自宅の中に天井の高さを十分に確保できるスペースがあったら、吹き抜けを作ってみるのも悪くないですけれど、こんな感じに、上下2段に割って使ってみるというのも宜しいのではないかと。
上段は見晴らしの良いワークスペース。勾配天井の下の包まれ感のある雰囲気と、天窓から差し込む光の組み合わせが良い感じ。
そして、天井の低い下段は座り心地の良い一人掛けのソファを置いて、こじんまりとした読書スペースに。天井は高さ1.8m程度といったところでしょうか。この何とも居心地の良さそうなコンパクトなスペース、最高ですよね〜。
階段には雑誌を重ねちゃったりして。
本当はいけないんでしょうけれど、たかだか7〜8段、ワークスペースに上がるお父さん以外は誰も使わない階段ですから、こういうのもありかなと。
この上下2段の組み合わせ、抜き出た開放感のあるスペースと低い天井の包まれ感のあるスペースの2つを同時に楽しめる、なかなか面白いアイディアなのでは無いかと。
天井の高さが確保できるようなお宅を建てるご予定がありましたら、選択肢の1つに入れて検討してみてはいかがでしょうか? もしかすると、例え天井の高さが確保できないようなお宅でも、「低い天井」+「低い天井」の2段重ねでやってみるというのも、それはそれで面白そうな気もします。
( via Garance Dore )
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勾配天井の下のコンパクトで包まれ感のあるダイニング
このダイニングの雰囲気、良い感じじゃないですか?
高い天井の広々ダイニングというのも当然良いですけれど、こんな感じの、包まれ感があってこじんまりとした感じのダイニングというのも素敵ですよね。
家族での団欒はもとより、コーヒーでも飲みながらのんびり新聞読んでみたり、じっくり静かに読書に耽ったり、このダイニングでだったら、何をするにも何だかとっても落ち着いて過ごせちゃいそうな気がします。
このくらいコンパクトなスペースなら、寒い冬場の朝なんかでも小さなストーブ1つですぐに暖かくなってくれそうですし、そういった意味では家計にも優しそうですし、エコとも言えるかも。
天井からは、ぎらりと光る球形のカッパーライト。
暖かみのあるあかがね色と、室内が映り込む程の輝きの組み合わせが良い感じです。
ちなみにこちら、ノルウェーのファッション/インテリア関係の”WANNABEE”というブログを友人たちと共同運営するNINAさんという方のご自宅内の写真なんですけれど、ワークスペースとかもこんなに素敵だったりして。
ベッドルームはこんな感じ。
こういう写真を見てるといつも思うことなんですけれど、勾配天井の下って、背の高い家具とかも置けませんし、使い方に色々と制約が出てきてしまうのは確かではあるんですけれど、それを単に「削られてる場所」と捉えるのではなく、この独特の雰囲気や良さをどうやって活かして使っていくかというポジティブな姿勢で考えることができれば、いくらでも面白さを生み出すことができるスペースなんですよね。
うちの自宅もも、近い将来に必ず訪れるであろうリフォームのタイミングでは、こちらのお宅を参考にさせて頂いて、是非ともこんな感じのスペースを作りこんでみたいものです。
( via WANNABEE )