ダイニング」タグアーカイブ

【随所に盛り込まれた可愛らしさと遊び心】コンパクトスペース同士が直接つながる広さ80平米のアパートメント



こちらのお宅、コンパクトな中に上手に詰め込まれた各スペースがなかなかいい感じだなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。

白基調のシンプルなベッドルームのすぐ脇には、大きな窓に面した明るく開放的なダイニング。

すぐ脇にスモールダイニングが隣接する明るく開放的なベッドルーム

広さ80平方mの平屋の明るく開放的なスモールダイニング

上部がアーチ型になった窓枠と、垂壁の上部から伸びるアームドランプ。コンパクトな中に遊び心と可愛らしさが盛り込まれたこの感じ、いいですね〜。

 

スモールダイニングの脇がリビング。

広さ80平方mの平屋の明るく開放的なスモールダイニングとその脇のリビング

こちらは少し余裕をもった作り。

広さ80平方mの平屋のゆったりとしたリビング

 

リビングを抜けた向こう側がキッチン。

格子窓の入った縦長の上げ下げ窓のある細長いキッチンスペース 遠景

キッチンからダイニングへは、リビングをまたいで、という形になるわけで、これは導線的にはどうなんでしょうかね。

とはいえ、まあ実際には大した距離じゃないですし、例えば誰かがキッチンに立っているときに、他の家族がすぐ隣のリビングにいて、会話なんかもできて、というように、近い空間で一緒に過ごしているような感じで過ごすことができると考えれば、こういうレイアウトもありかも。

 

細長のキッチンは、突き当りがシンク、サイドが調理や作業のためのスペース。

格子窓の入った縦長の上げ下げ窓のある細長いキッチンスペース

シンクの正面には、格子の入った可愛らしい縦長の上げ下げ窓。

ちなみに、2つ目のベッドルームも、同じ格子入りの上げ下げ窓が入ってます。

広さ80平方mの平屋のデイベッド的なベッドの置かれたセカンドベッドルーム

窓の中心にあわせるように置かれた小ぶりな観葉植物がまたいい感じ。こういう遊び心とか可愛らしさって、本当に大事だと思うんです。

 

こちら、1930年台に建てられたシドニーの古いアパートメントを、オーストラリアのデザイナーFrag Woodall氏がご自宅用にリノベーションした物件でして、広さは80平米程度とのこと。

廊下なしでスペースとスペースがそのままつながっていくこういう作り、日本の狭小住宅の作りにも通ずるものがありますよね。80平米といいえば、少し広めの3LDKくらいといったところかなと思いますけれど、それよりも広いような感じがするのは、やはりこの作りからくるものでしょうか。こういうのを応用して、平屋の一軒家とかで、スペースがフラットにつながっていく平屋独特のおもしろさや利便性と、廊下なしでスペース同士が直接つながっていくようなレイアウトを上手に組み合わせて「回廊のようにぐるりと一周できる家」みたいな感じにしてみたりするのもいいかも。

これからお家を建てたりリノベーションしたりするご予定のある方で、スペースのつなげ方や動線についてちょっと考えてみたいという方がいらっしゃいましたら、こちらのお宅を参考にしてイメージを膨らませてみてはいかがでしょうか?

あ、でも、本当にこういう作りにする場合には、壁やドアがあまりないので、空気や風の流れ、冷暖房の効率とか、音とかにおいの問題あたりについてはしっかりと考えておかないと、後からいろいろ困ったり悩んだりすることになることもあるかもしれませんから、そのあたりはきちんと確認/検討をしておくことをオススメしておきたいと思います。

( via MR.FRAG )

【おもしろくて実用的】ダイニング・キッチンの脇に作り込まれた遊び心



こちらのダイニング・キッチン、ちょっと素敵なんですけど。

サブウェイタイル貼りの壁付けキッチンにアイランドカウンターの組み合わせ。

サブウェイタイル貼りの明るくゆったりとしたキッチン

 

アイランドのこちら側には背の高いスツールを並べて、カウンターテーブルのダイニングスペースに。

サブウェイタイル貼りの明るくゆったりとしたキッチン2

朝、それぞれのスケジュールで起床してきた家族が、順番にカウンターの席について朝食を…みたいなのもいいと思いますし、ご主人が夜遅くに帰ってきて、キッチンで片付けをする奥さんと、その日あったことの話をしながらここで2人で軽くで一杯、なんてのも宜しいのではないかと。

 

こちらのキッチン、これだけでも十分にいい感じなんですけれど、素敵なのはそれだけじゃないんです。

壁付けのカウンタのサイドに造作されたこちらのキャビネットがまた、このごくごくありふれた外観からは想像もできないような面白い作りになってたりしまして。

サブウェイタイル貼りの明るくゆったりとしたキッチンのコーナーのキャビネット

 

一見なんの変哲もないこちらのキャビネット、扉を開いてみますと…。

キッチンのコーナーのキャビネットの奥に隠された広々としたパントリー3

 

その向こうには、4畳ほどの広さの、ウォークインクローゼット的なパントリーが作り込まれてたりして。

キッチンのコーナーのキャビネットの奥に隠された広々としたパントリー1

キッチンのコーナーのキャビネットの奥に隠された広々としたパントリー2

キッチンのすぐ脇にこれだけのサイズのパントリーが作ってあったら、かなり便利だと思いますし、なによりも、こういう秘密基地みたいなのって、遊び心があっていいですよね。

まあ、見た目がいかに隠し部屋っぽくても、実際にはそれだけのスペースが必要になることに変わりはないわけで、かなり贅沢な部類に入る作りであることは間違いないとは思いますけどね…。

これから家を建てたりリフォームするご予定のある方で、キッチン脇に大きなパントリーを作り込める余裕のある幸せなお方がいらっしゃいましたら、こんな感じの「隠し部屋的パントリー」、導入をご検討してみてはいかがでしょうか?

( via Castle Harbour HOMES )