手も、これはこれで憧れるものがありますね〜。
こういう家具もモノも無いスペース、意識して確保していかないと、作れないですよね。家の中って、放っておいたらいつの間にかどんどんモノで溢れていっちゃいますから。
上記の写真、どちらも同じお宅の中の一画なんですけれど、最初の写真のワークスペースも、現在に至るまでに色々な変遷を経てまして……。
当初は、座り心地の良さそうなコンパクトなソファを置いた、包まれ感のあるこんな感じのスモールリビング。
コレも良いですね〜。斜め天井下の包まれ感で、ものすごく落ち着いて寛げそう。
ソファの代わりにアンティークのテーブルと椅子を置くと、シンプルなワークスペースに。
そして、もう少し色々と設備を充実させた結果が現在の状態。
勾配天井の下って、大きな家具が置けないので使い方が難しい部分もありますけれど、独特の雰囲気を上手に活かす事ができれば、アレンジ次第でいくらでも面白い感じのスペースにすることが出来て面白いですよね。
( via helt enkelt – #1 , #2 )