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【外に開いて環境を楽しむ】高台に建つ家の開放的なベッドルーム



こちらのお宅のこのベッドルーム、素敵すぎるんですけど。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームから街を

 

建物は、高層マンションなどではなく、高台に建つ一軒家。

高台に建つ家の開放的な家

 

高層マンションだと、いろいろな事情で窓が開閉できない(できても少ししか開かない)ということも多いですけれど、一軒家ですからそのあたりは自由自在。こんな感じの全開口のスライドドアにもできちゃうわけで。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルーム

スライドドアを全て開放すると、その向こうには、室内と一体のスペースとして使える広々としたベランダの屋外リビング的なスペース。このサイトでも、今までに何度か「ベッドルームに隣接して、こういう感じの広めのベランダやバルコニースペースが作ってあると、いろいろ使えて便利な上に、毎日の生活がいろいろと楽しそう」的な話をポストしてきたんですけれど(#1,#2,#3,#4)、ここまでいっちゃってると、ちょっと次元が違うかなと。

 

お風呂からの眺望も最高です。

高台に建つ家の開放的なバスルーム

1日の終りに、夜景を眺めながらのんびり入浴、みたいなのも素敵ですけけれど、朝の街の風景を見下ろしながら、出勤前に30分くらい、湯船に浸かってリラックス、みたいなのもいいですよね。

 

そして、当然のことながら夜景も最高です。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームからの夜景

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームに隣接するベランダからの夜景

 

高台というこのロケーションに、外に向かって開いた感じのこの作りの組み合わせ、いいですね〜。こういうお宅を見てしまうと、こういう場所を探して家を建ててみるというのもありな気がしてきます。都市部で古くから住宅地になっているような高台だと、高級住宅地で地価も比較的高いイメージですけれど、新興住宅地だったらそうでもないですしね。

ただ、やはりその地形から来るデメリット的なものもあると思うので、そういうあたりは一応確認しておいたほうがいいんでしょうけどね。

一番単純でイメージしやすいのは、「坂が大変」という話でしょうか。車で移動する前提ならば大丈夫なのかもしれませんけれど、自転車とかベビーカーを使う生活の場合にはかなり大変、というかちょっとあり得ないレベルなのかも。まあ、バスでも通ってれば何とかなるんでしょうかね。

それ以外によく言われるのは、水圧が確保できなくて水の出が悪いことがあるとか、道路の通し方が限定されるので、道が渋滞しやすい作りになっていることがあるとか、というあたりでしょうか。こういう点は少し調べることで確認はできるんでしょうけれど。

あとは、古くからの高台は地盤が強固で震災などにも比較的強いといわれる反面、新しく開発された造成地で、盛り土をしたような場所は地盤が弱いこともあるというような話もあります。この辺りの話題になってくると、かなり慎重に確認・調査をした方が良いと思います。

でも、そういう多少ネガティブな要素をクリアにする手間を掛けても、それにも勝るメリットもたくさんありますしね。

先に御覧頂いた通り、眺望がこの上なく素晴らしくて最高なのは当然として、日当たりが良いとか、風通しが良いとか、湿気が少ないとか、平地に比べて気温が少し低い(100m上がると0.6度下がるんでしたっけ? それだけの理由じゃないのかもしれませんけど)とか。

ゲリラ豪雨などの水害に強いというのもありますね。

こうやって具体的な項目をあげて考えてみると、メリットの方は、総じていえば環境とか自然に直結したイメージのものが多くて(まあ、デメリットの方も、自然のもたらすデメリット的な項目がほとんどといえばそうなのかも知れませんけれど)、だからこそ家の建て方も、「外に開いて、その土地を楽しむ」ような作りを選択するのが良いということになっていくんですかね。

高台に建つ家の開放的な全開口スライドドアのベッドルームに隣接するベランダからの夜景2

こういう場所に住むのって、やはり制約もそれなりにあるわけで、「こんなところに住めるのも若いうちだけ」とか考えてしまいそうになりますけれど、条件がクリアできるならば思い切って住んでみるという選択肢もありかなと。

リアルに考えると、車を運転できない子どもはちょっと大変ですかね…。でも、足腰が鍛えられて、それはそれでいいのかも。そういう意味では、大人だって老人だって、自分の足で歩けるうちは、日々の外出がそのまま良い運動になって、ものすごく健康的な生活が送れちゃうかも。

( via Home Adore )

【DIYで手軽にリフォームも】シンプルな木製フレームで緩く仕切られた空間



こういうの、ちょっといいですよね。自宅のリフォーム用のアイディアとしてストックしておきたいかなと。

木のフレームを組み合わせてざっくりと空間を仕切る 2×4 リビング・ダイニング

木材を組んだシンプルなフレームでざっくりと仕切られた空間。このままでも緩く区切った感じで、これはこれでおもしろいと思いますし、必要に応じて薄手のファブリックやカーテン、シェードなんかを取り付けて、視線/光/空気の流れをいろんな遮り方でコントロールしてみたりするのも良さそうです。それ以外にも、ガラスやステンドグラス、樹脂製パネルの類というのもありでしょうし、こういうのとはちょっと違いますけれど、防音パネルを使ってAVルームとか防音室的なものを作ったりするようなパターンでも使えそうですよね。

 

こういうの、以前にこちらのサイトでも何度かご紹介したことのある、2×4材を使って柱を作れる”PILLAR BRACKET”という製品を応用すれば、結構簡単にDIYできるかな、とか考えてたんですけれど、もっと向いてそうなのを見つけちゃいまして。

こちら、アメリカ製の「SIMPSON金具」という2×4材に特化した接合金具(一部1×4材や4×4材対応のものもあり)なんですが、なんと24種もの金具が用意されてるんです。

2×4材を使って家具や柱やウッドデッキなどをDIYできるSIMPSON金具 ラインナップ表

これだけ用意されていれば、おおよそ思いつく範囲のありとあらゆる接合パターンが、全てこのシリーズのみでまかなえてしまうのではないかと。

 

実際の使い方はこんな感じ。

2×4材を使って家具や柱やウッドデッキなどをDIYできるSIMPSON金具 柱を建てるアジャスター金具他 使い方

 

当然、PILLAR BRACKET的な、柱を作るためのアイテムも用意されてます。

2×4材を使って家具や柱やウッドデッキなどをDIYできるSIMPSON金具 柱を建てるアジャスター金具

価格も、安いものは1点数十円から、高くてもせいぜい5〜6百円程度と結構リーズナブル。例えばですが、最初の写真にあった木製フレームが300cmの2×4材8本と20箇所分の接合金具/アジャスター金具で作れるとして、2×4材が1本600円程度と仮定して計算すると、1万円ちょい〜せいぜい1万5千円もあれば作れてしまう計算になります。これって、「ちょっと試しにやってみたい」というレベルのDIYでのリフォームのハードルをかなり下げてくれるのではないかと。

ついこのあいだちょっと考えた、「自宅のベッドルーム&子供部屋リフォームプラン」なんかも、この金具があれば、簡単に自分でリフォームできちゃいそうな気がします。

 

家って、「1度リフォームしたらそれでOK」というよりは、子どもの成長とかライフステージに合わせて段階的にいろいろと手を入れて変えていく必要があるものなんだと思うんですけれど、そういう意味でも、こういうアイテムがあると、使い方を考えればかなり柔軟にいろいろとできておもしろいと思うんですよね。SIMPSON金具、ご興味ある方はチェックしてみてください。

Amazonでも取り扱いがありましたけど、体系立てて並べられていないせいか、用途ごとに必要な金具を探すのがちょっと面倒くさそうな感じ。八幡ねじさんが正規代理店になってるんですが、ざっと見た感じでは価格もそちらの方が安そうですし、そちらで探すのが良いと思います。

( Photo #1 via SARAH AWAN , #2-#4 via 八幡ねじ )