このバスルーム、素敵ですね〜。
高層ビルを見下ろすロケーションに、ガラス張りのパノラマビュー。こちら、ニューヨーク ブルームバーグタワーのペントハウスのバスルームでして、そりゃ素敵過ぎるくらいに素敵で当たり前なわけですが、その中でも何が良いって、このバスタブの向きが良いですよね。
どんなバスルームだって、バスタブは縦に向けるか横に向けるかのどちらかの配置しか無いわけで(中には「斜め」というお宅もあるかもしれませんけれど…)、このバスルームの場合には「縦」のパターンなわけですが、これ、やっぱり、「横」じゃなくて「縦」であって欲しいなと。
だって、もしもこれが「横」に向けてあったら、バスタブに身を横たえたときに目に入ってくるのは「壁」ですからね。だけど、幸いにしてこのお宅のように「縦」に向けてあれば、湯船でリラックスしたときに自然と目に入ってくるのは「空」ですから。
こんな素敵なバスルームをデザインする方ですから、当然そこら辺に抜かりがあろうはずも無いわけですけれど、こういうの、やっぱ良いなと。
こんな素晴らしいお宅にお住まいの方というのは、世の中の極々限られたほんの一部の方だけだと思いますけれど、例えそこまで恵まれた環境で無くたって、大切なのは「楽しむ気持ち」だと思うんですよね。
自宅がペントハウスじゃなくても、バスルームが1620サイズのユニットバスで、壁も当然、全面ガラス張りのパノラマビューじゃなかったとしても、その環境を最大限に活かすためにはどんなやり方があるのか、そこに何か楽しめそうなものが無いか、どうしたらもっと良い形にできるのか、そういったことを考えて、ちょっとしたことでも少しづつアイディアを出して、それを実際に形にしていくことで、何の変哲もない普通のお宅でも、「住む」ということを楽しむことは十分にできるはずですもんね。
そういうことを、より多くの方がより手軽に実行に移すために、「アイディアの種」的な何かをお届けできたり、何らかお役に立てることがあれば嬉しいな、と思ってこのサイトを運営しているわけですが、気の利いたポストの1つもできないグダグダの状態のまま、気がつけばもう本当に今年が終わってしまう時期になってしまいまして、今年も結局皆様にお世話になりっぱなしの1年だったなと…。
2014年も色々とお世話になりましてありがとうございました。来年もこんな調子で、できればもう少しパワーアップしつつやっていけたら良いなと考えておりますので、どうか見捨てず引き続きお引き立ての程、よろしくお願いいたします。
それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
とか言いましたが、もしかすると、年内もう1ポストくらいするかも知れませんが…。
( via ADRIAN WILSON )
「開放感」タグアーカイブ
アルミの壁と格子窓と梯子のある細長いバスルーム
このバスルーム、良いですね〜。
細長くかなりコンパクトな作りですけれど、タイル張りの床にアルミを合わせたシャープな感じと、右側サイドを全面格子窓にした明るく開放的な雰囲気の組み合わせがかなり素敵かなと。
手前に写り込んでる木製の梯子が、またまた良い味出してくれてますよね〜。
これ、僕はあまり馴染みがなかったんですけれど、古い梯子を探してきて、タオル掛けやハンガーラック代わりに使うのって、世の中的には結構やってらっしゃる方がいらっしゃるようで…。
そういえば以前にご紹介したこちらなんかも、それに近い感じありますもんね。
普通のラックや椅子を使うのに比べると比較的奥行きも必要としませんし、使わないときには壁にピタッと寄せておいたり、倒しておいたりすることも出来ます。そういう意味では、狭めのバスルームや、バスルームに限らずスペースを節約したいシチュエーション、狭小住宅なんかでも活躍してくれるアイテムなのかも。
コンパクトなバスルーム1つでも、その気になればこれだけ色々と楽しめてしまうわけで、色々と考えてそれをきちんと実行してみるのって大切なことなんですよね。
( via decormag )