このデイベッド、良くないですか?
大きな窓の作られたこの勾配天井の下の空間で、コーヒーでも飲みながら本を読んだりゴロゴロしたり。
幅1.5m程度の、本当にちょっとした隙間的なスペースですけれど、何だかとっても落ち着いて寛げそう。
とんがった先っぽにも、小さな窓がもう1個作ってあったりして。
こういうの、ちょっと面白くて良いですよね〜。
しかもこのデイベッド、実は、ニューヨークの高層ビル街にある、こんなペントハウスの更に最上階、本当の先っちょ部分に作られてたりして。
狭〜い隙間スペースに作られた、包まれ感のあるこじんまりとしたデイベッドエリアに身を横たえると、窓の外にはこんな摩天楼が広がっているわけです。
このギャップ、僕の貧弱な想像力ではとても想像しきれませんが、実際にココに行ったらさぞや凄いものを味わえるのでは無いかと。
正直言うと、高層マンションにはあんまり憧れとかもありませんし、どちらかと言えば、あんまり住みたく無いなと思ってるくらいですけれど、こういうところなら住んでも良いかも。
というか、もしも住ませてくれるなら、今の自宅を明日引き払っても良いですが。
( via David Hotson_Architect )
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【楽しく住めそう】中庭がつなぐ2つのリノベーション棟
シカゴ西部のこちらのお宅、作りがちょっと面白いかなと思ったのでご紹介させていただきたいと思います。
この建物、元々は下にガソリン貯蔵タンクが埋設されている倉庫だったんだそうで、それを、こちらのお宅に住むフランシスさんとジェームスさんカップルが買い取ってリノベーションしたんだそうです。
うなぎの寝床状の細長い土地の広さは約3,000スクエアフィート≒85坪弱。中心には中庭。その両端に、2つの建物が渡り廊下で接続されたような形で建っています。
片方の建物はオフィス兼作業場棟。
ゆったりと作業が出来そうな、大きなアイランドカウンター的なワークデスクが素敵です。
渡り廊下に作られた大きな作り付けの本棚も良いですね〜。
オフィス棟の上は緑化されてまして、ソーラーパネルと蓄熱パネル、雨水の回収/再利用のための水槽も設置されています。
水槽に貯められた水は蓄熱パネルの熱を使って予熱され、シャワーなどに使用することも可能。この屋上の設備に寄って、自宅で使用するエネルギーの10%〜20%をまかなっているんだそうです。
もう一方の建物へは、中庭を通ってでも、1階の渡り廊下を通ってでも、また、屋上からでも行くことが出来るようになっています。
もう一方の建物は、リビング・ダイニング・キッチン&ベッドルーム。
リビング・ダイニングの上は大きな吹き抜けになっていまして、その吹き抜けに面して、中二階的なベッドルームが作られています。
中庭に面する部分は全てガラス張り。コレはかなり開放感があって気持ち良さそうですね〜。
コンパクトながらも2棟の建物が建っていながら間取りは3LDKという不思議な作りではありますが、ともかく住んでて楽しそうな家かなと。
でも、85坪の土地に建物が2つって、日本の感覚で冷静になって考えたらかなりの贅沢な作りですよね。下手したら、都市部の狭小住宅2軒分って感じかもしれないくらいですもんね……。
( via The New York Times )