クリスチャニアのガラスの家



デンマーク コペンハーゲンのヒッピー自治コミュニティ、クリスチャニアにあるガラスの家です。

日本で家を建てよう、という人にどの位参考になるのかわかりませんが、ま、良い感じだったので。
強度とか気密性とか、そういったものは全然考慮されていないと思いますね。家の躯体は、ほぼ全てガラス窓で作られていて、家全体が巨大なサンルームみたいな感じなのでしょうか。
家の中に太陽の光が燦々と降り注いで、家の中のどこにいても、屋外か日当りの良い南向きの軒下に居る様な感じでしょう。きっと気持ちがいいと思います。
(家に限らず)こういったものを目にしたときによく思う事があります。「何かを得る替わりに何かを失っている」のではなく、「何かを失ったとしても、必ず何かが得られている」という、ポジティブな考え方というのが、幸せな人生の為には何よりも重要なのではないかと。
このおんぼろグラスハウスでしか得られない「もの」も「経験」も、沢山あるのではないかと思いますね。
Photo ©seier+seier

暖炉のある寝室



今まで、それなりの数の暖炉を見て来ましたが、大抵の暖炉は、リビングなりダイニングなり、その家の中の「共有スペース」的なところに設置されていました。

こちらの暖炉は違います。
色々な暖炉ご紹介シリーズ、第十三弾は「暖炉のある寝室」、寝室に設置された暖炉です。
確かに、暖炉はのんびりと寛ぐための「寛ぎの設備」な訳で(暖房設備でもありますが)、こういった設備を寝室に入れてしまう、というのは良いアイディアだと思います。
寝室の横にテラスやベランダを配したり、寝室の一画をリビングにして、そこで就寝前に手軽に寛げる様にしてしまうのと同じ様な良さがありますね。
あと、こうしておく事で、小さな子供さんが居る家庭でも、親の目の届かないところで事故が起きる危険性が低くなる、というメリットもあります。
広めの寝室にリビングスペースを追加して、そこに暖炉を設置してしまう。
この寝室、良い感じだと思います。
Photo ©wili_hybrid