このワークスペース、ちょっと良い感じなんですけど。
吹き抜け状の高い天井と、そこから差し込む光。
この開放的な雰囲気だけでも十分素晴らしいんですが、
脇には階段がありまして、その階段を上がって行くと、
上のフロアにも、もう数席、作業用のスペースがあるんです。
階段脇に、コンパクトなワークスペースが1つ。
手すりの替わりに張られたこの赤いロープ、単なる飾り的なものかと思いきや、しっかりと人間の体重を支えることができるように設計されていて、隙間からの転落も防止するために、10cm以下の間隔で張られているんだそうで。
そして、奥のエリアは最初の写真の上の部分。こちらにも、結構しっかりとしたボス用の席的なワークスペースが1つ。
下のフロアに降り注いでいたのは、この天窓から入ってきた光だったわけです。
こちら、イギリス ロンドンの”Fraher Architect”という建築事務所のオフィスの写真なんですが、こういうワークスペースや書斎を一般家庭に作ってしまうというのも意外とありだったりするかもな、と思ったんですけれど。
個室の子供部屋/勉強部屋というのも別に悪いとは思いませんけれど、こういった「半個室」的に開かれたスペースで、親と子がある程度お互いの状態を意識しあったり、場合によっては声を掛けたり質問したり、ということができるくらいの作りになっている子供部屋って、子供の教育ということを考えた場合に、きっと良い方向に働いてくれるんじゃないかと思うんですよ。
それと同じく、親が仕事をしている姿や、本を読んだり、何らかの趣味に没頭・集中しているような姿を子供に見せるというのも、それはそれで、子供の教育上、何らか良い影響を与えてくれそうな気がしますしね。
まあ、子供たちの勉強時間とお父さんが自宅の書斎で何かをするような時間が重なることって、実際には休日とかの、かなり希なタイミングだったりするんでしょうけれど、それでも、せっかく家族で暮らしてるわけですから、こういう形で家族がつながったり重なったりできるスペースがあるのって、結構良いんじゃないかなと。
( via dezeen )
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女性3人住まいのための、豊富な収納のあるお宅
こちらのお宅、至るところに作りこまれた収納が結構良い感じかなということで、ちょっとご紹介させて頂きたいと思います。
こちら、デンマークの女性建築家Friederikeさんのご自宅でして、住んでらっしゃるのはFriederikeさんご本人と、15歳&12歳の娘さんのお三方。
玄関から入ると、ダイニングと寝室につながるドアの鴨居の上に、靴を収納するためのスペース。
女性ってほんとに沢山靴持ってますもんね〜。メインの収納スペース以外にも、こうやって「一覧できて、すぐ取れる」状態で靴を置いておけるというのは、ずいぶんと便利なのではないかと。
ダイニングには大きな作り付けの巨大本棚。
これくらい余裕をもったサイズで作ってあると、かなり使いでがありそうです。
奥のエリアにも、やはり鴨居の上の収納スペースが。
下の娘さんでしょうか。こういうスペース、猫でも飼ってたらさぞや喜ぶんでしょうね。
玄関の靴収納もそうですけれど、こちらのお宅の「上部を活かした収納」、「たまたまこういったスペースが出来たから、収納として使っている」わけじゃなくて、敢えて狙ってこの作りにしてあるところが面白いですよね。
ベッドルームの作りもなかなか面白いです。
窓際にカウンターテーブル、右の壁際にベッド。家具といえばそのくらいで、あとは棚と収納のみ。でも、実際ベッドルームって、このくらいの比率でしっかりと収納があったほうが、断然使い易いですもんね。
もう1つのベッドルームはこんな感じ。
こちらも、置かれているのはカウンターテーブルと2段ベッドのみという、相当なシンプルさ。2段ベッドの上部と下が収納スペースという感じでしょうか。
実はこの2つのベッドルーム、位置関係でいうと、こんな感じになってるんです。
お分かりになりますでしょうか。今ご紹介した2つのベッドルーム、元は1つの部屋だったんです。
大きな1つの部屋の真ん中に、収納とロフトベッドの機能を持たせた大きな「箱」を入れまして、右側が最初にご紹介した部屋、2番目にご紹介した部屋が左側ということになってるんですね〜。
これ、収納スペースを確保するためのアイディアとしても参考にさせて頂きたい部分が一杯あるんですけれど、お子さんの成長に合わせて子供部屋を作ったり、レイアウト変更したりするときのアイディアとしても、なかなか面白いのではないかと。
収納と子供部屋、どちらも問題になり始めると長引き勝ちな課題ですので(ウチだけでしょうか…)、こういう良さ気なアイディアを参考にして、早め早めの検討をオススメしておきたいと思います。
( via Bolig Liv )