低い天井のコンパクトなスペースにぎゅっと押し込められたソファとテーブル。なんだかとってもリラックスして寛げちゃいそうじゃないですか?
実はこちら、キャンピングトレーラーの最後部のリビングスペースなんです。
このこじんまりとした居心地の良さそうな雰囲気だけでも十分おもしろいと思うんですけれど、それに加えて、小さなスペースに柔らかくて触り心地の良さそうなクッションとファブリックをタップリと詰め込んだこの感じがまた素晴らしいのかなと。
キャンピングトレーラーですから、コンパクトながらも、こんな感じのダイニング・キッチンと、
トイレ・洗面までついてます。
はっきりとは分からないですけど、キャンピングトレーラーの定番AIRSTREAMの、サイズからして一番コンパクトなSPORTSというタイプ(それでも全長5〜6m程度はありますが)でしょうかね。
これ、以前から思ってたことなんですけれど、キャンピングトレーラーを自宅の庭や駐車場に置いて、離れの多目的スペース的に使うというアイディア、結構ありなんじゃないかなと(海外なんかだと、結構やってる人いますよね。というか、海外だとキャンピングトレーラーでそのまま生活しちゃってる人もいますけど…)。
奥のソファを取り払ってちゃんとしたベッドを入れて、両親の寝室兼お父さんの書斎として使うというのもいいかも知れませんね。
さすがに「書斎」というにははちょっとアレかも知れませんが、休日にちょっと1人で何か作業をしたいときに、ここでラジオでも掛けて、コーヒー飲みながら、みたいなのは悪くないのではないかと。
僕のうちも、部屋が足りないのでいつかリフォームを入れなきゃならないんですけど、じつは駐車場だけは無駄に余裕があったりするので、そこに部屋作っちゃおうかと思ってたんです。だったらそこにキャンピングトレーラーを置いちゃうというのもありなのかも。 で、夏休みとは冬休みには、そのままフェリーに乗って北海道とかまで行っちゃったりして。
そんな風に家族で出かけられるのって、多分子どもが小さいうちだけだと思いますしね。中学生、高校生になったら、やれ友達が、やれ部活が、やれ勉強が、みたいな感じで、家族揃ってお遠出とか旅行なんて、そうそう年に何回もできなくなっちゃうんだろうなと…。
車にトレーラーヒッチつけちゃおうかな…。
( via the teacup incident )
【低いくぼみでリラックス】ベッド脇に掘られた寛ぎのスペース
こちらのお宅、ちょっとおもしろいなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
吹き抜けでつながるロフト的なフロアのあるリビング・ダイニング・キッチン。
上のフロアは、セカンドリビング兼書斎的なスペースとベッドルームになってまして、立面図でみるとこんな感じ。
そして、おもしろいなと思ったのはこちら、ベッドルームの入り口のこの部分。
スキップフロアとはちょっと違うんですが、一段低くなった、くぼみ状のスペースが作り込まれてるんです。
わずか2段の段差で作られたほんの小さなスペースですけれど、こうなっているだけで、ここにちょっと腰掛けて本を読んだりコーヒーを飲んだり、何があるわけでもないのに、単なる床とは全く違うスペースとして使えるようになっちゃうわけで、これはなかなか宜しいのではないかなと。床よりも更に低い場所で寛ぐというのは、他では得難い、何とも言えない特別な居心地の良さもがあると思いますしね。
これを和風に応用して、「リビング脇の窪地スペース+ごたつ」なんてのも、もしかするとおもしろいかも。
こういうアイディアって、実際に見れば、「おもしろいな」「いいな」と思うんですけれど、何もないところからだとそう簡単にはたどり着けないですよね。そういう意味では、ネット全盛のこの時代、Webを介してさまざまなアイディアに手軽に触れることができるというのは本当に幸せなことだなと思います。
( via airbnb )