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【空間のつなげ方】木漏れ陽とタープの下のデイベッドのあるウッドデッキの屋外リビング



庭やテラス、バルコニー、屋外リビング/ダイニングに一定以上の思い入れのある方だったら、思い切ってこんな感じの屋外スペースのある家を目指してみるというの、良いと思うんですよね。

タープの張られたデイベッド付きウッドデッキの屋外リビング

ウッドデッキのバルコニーの屋外ダイニング。頭上の木々と、その間に張られたタープの隙間から降り注ぐ柔らかな木漏れ陽の下にデイベッド。

自宅にこんなスペースがあったらサイコーですね〜。

 

こちら、アメリカ西海岸 ロサンゼルス北部のイーグル・ロックの街に建つミッドセンチュリースタイルのお宅なんですけれど、このバルコニーだけじゃなく、家全体がかなり良い感じの作りになってます。

上の写真のウッドデッキスペースの上には、こんな感じのバルコニーが。

タープの張られたウッドデッキのバルコニー

これだけでも十分に屋外スペースを楽しめちゃいそうな感じ。

 

このフロアの内部はこんな感じ。

タープの張られた落ち着いた日陰の庭に面したリビング2

壁のかなりの範囲が窓になっていて、ややもすると外から丸見えになってしまいそうな気もするところを、外部からタープで覆うことで、開放感を損なわずに外からの視線を上手に遮ってます。

タープって良いですよね。必要に応じて張ったり外したりが柔軟に出来ますから、こうやって日差しや視線を手軽にコントロールすることができます。これからお家を建てる予定の方、もしも可能なら、庭やテラスの壁、家の外壁あたりへのヒートンや丸金具の取り付けを検討しておくと、庭やテラスにタープを張るときに重宝しますし、それ以外にも後々色々なことに使えて便利ですよ。

タープの張られた落ち着いた日陰の庭に面したリビング1

 

このリビング、サイドには暖炉まで用意してあったりして。

ミッドセンチュリーハウスの暖炉のある落ち着いた雰囲気のリビング

 

暖炉の脇には、こんな感じの包まれ感のある寛ぎのスペース。

ミッドセンチュリーハウスのスキップフロアでつながるリビング・ダイニング

 

そこから、スキップフロア状に数段の階段を介して接続された半フロア高いスペースが、ダイニング・キッチン。

ミッドセンチュリーハウスの落ち着いたダイニング

ミッドセンチュリーハウスの落ち着いたダイニングキッチン1

 

外部からリビング、ダイニング、キッチンと続く一連のスペースの緩く連なった感じ、なかなか良くないですか?

しかもこのキッチンからも、こんな感じでバルコニーに出て行くことができるようになってたりして。

ミッドセンチュリーハウスの落ち着いたダイニングキッチン2

こういう複線化された動線が、スペース全体に更なる奥行きと拡がりを持たせてくれてますよね。

 

こういう空間のつなげ方の各種アイディア、色んなところに応用してみるというのも良いと思うんですよね。例えば、都市部の狭小住宅なんかに取り入れてみても、別に広々ゆったり贅沢に、みたいな作りのお宅とは一風変わった感じで、それはそれでまた面白い感じになってくれたりするのではないかと。

( via apartment therapy )

【包まれ感と開放感】キッチン脇のコーナーのコンパクトなダイニング



こちらのお宅のダイニング・キッチン、とっても素敵です。

キッチンには横長の対面式カウンター。

細長い大きなカウンターテーブルのあるキッチン

これだけのスペースがあったら、作業もゆったりできそうですね〜。

 

そして、そのキッチンの脇には、こんな感じのダイニングスペース。

キッチン脇のコーナーの包まれ感と開放感が混在したコンパクトリビング

コーナーをそのまま使ったコンパクトなダイニングですけれど、この隙間スペース的な包まれ感と、2面の窓からの開放感の組み合わせ、最高じゃないですか?

キッチン脇のコーナーの包まれ感と開放感が混在したコンパクトリビング2

 

お食事時以外は、窓際のベンチをデイベッド的なスペースに見立てて、ゴロリと横になりつつ、お気に入りの時代小説でも読み返しながらうたた寝、なんてのも良いですね〜。

キッチン脇のコーナーの包まれ感と開放感が混在したコンパクトリビング1

 

こういうの見てると、やはり家って広さじゃないんだなと改めて思わさせられちゃいますよね。

でも、家族で暮らすんだったら、ダイニングテーブルはもう少しだけ大きくても良いかも…?

( via EMILY HENDERSON )