こんな感じに、自宅に家族皆で一緒に使えるワークスペースがあるのって、良いですよね〜。
こちら、アメリカ南東部 ノースカロライナに住むジョンソンさんご夫妻の自宅のワークスペースでして、もともとはダイニングスペースで、そこで奥様が写真関係の仕事の作業なんかをしてたらしいんですが、どうにも使いづらくて我慢ができなかったので、ご主人に相談をして自分たちでリノベーションしてしまったんだそうで。
自宅で仕事をする方はもちろんのこととして、別に自宅で仕事をするわけでは無い方でも、ちょっと持ち帰り仕事をしなければならないようなときとか、本を読んだり、PCで調べ物をしたいときなど、どんなときでも全てここで作業することが出来て便利そうです。
何よりも、こうやって家族皆で使えるようになっていることで、「家族みんなでお絵かき」「家族みんなで工作、DIY」「子供たちは勉強、お父さんとお母さんは読書」みたいな感じで、家族で時間と空間を共有しながら、色々なことをいっしょにすることができるところが素晴らしいかなと。
女性的な柔らい雰囲気でまとめてあるところも素敵です。
僕は男性なせいか、インテリアの雰囲気なんかも、どちらかというと「カチッとすっきり」みたいなのが好みだったりするんですが、家族で暮らしていれば当然家の中には男性も女性も両方いるわけで、だったら女性のアイディア主導でこういう感じにしていくというのも、遊び心があってなかなか宜しいのでは無いかと。
うちの自宅のダイニングも、将来こんな感じの多目的ワークスペースにリノベーションしてみようかな…。問題は、代わりのダイニングを作るような別の場所が、今のところどこにも見当たらないところなんですけどね……。
( via Be True Image Design )
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天窓付きのコンパクトな造作ロフトベッド
このコンパクトな2段ベッドスペース、自宅のリビングの上の吹き抜けあたりに上手いこと埋め込みたいです。
そして、暫くの間は兄妹で仲良く使わせておいて、大きくなったら、「(上段)ベッド+(下段)勉強机」とか、「(上段)収納+(下段)ベッド」とかに組み替えて兄貴の方にでも使わせたい。
という150字足らずの短いポストを、自らの備忘録、将来の自宅リフォーム用アイディアとして記しておきたいな、と思ったんですけれど、コチラのお宅、子供部屋以外も色々と面白かったので、ついでと言ってはアレですが、そちらもご紹介させて頂きたいと思います。
こちら、デンマーク シェラン島北部、ジーランドの街に建つ避暑用の別荘なんですけれど、建物の建て方がちょっと面白くて、こんな風に、5つの平屋の建物を星形に配置した形になってまして、それぞれの建物に、ダイニング・キッチン棟、両親棟、子供部屋棟、ゲストルーム棟、物置小屋棟が割り当てられてるんです。
先ほどの造作ロフトベッドは子供部屋棟。
皆で過ごす共有スペースは、こちらのダイニング・キッチン棟。
単機能ですので、かなりシンプルな作りになってますが、そこがまた夏の家っぽくて良い感じかなと。
星形の中心部はこんな感じの中庭スペース。
下はウッドデッキになっています。
各棟の中心にこういった内と外の中間的なスペースを作ることで、家の敷地内に居ながらにして、積極的にアウトドア的な楽しみ方ができるようにしてみたかったんだそうで。
外周にもテラス。
この地域では、そもそも、農業用の建物をこんな風に配置して建てる伝統があって、そこからアイディアを得たんだそうですが、こんな感じに平屋を複数並べちゃうのって、別荘じゃなくて普通の住宅の建て方としても意外とありな気もしますね。
階段が無いというのは、物理的にその分のスペースが不要になるというメリット以外にも、上下の移動が無いという生活動線的な面でのものすごく大きな各種メリットが得られますし、例えば将来的にバリアフリー住宅にリフォームする必要が出てきたりしたときにも楽に対応できたりもします。
耐震性を考えた場合にも、2階建てよりは平屋のほうが倒壊しづらい傾向がありますので、この部分も、地震大国日本としては大きなメリットの1つに挙げることが出来そうです。
2階建てと平屋×2棟で同じ床面積を確保しようとした場合、当然2階建ての方がコスト的に安く上がるのは確かですけれど、建て方を考えれば、コスト的にもそこそこ良い勝負ができる程度まで持ってくることもできると言いますしね。
何よりも、平屋の家の周りの風景って、建物の圧迫感が無くて、空がすごそこにそのまま広がっている感じがして、独特の開放的な素晴らしさがあると思いません?
土地的な制約が許すなら、こんなお家、是非いつか建ててみたいかも。
5棟建てるのは流石にちょっと無理かな……。
( via arch daily )