【内外の空間共有】リビングと一体化するベランダ



こちらのベランダの開放的な雰囲気良くないですか?

全開口の開放的なベンチ付きベランダ

朝食後、コーヒーを持ってベランダに出て出勤前にほんの一瞬のんびり、なんてのも良さそうですし、休日にお気に入りの小説を何冊か用意しつつ、デイベッド風にゴロゴロしながら過ごしたりしたら気持ち良いでしょうね〜。

 

奥行きはせいぜい1.5mあるか無いかといったところでしょうか。このくらいの奥行きしか無いと、ゆったりと使えるような感じにするのは正直いってちょっと難しかったりすると思うんですが、そこに敢えて、思い切りよくベンチを作り付けちゃってるところがポイントかなと。

だって、もしもココにベンチを作ってなかったとして、代わりに椅子を置いてもソファを置いても、何だかちょっと窮屈な感じになっちゃうと思いません?

あ、でも、椅子もソファも、外に向けるんじゃなくて、このベンチと同じように家の内部に向けて置いたら、それはそれでアリな気がしますので、要は、「内部に向けてある」というレイアウトが良いということなのかも。

この配置だと、「外に向く」ためではなく、あくまで屋内で過ごすのと同じ意識のままでベランダに出ることが出来ますので、ベランダという屋外の空間に居ながらにして、リビング側にいる家族とも同一の空間を共有することが出来ますし、そういった意味では、ベランダの奥行きが無いというデメリットが、内部と外部の距離をより縮めてくれるメリットにもなってくれるわけです。

 

こちらのお宅、台湾南部 高雄の街に建つ古いアパートのリノベーション物件でして、ベランダ部分は、もともとはこんな感じだったんだそうで。

リフォーム前の全開口でないベランダ

右のタイル貼りの部分がもともとのベランダ部分なんですけれど、お世辞にも開放的とは言えない感じだったのではないかと。

それを、柱と柱の間のスパンを全部使って、内部と一体化した屋外空間を全面に作り込むことで、リビングスペースと一体化した最高に開放的な空間に仕上げちゃったわけです。

やっぱ家って、広さじゃなくて作り方次第なんですよね。

( via apartment therapy )

【最小限に収納】壁にフラットに収まるテーブルとベンチ



こちらのお宅の壁にある、このちょっと変わった「木製の何か」、一体何だと思います?

壁面にフラットに収納できるテーブルとベンチのセット1

扉か雨戸か、もしかしてガレージとか……?

 

ちょっとわざとらしかったですかね。

こちら、実は壁面にフラットに収納できちゃうテーブルとベンチのセットなんです。

パタンと倒して足を出すと、あっという間にこんな感じの立派なダイニングテーブルと2脚のベンチになってしまうという。

壁面にフラットに収納できるテーブルとベンチのセット2

折りたたみ式のテーブルやベンチって、使わないときにはしまっておけて便利ではあるんですけれど、たたんでおいても意外とスペースを取りますし、何よりも、いちいち収納場所から取り出すのが面倒臭くて、結局使わなくなっちゃったりするんですよね。

その点、こちらのテーブルとベンチはピッタリと壁に収まってくれますので、収納スペースも最小限で済みますし、使いたいときにはあっという間に出すことができます。

 

リビング・ダイニングの壁に取り付けておいて、来客時なんかにサッと出して使えるようにしておくのも便利そうですし、もしかすると、キシラデコールあたりをしっかり塗った上で、庭やテラスやバルコニーの一画に設置して、屋外用の設備として使ったりしてみても良いかも。

 

ちなみにこちら、コンセプトモデルとかではなく、ブラジルのオンライン家具ショップ”LojasKD”で実際に販売されていて購入することもできる正真正銘の商品。

気になるお値段はR$2,129(R$=レアル)。1レアル≒46円として計算すると、日本円で97,934円だそうです…。

意外と安くなく、でも別に高くも無く、まさに「まぁそんなもんかな」という感じかなと。

でも、10万円出すんだったら、DIYで自分で作ってみたりしても良いかもしれませんね〜。

( via LojasKD.com.br )