こういうバスルームはいかがでしょう?
バスルームと言っても洗面&脱衣所エリアなんですけれど、ここらへんのエリアって何にせよ小物や各種の道具類が一杯あって、しかも毎日使うようなものばかりですから、そういったものを置いておけるスペースはあればあるほど良いですよね。
その点こんな感じに、浅いのも深いのも織り交ぜてたくさんのニッチを掘っておくと、ちょっとした小物からピンクのガーベラを活けた小瓶まで何でもかんでも気兼ねなく置いておくことができて、かなり良い感じなのではないかと。
棚でなくニッチというところがまた良いですよね。
単純にニッチの遊び心があって可愛らしい感じの雰囲気が好きというのもありますけれど、以前にも何かのポストで書いたと思うんですけれど、薄着になったり裸になったりするような場所に棚のような出っ張りや角が無いというのは、実は気持ち的な面でかなり大きなメリットになってくれるのではないかと。
できるだけリラックスしたいスペースで、よりリラックスできちゃうわけです。
こちらのバスルームのニッチは本当に素敵だと思いますけれど、衣類やタオルや各種ストックの類なんかを収めておくための場所も当然必要ですので、ニッチだけでなく、そういったものをきちんとものを収納しておけるようなスペースもしっかりと用意しておくことをくれぐれもお忘れなく。
( via laura britt design )
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【緩く隔てて使う】リビング・ダイニング・キッチンの脇のベッドエリアとサンルーム
こちらのお宅、スペースの使い方が素敵だなと思ったのでご紹介させていただきます。
40平米程度のリビング・ダイニング・キッチンの一画に壁を1枚立て、フロアを20cm程度高く上げてつつ腰高の収納と組み合わせて、周囲から緩く区切られたスペースを作りまして、
壁沿いには2人で同時に作業ができる横長のワークスペース。
収納の裏側にはベッドエリア。
単身者の1人暮らしや若い夫婦2人のみで暮らすにしても、「リビング・ダイニングからベッドエリアが丸見え」というレイアウトは、来客時などのことを考えるとやはりちょっと抵抗があるという方も少なくないと思いますけれど、こうやってほんのちょっと区切っておくだけでも随分と雰囲気は変わってくると思うんですよね。
ちなみに、一段上げられたフロアの下もしっかり収納として有効活用されちゃってます。
厚さがありませんから、そこまで使い勝手は良くないかも知れませんけれど、面積はそれなりにありますから、布団類や冬物の洋服、たまにしか使わないレジャー関係のものなんかをしまっておくスペースとしては結構便利に使えそうですよね。
しかもこのリビング・ダイニング、向こう側に見えているガラス扉を開けると、
こんな感じのサンルーム的なスペースがあるんです。
これ、なかなか良いアイディアですよね。
この作りだったら、真夏や真冬の、ちょっと屋外に出てのんびり、という感じではない時期でも比較的手軽に半屋外的なスペースとして楽しむことができますし、逆に、春や秋などの気候の良い時期には窓を全開にして季節の移り変わりを全力で楽しむこともできます。
このスペース自体が外部と内部をつなぐ前室的なスペースになってくれて、断熱や省エネ、結露防止なんかにも一役買ってくれるかも知れませんね〜。
こちらが間取り図です。
広さわずか40平米、何の変哲もないワンルームという感じのお宅ですが、区切り方を考えることでこれだけ面白い感じにできるわけで。
それにしても、こちらの「ちょっと大きめのワンルーム的なスペースを区切って、その一画を1段高くして作りこまれたベッドエリア」「サンルーム的なベランダ」 という作り、以前にどこかで同じようなお宅を見たことがあるような気がしまして、過去にご紹介した物件をちょっと漁ってみたところ、1年くらい前にご紹介したこちらのお宅とかなり似ていることに気が付きまして。
と思ってよくよく見てみたら、どちらも同じint2architectureというロシアの設計事務所の手がけた物件でした。ご興味のある方は、こちらの案件もチェックしてみてください〜。
( via int2architecture )