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【柔軟に区切ったりつなげたり】包まれ感と開放感が共存する屋根裏部屋のベッドルームとバスルーム



こちらのお宅のこの屋根裏部屋のベッドルーム、素敵じゃないですか?

包まれ感と開放感が共存する屋根裏部屋のベッドルームとバスルーム

勾配天井の下の居心地の良い独特の雰囲気と、複数の大きな天窓から差し込む眩しい太陽の光の組み合わせ。包まれ感と開放感がほどよく混ざり合ったようなこういう感じ、いいですよね。

 

しかも、斜めになった天井の形にあわせて本棚を造作して、区切られたその向こうのスペースにはバスルームを作り込んじゃったりして。本棚のあいだからパネルカーテンが引き出せるようになってますから、こちらと向こうを、必要に応じてしっかりと仕切ることもできます。

これ、なかなかおもしろいアイディアなのではないかと。

勾配天井の下のスペースって、先程も書きましたけれど、雰囲気的にはちょっと面白い感じがあっていいんですけれど、実際に使うとなると、家具も置きづらいですし、使い方がいろいろと難しかったりすると思うんですよね。その点、斜めの天井にあわせた形であらかじめ家具を造作しておければ、斜め部分の使いづらさというデメリットを上手に解消できますし、造作家具を入れた後は、その周囲は普通の「水平×垂直」のスペースになりますから、既存の家具でもカーテンでも、なんでも自由に使えるようになってくれちゃうわけで。

こちらのお宅はベッドルーム+浴室の組み合わせですけれど、普通にリビング+ダイニングとか、2部屋を区切ったりつなげたり、というような感じでも応用できたりするのではないかと。

 

実はうちの自宅も3階がちょうどこんな感じに勾配天井のスペースになってまして、2人の子どもたちがもう少し大きくなったら、それに併せてリフォームをしようと考えてるんです。1人は男、1人は女、小学校低学年と幼稚園児なもんで、いまのところは一緒に寝てますけれど、性別が違うのでいつかは部屋も分けなきゃならないんですよね。でも、まだまだそんな必要のない現段階でいきなり分けるというのは本人同士も寂しいだろうし、とはいえ、「最初は一緒で、2〜3年経ったらまたリフォームして分けて」みたいなのも結構面倒くさいというかちょっと現実的じゃないような気もしますし…(実際のところは、みなさまそうやってこまめにリフォームとかされてるんでしょうけれどね)。その点こういうやり方だったら、子どもたちの成長に併せて、スペースの区切り方を柔軟に変えていくこともできます。

そう遠くないいつの日にかまでに、勾配天井下のスペースを区切るためのリフォームプランを考える必要がある僕にとっては非常に興味深いアイディアでした。

屋根裏部屋を作ったり、北側斜線や道路斜線の関係で斜めの部分が出てきてしまったりと、勾配天井下のスペースがあるお宅ってけっこうよくあると思うんですけれど、天井の形にあわせて造作した家具を用いるこのアイディア、参考にしてみてはいかがでしょうか。

( via The Design Files )

【可愛らしくて実用的】小さめサイズの上げ下げ窓がたくさん入った明るく開放的なスペース



こちらのお宅のこのワークスペースの雰囲気、とっても素敵じゃないですか?

小さめサイズの上げ下げ窓を横に3つならべた窓際のワークスペース

シンプルなデスクとチェアの組み合わせ。サイドにキャビネットと観葉植物の置かれた明るく開放的なスペース。

壁に3つ並べて配された上げ下げ窓が、可愛らしくていいですよね。デスクの上のiMacが27インチモデルとして幅約65cm、上げ下げ窓の幅はサッシまで含めてもその3/4といったところですから、幅50cm弱といったところでしょうか。一般的によく使われるのは、幅60cm〜75cmくらいのタイプのものが多いと思いますから、こちらの上げ下げ窓はそれよりも一回り小さいタイプですかね。

 

実はこちらのこちらのお宅、ほかの部屋でも上げ下げ窓がたくさん使われてまして、これがまた、ことごとく素敵だったりするんです。

リビングにも上げ下げ窓。

小さめサイズの上げ下げ窓がたくさんあるリビング

一面に複数並べておいて、さらにその脇の面にももう1つ。やはりこちらの窓も、ワークスペースのと同様に若干小ぶり目なタイプのもののようです。

上げ下げ窓の下には、アナログレコードと観葉植物。

リビングの上げ下げ窓の下の観葉植物スペース

このスペース、この雰囲気、サイコーじゃありませんでしょうか。

 

ベッドルームにも上げ下げ窓を複数並べて。

上げ下げ窓が2つならんだ明るく開放的なベッドルーム

 

そして、もう1つのベッドルームにも当然上げ下げ窓。

上げ下げ窓が2つならんだ明るく開放的なベッドルーム2

「上げ下げ窓がたくさん」というよりは、「窓はほぼ全て上げ下げ窓」、という表現のほうが正しいかも。

上げ下げ窓っていいですよね。

縦に長いデザインからくる開放感、風の通りがいいとか、気密性が高くて断熱、防音的な部分でのメリットがあるとか、そういった機能的な面での魅力もありますけれど、なによりも、単純な見た目の可愛らしさが一番のポイントかなと(これは個人的な好みの問題もあるかもしれませんが)。

しかもこの見た目の話にもっと突っ込ませてもらうならば、少し開けておいて風を通す、とかそういった形にしたときに、普通の窓だと、何だかちょっと中途半端というか、「早く閉めなきゃ」というような気持ちにさせられるような気がしちゃいますけれど、上げ下げ窓だと、その状態がまた絵になるような気がしません?

一通り書き終わってみて気がつきましたが、これ、全部僕個人の好みの話かもしれません…。スイマセン…。

でもやっぱり、「開けてよし、閉めてよし、中途半端にしておいてもよし」な、独特の可愛らしさ、間違いなくあると思います。

シェードカーテンと組み合わせたりしてみると、可愛らしさが倍増してしまう上に、上部だけ開けて周囲からの視線は遮りつつ光を入れるとか、そういった実用的面での使い勝手や機能がさらにアップしちゃったりして、なお宜しいのではないかと存じます。

 

せっかくだったら1つじゃなくて複数並べた方がいいのは当然のこととして、できることなら2つといわず、3つも4つも並べたいですな。

そうすると必然的に小さいもののほうが何かとやりやすいということになるわけですが、このお宅みたいな小さめのものって、日本メーカの標準的なラインナップのものでもあるんですかね?

 

ということで、参考に、LIXILとYKK APのカタログで数値をチェックしてみました。

こちらがLIXILのエルスターS 上げ下げ窓FS。

LIXIL 上げ下げ窓FS 寸法

W640mmかW730mmあたりがよく出るものだと思いますけれど、その下がW500mm。ありますね。

 

YKK APのAPW 310。

YKK AP APW310 サイズ表

W640mmと730mmの下は、W405mmと一気に小さくなります。 サッシまで含めて40cmちょい。ここまで来ちゃうと小さすぎるかも。小窓的な感じでしょうか。ちょっとイメージが違うでしょうか。

この2メーカで選ぶなら、LIXILのW500mmのものがドンピシャですかね。

 

まあ、大きいのを2つ入れるよりも、小さいのを3つ入れるほうが当然お金もかかるわけで、そこらへんは現実的な話としてはちゃんと考えなければいけないとは思いますけれど、光や風通しなんかの微調節もそれだけ細かくセッティングできちゃうわけですし、その上、可愛らしさもそれだけ増幅されちゃうわけで、検討の余地、十分にあるのではないかと。

幅4mくらいの壁面に小さめの上げ下げ窓が4つ並んでて、季節や天気に合わせて窓やシェードカーテンの開け方をいろいろ調節して、みたいなの、素敵だと思います。

 

窓って、確認申請の段階までに位置やサイズを確定させなきゃならないので、家全体のイメージが細かいレベルで固まり切っていない段階で決めきゃならないというパターン、結構あると思うんです。例えば、間取りやインテリアをどんな感じにするかとか、そういう部分って、もう少し後のフェーズで具体的になってくるような部分もありますしね。でもだからこそ、もうひと踏ん張りして頑張りを見せておきたい、大事なポイントの1つなのではないかなとも思います。

僕自身も、もしもいつの日か自宅を建てなおす日がやってくることがあったら、そのときには、今の家よりももっともっと窓にだわってみたいと思ってます。

このポストが、これからお家を建てるご予定の方にとって、少しでも何かのお役に立てましたら幸いです。

( Photo #1-5 via A CUP OF JO , #6 via LIXIL , #7 via YKK AP )