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【つながり具合をコントロールして楽しむ】スペースを緩く隔てるシンプルな造作棚



こちらのお宅のリビングの雰囲気、ちょっといい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

合板製のシンプルで大きな造作棚のあるリビング

無垢材と合板を無塗装で使って、木の質感そのままで仕上げた内装。サイドの壁際に造作された壁いっぱいの大きな棚がまたいいですよね。

この棚、ところどころの背板が抜いてありまして、そこから向こう側が見えるようになってます。

合板製のシンプルで大きな造作棚のあるキッチンの隣のリビング

 

棚の向こうはキッチン。

キッチンの周りを囲う合板製のシンプルで大きな造作棚2

この、「見えるけど見え過ぎない」感じが絶妙だったりするかなと。この棚に全部背板が入れてあったら、こういう開放的な雰囲気とはちょっと違う感じになっちゃいますもんね。

キッチンの隣はダイニングなんですが、ダイニングとの間に立てられたカウンター脇の棚も、やはり同じように背板なしなんです。

キッチンの周りを囲う合板製のシンプルで大きな造作棚1

合板製のシンプルで大きな造作棚で周囲を囲われたキッチン

こういう、「緩く区切りつつ、つながってる」感じ、いいと思うんですよね。

しかも、棚ですから、そこに置くもの1つでスペース同士のつながり具合もコントロールもできちゃうわけで。何も置かないか、置いてもシンプルなちょっとしたものだけにとどめておけば、まんまつながった感じになるでしょうし、逆に、スペース同士をもう少し区切った感じにしたいのであれば、大きなものや存在感のあるものを置くようにすればいいわけです。

もしかすると、抜いた背板の部分にロールスクリーンでも付けておいたりすると、開けたり閉めたりすることでスペースのつながり方を手軽にコントロールできて便利かもしれませんね〜。あとは、棚にいろいろな種類の観葉植物をいくつも置いて、季節によって変わる葉の茂り具合で、スペース同士のつながり方も変化していくのを楽しんで、みたいなのもおもしろいかも。

こうやってイメージを膨らませていくと、この「スペースを区切る棚」、見た目以上にいろいろなやり方で遊べるアイテムになってくれそうじゃないですか?

ただしこの棚(壁)、当然のことながら、光のみならず、空気も音もぜーんぶ通しちゃいますから、本当にこんな感じの棚を導入される場合には、空調・換気・もしかすると防音とか、その他もろもろも含めて十分すぎるくらいにご検討の上、しっかりと対策をされることをおすすめしておきたいと思います。

( via Rob Kennon )

【コンパクトでシンプル】わずか4畳の開放感あふれるベッドルーム



ベッドルームって、基本的にはベッドさえあればそれで十分なんですよね。

クイーンサイズのベッドしかないベッドルーム

僕の自宅、狭小住宅のくせに、なぜだかベッドルームだけは妙に広かったりしまして(といってもせいぜい16〜7畳程度なんですが)、空いたスペースにソファとステレビを置いてモールリビング的なスペースを作ってあるんです。それはそれでいい感じのスペースだと思ったりもしてるんですけれど、このくらい究極シンプルなのもいいですよね。

クイーンサイズのベッドしかないベッドルーム 高い位置に窓 ファン 壁掛けテレビ

2辺を取り囲む腰高窓と高い位置に設けられた横長の窓の組み合わせが、こじんまりとしたコンパクトな空間を明るく開放的な雰囲気にしてくれます。

こちらのお宅の場合、壁掛けの大型液晶テレビも入れちゃってますけれど、寝室にテレビがあると、なんとなくでテレビを見てしまったりしてあまりよろしくない部分もあるのかなと(これはあくまで個人的見解ですので…)。

 

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、こちら、例のごとくトレーラーハウスなんです。

319スクエアフィート29平米のトレーラーハウス

広さ319スクエアftとのことですから、メートル換算で29平方m。ちょい広めのワンルームマンションの専有面積と同じくらいといったところでしょうかね。

ちなみに先程のベッドルームは具体的にどの程度の広さなのかといいますと、サイドのクローゼット部分まで含めたベッドルーム全体で、1辺が8フィート2インチ≒2.49mのほぼ正方形のスペースとのこと。2.49m×2.49m≒約6.2平方m、3.75畳ということになります。

4畳以下の広さでもこれだけのいい感じなベッドルームが作れるというのは、トレーラーハウスのみならず、そして、狭小住宅のみならず、どんなお家を建てる際にも必ず参考にできる部分があるのではないかと思います。

( via ESCAPE Traveler RV )