このリビング・ダイニングの雰囲気、素敵じゃないですか?
リビングエリアとダイニングエリアの間を仕切る窓付きの内壁が良いですよね。
大きめの窓から入り込んだ光が、暖かみのある白い板張りの壁と床に反射しつつ、室内の隅々まで柔らかく流れこんでくるこの感じ、最高なのでは無いかと。
こちら、ノルウェーのエリクセンさんというご夫妻のお宅でして、日光を最大限に有効活用して明るく開放的な空間を作り出すことを意識して自らデザインしたんだそうで、窓の作り方が結構面白かったりします。
例えば、上記の写真の左側のエリアは、上のフロアへとつながる階段下のスペースになってるんですが、ここにもちょっと変わった窓が。
リビングと階段室の間に高窓を作り、階段室にも窓を作ることで、階段エリアからの光がリビングに回り込んで差し込むようになってます。
この窓、良いですね〜。仮に「ここに窓があったら良いかもな」と思ったとしても、なかなか本当には作れないのでは無いかなと。
壁際のデイベッド的なエリアにも、頭の脇のあたりに、ちょっと変わった方向に窓が作ってあったりします。
ここに窓を作るという案は、1番目2番目3番目くらいまでには、間違いなく出てこないですよね。
バスルームには、バスタブに身を沈めた際にちょうど真正面に来る位置に、大きな天窓が。
この天窓から星空とかを眺めながらお風呂に入ったら、きっと気持ちが良いでしょうね〜。
これ、これまでに何度も感じたことがあることなんですけれど、北欧の方のお宅に取り入れられた、日光を余すところなく有効活用するための様々な取り組みって、本当に素晴らしいものが沢山ありますよね。
それって、気候とか冬場の日照時間の短さというような地理的条件の中で育まれてきた文化や経験的なものが多々影響しているんだと思うんですけれど、こういったものの良い部分を、日本の気候や各種条件に合わせつつ上手に取り入れて応用することができたら、日本で家を建てる際にも、色々と面白いものが作れたりするんじゃないかなと。
( via THE STYLE FILES )
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【区切って作る】包まれ感溢れるロフトの下のリビング
天井を高く作れるお家だったら、こういうのも良いですよね〜。
リビングの一画にロフトを作り込んで、下をリビング、上をベッドルームにしてあるわけです。
ロフトの上のベッドルームも、秘密基地みたいで、何だかちょっとワクワクする、かなり良い感じのスペースになってくれてると思うんですけれど、何が良いって、ロフトの下のこのリビング、最高じゃないですか?
程よく包まれ感があって、落ち着いてのんびりと過ごせそうなこの雰囲気。家って、単に広々としてれば良い訳じゃ無いどころか、どちらかと言えば、「いかに区切って、こじんまりとした心地良いスペースを作りこめるか」ということが一番大切なポイントなんだということを、改めて確認させられるような写真かなと。
( via aupairmeisje.com )