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【並んでお勉強】子供部屋、もしくはワークエリアの横長デスクの距離感



ウチには子供が二人いまして、今はまだまだ小さいんですが、そのうち子供部屋を作って勉強机を並べてあげなきゃな、とか考えてます。

二人だとどのくらいの広さが必要なんだろう、とか、机のレイアウトはどうするのが良いんだろう、とか、色々考えるんですけれど、こんな感じが良いかもしれません。

机を別々に置くと、レイアウト的なものも難しくなりますし、その結果、なんだか距離が離れちゃったりして寂しい感じになったりしたら嫌ですしね。
年齢にもよるとは思いますけれど、ずっと今みたいに仲の良い兄妹でいてくれたら(いてくれると思ってますけれど)、このくらいの距離感で並んで、二人でそれぞれ宿題をやったり、思い思いの本を読んだりというのが良いかなと。
これに加えて本棚、クローゼット、ベッドくらいがあれば小学校卒業くらいまでは大丈夫そうな気がします。
この「近さ」がベストなのかどうかは別として、こんな感じで「近くにいるけれど、それぞれ別々」「別のことをしているけれど、近い」みたいな、絶妙な距離感を保てるレイアウトを考えてあげられたら良いなと思います。
もう一つ、似たような「二人並べる横長のデスク」をご紹介しておきたいと思います。
こちらは子供部屋では無く、ワークデスク、「夫婦共有の書斎」みたいな感じのスペースなんですが、これは中々良いなと。
手前にはミシンが置いてあって、こちらが奥様、奥のPCが置いてあるところがご主人、という感じでしょうか(先入観バリバリのイメージですいません…。今時は逆の可能性もありますよね)。
奥には子供用のハイチェアも置いてあったりして、夫婦ともにやらなきゃイケないことがあったりしても、家族3人でこのお部屋に来て、それぞれが思い思いのことが出来るようになっているわけです。
これは本当に良いアイディアなのかも。
どこのオタクもそうなのかどうか知りませんが、少なくとも僕のウチでは、書斎は基本僕専用の部屋になってまして、そこにクローゼットがあって、別にもう一箇所、妻用のウォークインクローゼットがあって、で、妻がミシンなんかを使うのはリビングにある幅4mくらいの横長カウンターで、という感じで、家の中の各リソースが家族ごとに細切れになってるんです。
確かに書斎を一人で使えるのは静かで良いんですが、よく考えたら、こういう風に家族みんなで使える書斎というかワークエリアのようなお部屋を作ってしまうというのは、上手に考えれば、スペースを効率的に使うこともできますし、家族みんなで一緒に居て、且つ、それぞれが自分のやらなければイケないことができるという、絶妙な距離感を実現できる空間にできるのではないかと。
「子供も一緒」というのがかなり面白い感じがしますね。
よく考えたら、子供たちがお勉強をする時間と、僕が自宅で仕事をするような時間というのもあまり重なっていない気もしますし、将来は思い切って、書斎をこんな風に「4人の仕事部屋」みたいな感じにしてみるのも面白いかも。

【落ち着きそうで良い感じ】狭い書斎の「作り方」



狭い書斎の「使い方」では無くて、「作り方」です。

書斎というのは生活上必要な「ツール」なわけですから、「そのエリアをどうやって使うか」が「そのエリアをどう作るか」に直結するわけです。
つまり「作り方」≒「使い方」であるべきなわけですが、このオタクの場合は、極めて能動的に、狙ってこの「狭さ」を実現しているので、敢えて「作り方」とさせていただきました。
だってこの家、外観はこんな感じの大豪邸で
中にはこんな長ーい廊下がありまして、
おうちの中はどこも広々、
お風呂に至ってはこんな広大なスペースになってるんですが、
書斎はいきなりこんななんです。
横幅はせいぜい1.5mくらいと極限まで狭く、そして長さはそれと対照的に7〜8mはあろうかという…。
この幅の狭さは相当な包まれ感と落ち着きを産んでくれそうですし、それに対して、これだけ長さがあると、視界が抜けていてデスクに腰掛けたときの気分は相当良いのでは無いかと。
こういうレイアウトにすると、全てのモノが手に届くエリアに収まって、使い勝手も良さそうです。
いくらでも広い書斎を作ることができるのに、敢えて狭い細長な書斎を作っているわけで、こういうのを「作る」というのかなと。
「限られたリソースをどう活かすか」という視点からレイアウトを考えたりするのも当然大事なことだと思いますが、そういった物理的、機能的な要求や制約事項に対応する目的だけでなく、「必要なもの」「欲しいもの」を色々な視点から考えるというのも大事ですよね。
( via design milk )